夏の大会は、2勝1敗で総合2位。
惜しかった。 
アステラス戦
  
  初戦は、強豪アステラスとの対戦となった。
  アステラスは、第一試合で5-0と相変わらずの強さを見せていた。
  
  オフサイドのないルールをうまく使い、相手FWがディフェンスラインの裏に
  走りこみ、そこに長いボールが入る。
  角度のないところからゴールを決められて0-1となり、そのまま前半終了となる。
  
  後半左サイドでボールを受けた大石選手が中に向かってドリブルし、
  二人ほどかわしたところで、ミドルレンジからのシュートを叩き込む。
  これで1-1。
  ここから逆転したいところだったが、相手の精度の高いクロスボールを
  ヘディングで決められ1-2となってしまう。
  その後、前がかりになったところで逆襲をくらい、1-3とされて試合終了。
  惜しくも初戦を落としてしまう。
  
  NIMS戦
  こちらも一部の強豪NIMS。厳しい戦いが続く。
  
  前試合に続き、大石選手が遠い位置から強烈なシュートを決めて1-0とリードする。
  前日、朝までカラオケを楽しんだ大西選手が、徹夜明けとは思えない動きで
  相手からボールを奪い前線にボールを運ぶ。
  キーパーが出てきたタイミングで大石選手へとパスし、これを決めて2-0となる。
  
  後半は、疲れから足が止まり始め、相手のペーストなっていく。
  技術のある相手に少し遅れて寄せると、簡単にかわされてしまい、
  パスを何本も通され失点してしまう。これで2-1。
  
  その後なんとかしのぎきり、1勝1敗となる。
  
  JAMS戦
  ここまで勝利のないJAMS、しかし機械研も負けるわけにはいかない。
  互いに消耗しており、決め手に欠く展開が続いていた。
  審判もセンターサークルあたりをのんびりと移動しており、
  なんとなくやっている様子である。
  しかしこれはフレンドリーマッチであり、それも仕方ないという空気が流れる中
  キーパーをしていた桑原選手はこの展開に一人イライラしていた。
  そんな時、相手のクロスボールが入り、FWと競り合いながら
  パンチングをするとボールは真上へと上がる。
  次にキャッチに行こうとしたところ、地上で相手FWに押されて
  キーパー桑原がゴールイン。
  審判に押されたことをアピールしようとしたところ、勢い余って
  「押してんだろーが、ゴラっ!」と相手FWを威嚇してしまう。
  相手のファールが認められたが、敵、味方関係なく一同
  ドン引きの様子であった。
  これで目が覚めた機械研は、新加入の中口選手がキープして
  掛川選手へパス、これを相手キーパーの届かない逆サイドのネットに
  決めて1-0で勝利した。
  この時、大西選手がキーパーの前に立ち、視界を遮っていたことが
  ポイントであると、カラオケの疲れも見せずアピールしていた。
  
  2勝1敗となり、最終戦に敗れたアステラスと勝ち点で並んだが
  惜しくも得失点差で2位となった。
  
  掛川選手の久しぶりのゴールに加えて
  新加入の武笠選手、中口選手、小松選手の活躍もあり
  後半戦が楽しみに思える大会であった。
皆さん、お疲れ様でした。
MVP
  大石選手
  3得点の活躍を見せる。
  苦しい時間帯に前線でディフェンスをしてチームを助けるなど
  文句なしのMVP
  
  MIP
  桑原選手
  そんなつもりは無かったが、参加者満場一致での
  受賞となった。
  
  本人は、MIPの獲得率の高さから、お笑いキャラが定着し、
  大学での学生への指導に影響がでるのではと危惧している。
文責:桑原
