産総研のチーム同士での準決勝。学園リーグでは資環研に負けているので、ここで勝ってリーグ戦の借りを返し、決勝に駒を進めることを目指した。
資環研の動きがいつもの切れがない。機械研は、自由にボールを回し、また、スピード感を持ってゴールに向かっていった。
前半3分。稲葉選手が倒されて得たFKを、大石選手が見事にゴールに突き刺した。1-0で機械研が先制点を奪った。
その後も、機械研は、中盤でのパス回しが有効であり、何度となくチャンスを作り出した。稲葉選手が落としたボールを川上選手がゴールを決めるも、稲葉選手がオフサイドであったとの判定。ノーゴールとなった。
ここで、猪狩選手から竹中(一)選手に交代。
後半になっても、序盤は機械研が押し気味に進める。しかし、ゴールが遠い。
20分を超えて、疲れの見える川上選手から柏木選手に交代。残り15分となって、稲葉選手から廣瀬選手に交代を行った。
ところが残り15分となって、パワープレーを初めから続けている資環研の攻撃が、足が止まった機械研に効果的になってくる。機械研はボールを奪って攻めるものの、周りの上りが少なく孤立状態のプレーが増え、明らかに運動量が減ってきた。コーナーキックを連続で与えてしまい、ディフェンスが持たなくなっていった。
残り5分となって、相手の左サイドからのFKに、マークを外れた相手が走り込み同点とされてしまった。1-1の同点。さらに、山村選手がボールを奪ってドリブルで進めていったところを、逆に奪われてボールを取り返す過程でPKを与えてしまった。これを決められて1-2と逆転されてしまった。
そのまま、試合は終わり、機械研は敗戦。昨年と同様、3位決定戦へとなった。
サッカーは難しい。あれほど、強くて美しいサッカーを前半していたのに、相手の単純なパワープレーに撃沈という、残念な結果となった。
・・「まだ何かが、足りない。」今年のル・マン24時間レース、ゴール直前で敗れた企業が語ったこの言葉。これをかみしめたいと思う。来年、まずは3位決定戦で勝ち、悔しさを跳ね除けるような戦いをしようではないか!
MVP:なし
MIP:桑原選手
試合前に、俺は鹿を育てた覚えはない!桑原ファームは鹿牧場じゃない!と叫んで整列をしていた桑原選手。終盤での「やばい、足がつった!」と訴えていた姿・・・。ほんとうに、印象的であった。
(文責:廣瀬監督)
機械研 |
|
資環研 |
稲葉 大石
川上 柳原 大西 猪狩
海野 山村 後藤 桑原
谷水
稲葉/廣瀬 大石
川上/柏木 柳原 大西 猪狩/竹中(一)
海野 山村 後藤 桑原
谷水
★得点者★ | ||
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時間 | 得点者 | アシスト |
前半 | 大石 | - |