各地域リーグのチャンピオンが集うふるさとドリームマッチで、初戦に勝った機械研は、茨城町代表チームとベスト4かけて戦うこととなった。場所は、古河市サッカー場と遠いが。今回も多くのメンバーが集まってくれた。堀越選手の彼女からは、メンバーに差し入れの飲みものを提供していただいた。「俺の嫁は、絶対にしないわ。。。」、「そうですよね。。。」誰とは言えないが、堀越選手は試合でゴールをゲットするだけでなく、プライベートでもとてもいい人をゲットしているようである。
櫻庭選手、浦選手が欠席となったため、村松選手が初キャプテンとなった。「がんばりましょう!!」気の利いたコメントではなかったが、真剣さは伝わってくる。
相手チームの登録できてない人を出場させてもよいか、もし断れば相手は10人での戦いになるけど?と、審判団から判断を求められる。これに対して心が広い機械研は、もちろん、出場してもらっていいとの返事をした。対等に試合ができることを望んだ。
しっかり守りを築いてくる相手に対して、やや慎重な試合の入りをした機械研。なんどか前線にカウンター気味のパスを出されるも、最終ラインを構成する村松選手、斉藤選手、堤選手、女屋選手の4バックは、鋭い出足でパスカット、タックルで防ぐなど、とても意識が高いディフェンスを行った。
機械研 1点目
前半12分。猪鼻選手からの長距離フィードで前線に。密集したところで大西選手がヘディングで競り勝ち、こぼれたボールを徳田選手がコントロールして、すかさずシュート。試合を有利にすすめる先制点が決まった。
機械研 2点目
前半25分。右サイドに位置する前田選手が中をみてクロスをあげるも、そのままボールはファーサイドでゴールに吸い込まれ、ミドルでのゴールが決まった。普段寡黙な前田選手は、ベリンガムさながらの仁王立ちポーズを決めた。これは、クロスではなく、狙ったシュートであったのであろう。
機械研 3点目
前半29分。右サイドの林田選手からゴールまでにグランダーの素早いクロス。これに飛び出した堀越選手は、きっちりと当ててゴールを奪った。
効果的な時間帯に3点のゴールを決め、前半を3-0のリードで終える。
順調な試合運びをしている機械研は、ボールをよく散らしてリズムを作っていた大西選手から克来選手、よく走って要所要所に顔を出していた藤田選手に代えて野本選手を投入し、4-4-2とフォーメーションとした。この二人がベテランとなるチーム構成は、これまでにない選手層である。さらに、10分が経って、抜群の運動量を見せていた女屋選手から谷利選手を投入した。
機械研 4点目
後半20分。谷利選手が前線に走り込んだ野本選手にロビングボールでパス。これをキープした野本選手がツートップの一角、堀越選手にパス。うまくトラップした堀越選手は豪快にゴールに蹴り込んだ。機械研の多彩な攻撃に、相手DFは、追従しきれなくなってくる。
機械研 5点目
後半21分。間髪入れずに堀越選手のゴール。またもやハットトリック達成!
機械研 6点目
後半33分。右サイトで流れてパスを受けた堀越選手。ツートップ一角の徳田選手とのアイコンタクトで、鋭いグランダーのクロス。これを見事に徳田選手が合わせてゴール。相手DFは、このスピード感についてこられない。
機械研7点目
終了間際の後半35分。堤選手が左サイドから中央を伺うと、ゴールまでフリーの堀越選手にセンタリング。堀越選手は落ち着いて、ゴールを決めた。
相手は、枠内シュートがゼロであった。機械研の得点シーンは、どれも瞬時の判断によって行われており、レベルが高い。相手DF陣の集中力が切れて、萎えてしまったことが、大差となってしまったのではないか。
これでベスト4。次も勝って、決勝に駒を進めたいと思う。
文責:廣瀬会長
前半(フォーメーション)4-2-1-2-1
堀越
徳田 林田
前田
大西 藤田
堤 村松 斎藤 女屋
猪鼻
後半(フォーメーション)4-4-2
徳田 堀越
克来 前田 野本 林田
堤 村松 斎藤 女屋/谷利
猪鼻
MVP
堀越選手
試合後の審判と彼女からの差し入れ。試合の4得点を含めて大活躍の一日であった。
MIP
前田選手
ベリンガム前田、イブラヒモビッチ前田という言葉を生み出した得点とポーズ。
機械研 |
|
テントラーズ |
★得点者★ | ||
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時間 | 得点者 | アシスト |
前半 | 徳田 | - |
前半 | 前田 | - |
前半 | 堀越 | 林田 |
後半 | 堀越 | 野本 |
後半 | 堀越 | - |
後半 | 徳田 | 堀越 |
後半 | 堀越 | 堤 |