16チームでの参加となったつくばカップ。コロナ禍の影響で学園リーグが消滅してしまった今期、ぜひとも上位に食い込んで、機械研は強いという印象を残したい。
相手チームは、TCU FC (Tsukuba Chinese United FC)という、昨年度4部3位と新規に参入した対戦経験のないチームである。
機械研は、充実の17人体制で試合に臨んだ。夏の練習の成果を見せる時である。
試合が始まったが、序盤から優勢の機械研。ほとんどハーフコートでの試合運びを行うことができてはいたが、相手の守備意識が高く、ギリギリのところでカットされたり、クリアされたりしていた。機械研は左右にボールを回し、好機を何度か作ったものの、前半14分まで無得点であった。
1点目
桜庭選手が左サイドからクロスを上げると、これが相手選手の手にあたりPKを獲得。大石選手が冷静に決めて待望の先制点をゲットした。PKの判定に納得できないのか、エキサイトした相手選手は、この後、1人がイエローカードを受ける。
2点目
前線に上がった野本選手が大石選手にボールを落とし、これを大石選手がシュート。2点目となった。
3点目
高田選手が左サイドからクロス。これを小泉選手がヘディングで合わせてゴールをゲット。十分な役割を果たした小泉選手は、得点を取った直後の前半25分に克来選手に交代した。
4点目
克来選手がゴール前左サイドでボールをキープ、そのまま2人、3人と抜いてシュート。見事ドリブルシュートを決めた。
5点目
2点目の再現のようである。野本選手が大石選手に落とし、それを大石選手がシュートで決める。これで大石選手は前半でハットトリック達成となる。
攻撃陣の活躍により、前半は5-0と大差をつけることができた。
後半に入っても機械研の攻撃が続く。
6点目
武安選手が持ち込んでシュート。これが見事なゴールとなる。
ここで、奥村選手を投入
7点目
奥村選手がシュートをしたがポストに当たって跳ね返り、これを拾った相手選手からボールを奪った浦選手がそのままミドルシュートで決めた。
後半20分で、大石選手から廣瀬選手に、野本選手から柏木選手に交代。
8点目
桑原選手と柏木選手のワンツーから桑原選手が右サイドからクロス。これに走り込んだ廣瀬選手が右足で合わせてゴール。
9点目
奥村選手から右サイドの武安選手に。そして武安選手は中へクロスを上げる。これに走り込んだ高田選手がスライディングシュートで合わせてゴールをゲットした。
10点目
克来選手が相手ボールをカットして、そのままドリブル、1人交わしてシュート。10点目をゲットした。
相手は四部のチームとはいえ、最終的には二桁得点を取れたのはよかったといえる。これでベスト8。これからの戦いに、各自備えていこうではないか。
MVP:大石選手
膠着状態を打破する先制点。さらにハットトリック。調子が上がっている。
MIP:廣瀬(オヤジ)選手
投入後の得点は50歳の記念ゴール。その後、ボールに乗っかって足をくじいたおまけ付き。
文責:廣瀬総監督
前半(フォーメーション) 4-4-2
小松 大石
小泉/克来 浦 栗原 野本
高田 櫻庭 谷利 海野
谷水
後半(フォーメーション) 4-4-2
小松/柏木 武安
克来 浦 大石/廣瀬 野本/奥村
高田 櫻庭 谷利 桑原
谷水
機械研 |
|
TCU FC |
★得点者★ | ||
---|---|---|
時間 | 得点者 | アシスト |
前半 | 大石 | (PK) |
大石 | 野本 | |
小泉 | 高田 | |
克来 | - | |
大石 | 野本 | |
後半 | 武安 | - |
浦 | - | |
廣瀬 | 桑原 | |
高田 | 武安 | |
克来 | - |