瓦版

(News Letter of MEL Soccer Club)

[やったー点目のゴー ル]

2018/06/25 2018 WORLD CUP 日本セネガルと引き分け勝ち点1をゲット号 

偽かわらや発行

機械研、4-0で勝利、つくばカップの雪辱を果たす!




2018/06/23 学園リーグ一部 クリチェイト戦  

前回のつくばカップで負けてしまい、学園リーグも全勝中のクリチェイト。前回の雪辱を果たし、上位陣を引きづり降ろすためには、是が非でも勝ちたい一戦である。 
中盤の支配を高めるために、コンパクトに陣営を整えることを意識した。 全員、ロシアワールドカップを見ているため寝不足の者もいたが、サッカーへのやる気は十分の顔つきをしていた。試合前に集合した、頼もしいメンバーに対して、今回の戦術を説いた。

戦術(1)
(廣瀬監督) 前線の二人は、背丈の低い大石選手と原川選手。ここは、アルゼンチンのメッシとアグエロを参考にして、前線でかき回してみよう。
(櫻庭選手)今、アルゼンチン、だめじゃないですか!W杯で予選突破が難しくなってる・・。 
(廣瀬監督)おおっ!! しまった。それでは、負けてしまう。 
(三宅選手)ダメダメじゃん、それ。

戦術(2) 
(廣瀬監督)もう一つ意識してほしい点がある。相手のエースはつぶそう!! 
(廣瀬監督)試合に出たいならな。 
(谷水選手)監督、ケガの指示しちゃ、ダメじゃないですか? 
(廣瀬監督)いいや、監督は指示していない。選手が勝手にやるんだ。 
(桑原選手)・・・○○大学のアメフト部ですか・・・。
(谷水選手)若い人、ポカンとしているじゃないですか!本気なのかと。
(桑原選手)ちょいちょい、(オヤジギャグを)入れてくるなあ・・・。  

戦術(3) 
(山村選手)廣瀬さん、日本代表のダンディー西野さんに雰囲気が似てると思うんだよね・・。 
(廣瀬監督)いやあ、それ、褒めすぎですよ。タイムリーな話題ですね。 
(廣瀬監督)コロンビアに勝って「サランスクの奇跡」を起こした西野監督。
(廣瀬監督)それに俺は似ているのか・・・。それなら「神采配」俺も出せるかもしれん。 

優れたサッカーの戦術家は、選手の緊張をほぐすために、あえてとぼけて見せることも厭わない。さて、これが選手に伝わったのであろうか。

<前半>

前半、クリチェイトも攻めに来ている。機械研は、前線から積極的にボールを追いかけ、守りも人数をかけて戦っている。大石選手、武安選手、柿谷選手、櫻庭選手、原川選手と、どこからでもシュートに関わる、いいサッカーを展開している。そろそろ得点がほしいと思って試合を眺めていた。
 櫻庭選手が右サイドからクロス。これに原川選手がハーフボレー気味でうまく合わせて、ゴールを決める。機械研が先制点をゲットした。1-0で機械研。 
 高田選手が前線へのロングフィード。これに反応した原川選手が相手DFとの競り合いに勝ち、中にいる大石選手にパス。これを大石選手が決めて、機械研は2-0とリードを広げた。   

(廣瀬監督) 精度がない。クロスを何本も上げてるけど、全部、味方の頭一つ、二つ上のボールになっている。もっと頭にちゃんと合わせられるだろう?(芝生のせいか?) 
(櫻庭選手)・・・それは、FWの背が低すぎるんです!! 
(全員) えっ? 
(大石選手、原川選手) そっち??  
(廣瀬監督)背を高くさせるのは戦術とかの話でもないやろ? 

(谷水選手)・・・シークレットシューズを履かせましょうか? 
<後半>

桑原選手に代えて、海野選手を投入。その他は、そのままのメンバーで後半に挑んだ。 
 後半、相手も疲れてきたのか、機械研のスイッチが入る。幾度かのチャンスはあったものの得点にはならず。攻撃のバリエーションがもっと欲しくなってきたため、15分に、柏木選手、山村選手、谷水選手の3名を同時に投入した。さらに、○○選手の要望にそって背の高いセンターバックの武安選手を最前線に配置した。 
 最前線にいた武安選手がクサビのパスになんとアウトサイドでのお洒落トラップで相手DFを置き去りに。そのままドリブルで持ち込んで、落ち着いてシュート。機械研は3-0のリードを広げた。 
櫻庭選手が右サイドから前線にパス。これをサイドで受けた武安選手は、中へ折り返す。キーパーと交錯ぎみの大石選手は見事これを後ろに流す。走り込んだ柏木選手がシュートし、ゴールを決めた。美しい展開で4-0となった。
(谷水選手) 監督采配、見事的中!! すごいぞ! 
(廣瀬監督) おいおい。
試合中に選手が監督采配について叫んでいる。試合に集中しているのだろうか、まるで観客席にいるようなコメントをしている。 
大石選手のコーナーキックを山村選手がヘッドで合わせるもバーに当たり、ノーゴール。
試合は、機械研が4-0でクリチェイトに完勝した。

 上位陣を引きづり降ろす計画は成功し、クリチェイトに土をつけることができたのは大きい。試合が終わった時の相手の疲れ切った表情を見ていると、テクニックに翻弄され、ずいぶん走らされたと感じているに違いない。さて、これから夏場にかかってくる。運動量がものをいう、機械研のパスワークがますます生きる試合運びになるであろう。この調子でいこうではないか。

MVP:武安選手
ディフェンス面で激しく、裏を突かれた相手にも追いついてカバー。その一方で、FWになると、自ら得点を決め、決定機を何度も作り出すクリエィティブな面も。
MIP:山村選手
相手をつぶせという指令を着実に実行。中盤で相手を押し倒しすことをやってのけた。(ホントにやるか?)。また、次の試合の時、コートから飛び出したボールをバイクで追いかけて取りにいった、奇妙なおっさんの行動。ほんとに印象に残りましたわ。

 

文責: 廣瀬


前半(フォーメーション) 4-2-2-2 

    大石 原川 

湯本          中村

   櫻庭     垣谷

神谷 高田 武安 桑原

      武笠 

 



後半(フォーメーション) 4-2-2-2

    大石 原川/武安 

湯本/柏木       中村/原川

   櫻庭     山村

神谷/高田 高田/谷水 武安/三宅 海野

      武笠 

 

機械研
4 2 前半 0 0
2 後半 0

クリチェイト


★得点者★
時間 得点者 アシスト
前半 原川 櫻庭
前半 大石 原川
後半 武安  
後半 柏木 大石

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