瓦版

(News Letter of MEL Soccer Club)

[やったー点目のゴー ル]

2018/11/19 つくばカップ始まる号 

偽かわらや発行

機械研、2-0で勝利、つくばカップベスト8進出!




2018/11/17 つくばカップ 2回戦 

学園リーグではあと勝ち点2を取れば、1部優勝であった今期。この悔しさをつくばカップで晴らす気持ちで挑んだ。
昨季のつくばカップは緒戦で敗退している機械研。
相手の長峰FCは、体をぶつけて激しくプレーをしてくるチーム。体が細く、背丈の低い選手も多い機械研も球際で負けない激しいプレーが求められた。

<前半>

相手チームがフィジカルでの戦いに、気持ちを込めて向かってくる。予想以上である。なかなかボールを支配できない機械研はいつものようにボールを回すことができない。
双方決定的な場面を互いに繰り返すいい試合となった。
右サイドの猪狩選手のロブを大石選手がボレー。キーパーにキャッチされる。
長い距離の直接フリーキックを大石選手がふかす。
また、長い距離の直接フリーキックを櫻庭選手がふかす。
浦選手のミドルシュートをキーパー弾く。
試合前の練習では、PK練習を行っていた相手チーム。引き分けもひょっとしてあるのかと思われた前半27分。待望の先制点が入る。
 櫻庭選手の右サイドからのクロスを誰も触れず左にそれる。流れたボールを受け取った神谷選手が高田選手にバックパス。高田選手が触ればゴールという絶妙なクロスを入れると、相手選手がわずかに触ってオウンゴールとなり、機械研が先制点をゲットする。 

その後、相手のカウンター気味の攻めも、中央の櫻庭選手、浦選手と、DFの4選手、山村選手、武安選手、桑原選手、高田選手の出だしの良さ、ボール奪取能力が光り、相手に得点を許さなかった。
何度かの決定的なチャンスも、キーパーの武笠選手の思い切った飛び出しにより防ぐことができた。

(廣瀬監督)あの得点は、オウンゴールなの?それとも、高田選手のゴール? 
(高田選手)あれはオウンゴールじゃないです!(俺のゴールです!)
(櫻庭選手)・・・いや、相手選手に当たった音が聞こえた・・・。 
(高田選手)えっ? (桑原選手)相手選手は、「ゴメン、ゴメン」ってキーパーに謝ってました。
(高田選手)ええつ?? みんな味方じゃないの?  
(廣瀬監督)そうか。やっぱ、オウンゴールだったんだ・・。 
(高田選手) いやいや!これは審判に確認しましょう。すぐそこにいるし。 
(桑原選手)じゃあ、確認しようよ、高田さん。 
(高田選手)そうですよね!わかりました! 
(高田選手)(主審に駆け寄り)あのー、得点は僕の得点でオウンゴールじゃないですよね?
(主審(YAM))・・・あれは、オウンゴールです(断言)。
(高田選手)×△☆×凸??? 
(全員) ははは(笑) 
(三宅GM)長らくサッカーやってるけど、ここまで自分をアピールするのは初めてみたわ。   
(高田選手)よし、廣瀬さん、それじゃあ、そこでメモしている4審に声をかけて、私の得点にしましょうよ。(悪そうな顔の高田選手) 
(廣瀬監督)・・・・。ほんとに、こいつはスゴイ・・。一流の人間か、ただのお調子者か・・。

<後半>

高田選手のおかげもあり、緊張がほぐれた機械研は、後半ペースを捕まえることに成功する。激しい相手のプレッシャーにも、頑張って体を張って挑んでいた。
 前半動きが少なかった神谷選手の目の色が変わる。小松選手のクロスに走りこんで合わせると、大石選手のコーナーに頭で合せる。どちらも得点にはならなかったが、機械研の攻めに相手チームの運動量がみるみる落ちてくることとなった。 
 海野選手が前線からのプレスでボールを奪取。そのまま、中に走り込んだ大石選手へのグラウンダーの高速クロス。これに大石選手が追いつき、キーパーの裏をつくゴール。見事な攻めで、機械研は2点目をゲット。リードを広げた。
残り時間15分となって、足がつり、倒れ込んだ櫻庭選手。ベンチのメンバーが数人で運び出す間、廣瀬選手がさっと交代し、人数が少なくなる時間帯を無くした。また、残り五分となり、三宅選手が後半投入の小松選手とうまく時間をつかっての交代。試合の空気を読む、絶妙な選手交代に機械研の老獪さが見えた。
試合はこのまま2-0で機械研の勝利。キーパーが飛び出した無人のゴールに、戻って得点を防ぐというのが2回あったが、それぐらいの気持ちの入ったディフェンス力。こういったプレーをするチームは得点差以上にとても強いと感じることができた。
ベスト8進出、まずは、おめでとう。

MVP:武笠選手
ディフェンス陣の頑張りもあるが、勇気をもって前にでて相手選手に渡さないキャッチング、DFへのカバー。
無失点にできたのは武笠選手の安定感によるものと感じた。素晴らしいパフォーマンスであった。

MIP:高田選手
肩を痛めながらの激しいディフェンス。先制点につながる絶妙のクロス。
本来は、文句なしMVPのはずであるが、ハーフタイムの見事なパフォーマンスによりMIPに。

文責: 廣瀬


前半(フォーメーション) 4-2-2-2 

    大石 野上 

神谷          猪狩

   浦     櫻庭

高田 山村 武安 桑原

      武笠 

 



後半(フォーメーション) 4-2-2-2

    大石 野上/小松/廣瀬 

神谷/柏木       海野

  浦     櫻庭/廣瀬/三宅

柏木/神谷 谷水 山村 武安

      武笠 

 

機械研
2 1 前半 0 0
1 後半 0

長峰FC


★得点者★
時間 得点者 アシスト
前半 OG -
後半 大石 海野

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