産総研カップは、学園リーグに参加する複数のチームが出場する産総研内部のレクリエーション大会である。
昨年に続き、今回も参加チームが少なく、ETLとYAMの合同チームと機械研で、20分、3本という変則マッチとなった。
参加メンバーは、廣瀬、三宅、栗田、海野、竹中(康)、桑原、谷水、山城、柳原、掛川、成田、櫻庭、岸田、大西、大石の15名であった。
前日の合コンで飲みすぎて参加できない櫛田選手にかわり、今回が一旦の区切りとなる成田選手がキャプテンとして全試合に臨んだ。
1本目 (20分)
フレンドリーの雰囲気に飲まれて、どうもふわふわした入り方となった。
相手のペースに合わせてなかなか点が取れない機械研であったが、
センターバックの櫻庭選手が左サイドバックの山城選手との大きなワンツーで抜け出し、
ゴール右隅に豪快にゴールを決めた。
これが決勝点となり、1本目は、1-0で勝利となった。
櫻庭選手、今季最後の最後で得点を見せてくれた。さすがである。
マン・オブ・ザ・マッチ 櫻庭選手 (堅い守備とオーバーラップからの得点)
2本目(20分)
いくつかの決定機を作ったものの、あと一本の精度が悪く、得点にはつながらなかった。
相手の右サイドからの攻めに、ボールがラインを超えたと思い止まってしまった機械研は、相手にゴールを許すも、線審の大石選手がゴールを割ったと示し、
何とか0-0の同点で2本目を終えた。
相手チームが、嘘だろ、ゴール割ってねえょ!!いや、割ってないです。
勝負は甘くない機械研、ラインは割ったのなら割ったとする。冷静な線審の対応であった。
マン・オブ・ザ・マッチ 大石選手(あれ、ひょっとして、大西選手だったっけ? (冷静で冷酷な線審)
3本目(20分)
これは、真剣に勝ちにいった。だが、なかなか決定機が決まらない。
センターバックの掛川選手が後ろで回したボールを奪取され、そのまま決められてしまった。大喜びの相手チーム。
目の色を変えた機械研は、攻めて、攻める。
右サイドハーフの桑原選手にパスが通ったのが、相手チームがオフサイドと主張。
その声に反応した線審の海野選手は、笑いながらオフサイドと示す。
「なんで!!今のは絶対に違うでしょ!!」
同じチームメイトとは思えない頭に血が上った桑原選手、さらに畳みかける。
櫻庭選手のシュートがずれたのをヒールシュート。これがコロコロと転がりキーパー捕られる。
左サイドからのセンタリングを、得意のジャンピングヘッドを試みるが、ゴールにはならずであった。
通常はジャンプした最高点でヘディングをするものであるが、最高点から落下したときにヘディングを行うため、
チームメイトから、あれはジャンプしなくていいですよね。またですよね、と揶揄されていた。
少々空回りであったが、勝ちにこだわる姿勢には敬意を示したい。
時間が過ぎる中、業を煮やした山城選手。左サイドバックから、岸田選手との大きなワンツー。これを豪快に決めて1-1の同点とした。
その後も攻め続ける機械研であったが、このまま試合終了。3本合計2-1で産総研カップを見事手にした。
試合終了時のあいさつで、礼をすると、なんと相手チームがいつのまにか一人多くしていることが判明した。
どうも相手の守備陣のポジショニングがいいと思ったが、そんなトリックがあったとは!?
マン・オブ・ザ・マッチ 山城選手(見事なオーバーラップと、またも大きなワンツー (今後の機械研の武器になるには!?)
産総研カップが終わり、ミニゲームの紅白戦15分を数回繰り返して終了。
開幕に備えて、準備ができてよかったと思っている。
M2の皆様、卒業および進学おめでとう。いつでも試合は大歓迎。時間を作ってくれれば幸いである。待ってるよ!!
産総研カップMVP 山城選手(1得点1アシストの大活躍とカップ戦での強さを証明)
産総研カップMIP 桑原選手(オフサイドへの抗議、桑原ジャンプヘッド、コロコロヒールシュート、まさに桑原劇場であった。)
結果:2-1
(文責:廣瀬選手)【結果】
機械研 |
|
YAM-ETL合同チーム |
★得点者★ | ||
---|---|---|
時間 | 得点者 | アシスト |
1本目 | 櫻庭 | 山城 |
2本目 | ― | ― |
1本目 | 山城 | 岸本 |