今期の初試合は、昨年度のつくばカップで揉めた因縁の相手、つくばインテル。外国人特有のパワーとスピードを兼ね備えたチームである。機械研は、参加メンバーの強い気持ちが試される試合であった。
機械研は、4-3-3での新しいフォーメーション。試合は、機械研がキープして進めることができたが、ここぞというときのパワーとスピードはやはり凄いつくばインテル。カウンターでの攻めを受けるときに必死で守る機械研であるが、事前の大石選手の声がけにより、YouTube動画で予習を行った成果がでているようであった。
しかしながら、開始早々の10分で、アクシデントが発生する。櫻庭選手兼監督が肉離れで戦列を離れてしまった。代わって、徳田選手が投入された。がんばりどころの機械研であった。
1点目 得点が欲しい機械研。初試合のGK猪鼻選手のロングフィードに、久しぶりの参加である櫛田選手が前方にヘディングで落とす。これに走り込んだ克来選手がドリブルを開始。相手をかわしつつ、ゴールに向かってシュート。これが見事に決まり先制点を奪取した。
2点目
追加点も猪鼻選手が作り出す。グラインダーのキックをハーフウェーライン当たりで受けた女屋選手がドリブルで右サイドを駆け上がり鋭いクロス。これに合わせた克来選手が見事に決めて2点のリードとなった。
3点目
中盤まで上がった野本選手がパスを受けて、走り込んだ浦選手にスルーパス。これを受けた浦選手はドリブルシュート。これが豪快に決まって、3点目とした。
4点目
さらに、手を抜かない機械研は、前線で野本選手が克来選手にパス。これを受けた克来選手は前田選手に折り返す。前田選手は、打つと見せて横にいる櫛田選手にパス。これを受けた櫛田選手は右足でゴール左隅に技ありのシュートを決めた。これで前半4-0とリード。さすがブンデスリーガで輝いていた男である。
ここで、気を落とさないのがインテルつくば。同じような形で相手の右サイドから2点をゲットされて、前半は4-2となって終了した。
途中交代で出場した徳田選手だが足を痛めて交代。これに代わって大石選手が出場となった。
前半での問題点をお互いにコミュニケーションを取っていた。
5点目
得点が欲しい時間帯に、ハーフウェーラインからスローインを克来選手がドリブルで持ち込み相手を数人かわしてゴールを決めきった。これで、ハットトリック。昨年度の得点を最初の試合で更新した
6点目
女屋選手が右サイドをオーバーラップ。そこにパスが出てつながるが、谷水選手がスルーして相手を引き付けていたことを挙げておく。これに対して、女屋選手は鋭いクロスを出す。これに飛び込んだニコ選手が決めて6点目となった。これで試合終了。初戦を6-2の快勝で終わることができた。
この試合では全員がそれぞれの役割をこなし、相手とのパワー勝負にも当たり負けをせずに体を張っていた。初出場の藤田選手、猪鼻選手、久しぶりの櫛田選手もマッチしていた。随所に見れるコミュニケーションも良く、この試合を見ている限り、どこにも負けない横綱試合をしていたといえる。試合に参加したメンバーは、みんな手応えを感じていたのではないか。さて、今期はどこまでいけるのだろうか、楽しみである。
文責:廣瀬会長
前半(フォーメーション)4-1-2-3
克来 ニコ 女屋
櫛田 浦
前田
野本 櫻庭/大西 藤田 大西/徳田
猪鼻
後半(フォーメーション)4-1-2-3
克来 ニコ 櫛田
大石 前田
浦
野本 櫻庭 藤田 女屋
猪鼻
MVP(ハットトリック。覚醒か!?)
克来選手
MIP(キーパーからのほぼ2アシスト)
猪鼻選手
大石選手: (ベンチにて)いやあ、キーパーが凄いとチームがほんと良くなりますよね!
徳田選手: そうですよね!
谷水選手、三宅選手、廣瀬選手: おいおい、ちょっと待て!!
普段は、俺らがキーパーやってたんやぞ。
ケンカ売っとるのか??
谷水選手: つくばナンバーワンは俺やぞ!!
大石選手: いやあ、感動しまして。。。
全員: ・・・そうだよね(笑)。あのプレー見て、感動もんやわー。
やっぱ、キーパーがいいとチームが変わるわ。
(近くにいた和台の選手): いいの取りましたね。うらやましいですわ。
機械研 |
|
インテル |
★得点者★ | ||
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時間 | 得点者 | アシスト |
前半 | 克来 | 櫛田 |
前半 | 克来 | 女屋 |
前半 | 浦 | 野本 |
前半 | 櫛田 | 前田 |
後半 | 克来 | - |
後半 | ニコ | 女屋 |