一部の高エネ研に勝利したガマーズとの対戦となった。22年前の10月10日を思い出し、機械研は黙祷を捧げることから始めた。自分たちのサッカーを行うことで必ず勝利の女神が微笑むと信じて試合に挑んだ。
序盤から機械研の形がとても良い。セカンドボールへの対応がとても早い。ディフェンズの前への意識が高く、相手のパスも予測をした動きができていた。
1点目
栗原選手のマイナスのパスに対して、浦選手はペナルティーエリア左から挨拶代わりのミドルシュート。これが相手選手に当たるも、そのままゴールに吸い込まれていった。見事な先制パンチとなる1点が生まれた。
2点目
左サイドの小松選手がグラインダーで強いパスを中へ、茶園選手がこれに合わせてゴール。2点目が機械研に入った。
ゴール前に攻め込まれるも村松選手の個人技でボールを奪取。谷利選手は前後を自由に動き回り、入松川選手も堂々と長短のパスを繰り出していた。谷水選手もクロスを手ではじき出すなど、ディフェンス陣の落ち着きが素晴らしい。相手の戦意も徐々に消失していっているように見えた。
3点目
ハーフウェイラインそばの海野選手のフリーキックが、前に走り出す茶園選手に。これをドリブルで切り込んでいく茶園選手は、なんとクライフターンを。。。 まるで、常本選手が乗り移っているかのようなプレーでシュート。惜しくも右ポストに嫌われてしまうが、これに詰めた野本選手がしっかりと決めた。
谷水「相手チーム、シュートなしだろ!」
ベンチ「おお!そうじゃないですかね。。」
谷水「おれさ、つくばエリアナンバーワンキーパーを狙っているからな!」
ここまで失点0できているのか谷水選手の声のトーンが高い。
4点目
茶園選手の右サイドからのロングフィードを野本選手がヘディングで合わせて綺麗なゴールを決める。
5点目
浦選手が縦への強いスルーパス。これを受けた茶園選手は相手の前に体をうまく入れてそのままシュート。これが決まり、5点目が入る。
6点目
浦選手がゴール手前の狭いところをドリブル。3人、4人とかわしてシュート。個人技でゴールをこじ開けた。
今回、若い連中の大活躍で得点シーンは生まれたが、半分の時間であったオヤジ連中も全力で試合に臨んでくれた。栗原選手、桑原選手、海野選手の運動量は、味方をずいぶん鼓舞したに違いない。小松選手もダイエットに成功した効果が走りに見て取れた。
さて、谷水選手の思惑どおり無失点でのベスト4。
念願のつくばナンバー1まであと二つだ!!
MVP:浦選手
強烈な先制パンチや、疲れた相手の度肝を抜くドリブル。2得点1アシストは、素晴らしい。初年度から、打て打てと言ってきた総監督の宿題もクリア。もはやなにも語るまい。
MIP:高田(キャプテン)選手
試合終盤の野本選手の足がつったのをみて、試合時間残り3分前から着替えを始める。残り2分でメンバー表記入とカードを発掘し、残り1分で選手交代を第4審に進言。さあ、もうあとは声をかけるだけとなった時点で、試合終了。。
笑いの渦が。。
高田選手、ベンチに居ながら、最後まで戦い抜く気持ちは誰にも負けていない。
文責:廣瀬総監督
前半(フォーメーション) 4-4-2
茶園 野本
小松 浦 栗原 小泉
谷利 入松川 村松 海野
谷水
後半(フォーメーション) 4-4-2
茶園 武安
野本 浦 入松川 金井
谷利 山村 村松 桑原
谷水
機械研 |
|
ガマーズ |
★得点者★ | ||
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時間 | 得点者 | アシスト |
前半 | 浦 | 栗原 |
茶園 | 小松 | |
野本 | - | |
後半 | 野本 | 茶園 |
茶園 | 浦 | |
浦 | - |