今期のYAMは負けなしで全勝の首位。対する機械研は一つ試合が少ないものの、勝ち点差が6、得失点差は12と大きく引き離されている。優勝するためには、この試合を含めて残り2試合に勝ち、かつ大量得点を得なければならない。とても重要な試合となった。
機械研 1点目
試合開始から緩く入ったように見えるYAMにカウンターパンチを浴びせる機械研。自陣でボールを受けた川村選手は、ターンからドリブルを開始。テクニックを見せてペナルティーエリアまで運ぶと、斜めに走り込んだ克来選手にパス。これを受けた克来選手がディフェンダーを背負いながら川村選手にボールが渡るとそれをシュート。相手キーパーが取り損ねたのをすかさず、堀越選手が押し込んで先制点をゲットした。
YAM 1点目
相手のパス回しから空いた左サイド選手に渡る。これに対して、キーパーの猪鼻選手が飛び出し対応するもかわされてシュートされる。ゴールの枠に入ったシュートを戻る機械研のDF陣がブロックに飛び込む。堤選手が体に当ててコーナーキックに逃れることができたが、判定はハンドでPKを与えてしまった。腕が閉じた状態で当たったので、PKではないように見えたのだが。。
PKに対して、キーパーの猪鼻選手が見事に止めたが、弾いたボールに相手が詰めて決められてしまった。弾いたあとのこぼれ球への対応は、約束事としてきちんとやるべきである。
廣瀬会長: ええっ!? もったいない。せっかく止めたのに。
桑原総監督: あれは、スライディングでコーナーに逃げないと、俺が前にそうしたように!
谷水選手: おおっ、あったな!!
廣瀬会長: ・・熱いね。オヤジ達。
機械研 2点目
右サイドバックの林田選手がボールを受けてゴール前の様子をみてクロスを入れる。そこに走り込んだ堀越選手がバウンドに上手く合わせてボレーで蹴り込んだ。追加点が機械研に入り、2-1と機械研がリードする。
その後も、相手にプレッシャーをかけ続けて、最後まで走りきった選手達を褒めたい。
前半からの疲れがあるのか、相手はカウンターのみの攻撃となる。ボールを支配した機械研は、数人でのハイプレス、堀越選手、克来選手の動きだし、川村選手のドリブル突破など、相手がいやがるプレーができてきた。さらに、複数のパスコースを作り出し、2列目、3列目が攻撃に加わることで、チャンスを多く作り出せてきた。
DF陣の粘りもいい。失ったボールへの寄席も前半と同様に意識を高くして食らいつく姿勢が随所に見えた。外で見ていても面白い試合であるし、中でプレーしている選手達はもっと楽しさを感じていたに違いない。
試合は、チャンスを活かせずこのまま終了し、2-1での勝利となった。
このあと、つくば市代表として、地域チャンピオンズリーグとなる「ふるさとドリームマッチ」への初参戦が決まった。創部以来の快挙である。電総研が過去優勝したこともあるが、つくば市はこれまで苦戦をしてきている大会である。さて、どこまで勝ち上がれるのか、楽しみである。
文責:廣瀬会長
前半(フォーメーション)4-2-3-1
堀越
克来 前田 川村
斉藤 浦
徳田 村松 堤 林田
猪鼻
後半(フォーメーション)4-2-1-3
堀越 ニコ
克来 前田 浦 川村
野本 斉藤 堤 林田
猪鼻
控え 廣瀬(オヤジ)、谷水、桑原
MVP
堀越選手
見事な決定力。この男の2点がなければ勝てなかった。
MIP
川村選手
ドリブルで崩し、パスで間合いをとり、相手を置き去りにする。ほとんどのプレーで相手を翻弄。
機械研 |
|
YAM |
★得点者★ | ||
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時間 | 得点者 | アシスト |
前半 | 堀越 | - |
前半 | 堀越 | 林田 |