2016年03月24日に、元オランダ代表でバルセロナ等の選手、監督として活躍をしたヨハン・クライフ氏が肺がんのため68歳で亡くなった。
現在のメンバーはほとんどが知らないと思うが、機械研の14番は唯一の永久欠番となっている。
クライフとサッカーを心から愛し、機械研サッカー部で14番をつけていた常本さん。
お亡くなりになったのが、学園リーグ1部のときであったので、再び一部で試合を行えていることを考えると、どこかで見ていて我々を応援してくれている気がしてならない。
改めてお二人に哀悼の意を示したい。
試合の相手は、ここ数年で何度も対戦しているレッドスターである。
元高校サッカーの同僚であったこともあり、昔からの息のあったプレーにはずいぶん手こずった相手である。けが人も多く出たことからも因縁の相手ともいえる。
集まりの悪かったレッドスターは、10人で、アップもほとんどしていない。
一方、こちらは準備万端。
中央に固まった相手は、真ん中の守りは強いが、機械研のサイドを使った攻撃に防戦一方となる。
前半10分 柳原選手の左からのクロスに大石選手がフリーとなるが、ゴールの枠からシュートが外れる。
前半15分 左コーナーキックからの稲葉選手のヘディングも惜しくもバーを越える。
前半20分 柳原選手の逆サイドへのパスに、大西選手、竹中選手、大石選手が受け取るいい形が何度が見られる中、左サイドからの見事な展開から岸本選手にボールがわたるが、これをトラップミスして相手にクリア
前半22分 櫛田選手がドリブルで抜け出してシュート、これが外れるが岸本選手が突っ込んだが、惜しくもゴールならず。
前半30分 竹中選手がいい形でDFと1対1になり、右サイドから駆け上がった櫻庭選手にパス。櫻庭選手がシュートをしたら、キーパーにはじかれてしまった。
前半終了間際 三宅選手が相手選手との1対1の絶体絶命のピンチとなるが、相手のシュートを足で防ぎ、得点を許さなかった。
何度かの決定機をものにできず、前半は0-0で折り返すこととなった。
後半になると相手のペースに機械研は合わせてしまう。
相手の前線の選手は機械研のミスを捉えて、カウンター気味に何度かシュートまでもっていかれてしまった。
櫻庭選手の体を投げ出したシュートカットや山村選手、桑原選手、大石選手の粘り強い守備、
ボランチの柳原選手も良く戻っていた。
デイフェンス陣の意識の高さで得点を許さなかったといえる。
桑原選手の右からのクロスに、駆け上がってきた柏木選手がボレー。だが、枠の外であった。
その後も、岸本選手や大石選手がフリーでシュートするが、ゴールにならず、このままズルズルといってしまいそうな雰囲気が漂っていた中、
後半25分に稲葉選手が右隅に豪快に先制のゴールを決めた。
結局、これが決勝点となり、機械研はレッドスターに1-0の勝利となった。
攻撃陣が決めきれない中、ディフェンス陣の頑張りが試合を決めてくれたといえる。
これまで、対等の試合をしていたレッドスターも、今日の試合を見るかぎりでは、攻め手がなく、走りまわされており、機械研との力の差を感じ取ったに違いないといえる。
緒戦にしては、いい仕上がりだと思う。あとは、ゴール前での精度を上げること。これから調子をさらに上げていきたいと思う。
MVP:稲葉選手
なかなか得点が取れずいやな空気が流れ始めた時に、さすがの得点。昨年からではあるが、何回か外しててもやっぱり試合を決めるのは俺!である。
MIP:櫻庭選手
相手がシュートするその瞬間に飛び込んでのディフェンス。これが何回か成功。リーガエスパニョーラでも通用するかの意識の高さで機械研を助ける。
FWを追い越してシュートでミスったのはご愛敬。
機械研 |
|
レッドスター |
岸本 竹中(一)
大石 櫛田 柳原 稲葉
大西 山村 櫻庭 桑原
三宅
岸本/廣瀬 竹中(一)/大石
大石/柏木 櫛田 柳原 稲葉/岸本
大西/海野 山村/桑原 櫻庭 桑原/大西
三宅
★得点者★ | ||
---|---|---|
時間 | 得点者 | アシスト |
後半 | 稲葉 |