今期の学園リーグ戦では11-1と勝った相手のトーベン。しかしながら、カップ戦独特の夜の遅い時間帯で、合計40分。遠くから参加しているメンバーが、今回は出られない人が多く、残ったメンバーで勝ち上がることを狙った。
いきなり、三宅キーパーがゴールを防いだ試合となったが、機械研のボールの保持率が良く、連動の中でのサッカーを展開することができた。ボールを大切にしつつ、スピード感がある中で、チャレンジするというオトナのサッカーが見事に具現化できた。
泰地選手が2列目から飛び出し、そこにボールが出て、キーパーと1対1となるが、落ち着きすぎたのか、戻ってきた相手に後ろからのスライディングでカットされてしまう。 真ん中に動いた廣瀬オヤジ選手にくさびのボールが渡り、そのままドリブルでキーパーと1対1に。これを右に外してしまい、ゴールならず。
左MFの野本選手が飛び出し、相手DFを背負いつつも難しい角度からシュート。それが見事に決まり先制点を決める。
斎藤選手が倒されて得たフリーキックは、廣瀬オヤジ選手が壁を越えて落としたものの、横っ飛びされてキーバーに弾かれてしまう。
武安選手のミドルシュート。桑原選手、徳田選手のオーバーラップ、クロスも効果的であり、試合を支配していた感じで前半の20分を終えた。
後半
後半になって相手が若手へ交代させて動きの量を増やしてきたため、前半はできていた真ん中でボールを奪取することができにくくなり、機械研は守備に回る時間帯が増えてきた。
相手コーナーキックが斎藤選手に当たり、これがいいコースに飛んでしまって、オウンゴール。1―1の同点となった。
ここで、今回のメンバーは、粘りを見せる。シュートを打たれる際の最後まで体を張ったプレーは凄まじく、桑原選手がスライディングでシュートブロックと、あれで骨折したことを忘れたかのプレーをするなどがあった。ボールを取れないまでも、MFとDFが複数人でプレスをしかけ、相手を自由にさせないプレーを続けることができていた。こうしたプレッシャーを与えることで、相手のシュートは枠外となり、枠内であれば、体を張って止めることができていた。
右からのコーナーキックに斎藤選手がヘッドで競り勝つも、枠内にボールが行かず。互いにチャンスをものにできず、試合は同点のまま終了した。
武安キャプテンがジャンケンで負けたため、次の2回戦には進めず残念ではあったが、個人とチームの動きは良く、いいサッカーができたと思える。いくつかのチャンスをものにしていれば勝っていた試合だったのではないかと悔やまれる。
文責:廣瀬会長
前半(フォーメーション)4-4-2
廣瀬 泰地
野本 斎藤 栗原 武安
徳田 山村 藤田 桑原
三宅
後半(フォーメーション)4-4-2
廣瀬/髙橋 泰地
野本 斎藤 栗原 武安
徳田 山村 藤田 桑原
三宅
MVP
野本選手
難しい角度からの唯一の得点
MIP
桑原選手
骨折したことを忘れさせるスライディングでのシュートブロック
機械研 |
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トーベン |
★得点者★ | ||
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時間 | 得点者 | アシスト |
後半 | 野本 | - |