瓦版

(News Letter of MEL Soccer Club)

[やったー点目のゴー ル]

2015 11/30 つくばカップ3回戦突破号

ん?アクセス数が6500カウントを超えている。確か、8月に5000アクセス突破と書いたはず??・・・もしや!!

偽かわらや発行

機械研、接戦に勝ってベスト4!! 昨年と同様に聖地セキショウでの戦いに駒を進める!




2015 11/28 つくばカップ3回戦: クリチェイト戦

対戦相手はクリチェイト。今季のリーグ戦では引き分けているが、終始押し気味の試合をしていた。 本日の天候は雲一つない晴天。NIMSグランドは凸凹しているものの、人数も揃っており苦しむ要素は少なかったはずであった。

<前半>
 開始早々にチャンス。海野選手からのボールを大石選手がターン。そしてスルーパスを受けた櫛田選手がドリブル突破を試みてコーナーを得る。櫛田選手が蹴ったCKをニアに走りこんだ竹中選手が頭で合わせるが、ゴール上を超えた。
前半10分の間に櫛田選手がDFを三人かわしてシュートや、海野選手が縦に入れ、岸本選手が落とし、それを成田選手が受けるシーンなどほとんどボールを機械研が保持している印象であった。
櫛田選手がフリーキックを直接狙うも、ゴール左側に惜しくも外れる。
大久保選手のカットから裏にパスが出る。それを受けた成田選手が切り込みシュートを放つが、キーパー正面でキャッチされる。
成田選手がドライブのかかったミドルシュートを打つが、威力はあったが落ち切らずバーに当たり惜しくもゴールならず。
桑原選手から大石選手、そして岸本選手に繋がり、シュートするもキーパーがキャッチ。
柳原選手からのチップキックを裏に走りこんだ竹中選手が受ける。この日最大のチャンスのひとつであったが、キーパーの頭越しを狙ったループが弱く、キーパーにキャッチされる。
成田選手がドリブルで持ち込み、シュートするがゴールを外れる。
前半の最後には大石選手がボールを受けてキープ。粘ってシュートまで繋げるが、相手DFにブロックされた。
ここで前半終了。ほとんど機械研ペースであり、ワントップの身長のある3番を大久保選手、谷水選手を中心にケアし、スピードのある相手9番との対峙を主に桑原選手が、そして左サイドから海野選手と櫛田選手が切り込んでおり、攻守ともにバランスが取れていた。ただ相手の最終ラインが常に3枚いる形でありトップのスペースが消されていたため、左サイドから切り込んだ後のパスの出す所には苦しんだ。

<後半>
  後半開始から竹中(一)選手に代わり山城選手が、大石選手に代わり稲葉選手が入った。
試合後のコメントで皆が口を揃えて「前回の試合の方が疲れた」という通り、ボールが動いていたため、それほど疲れていない印象。逆に相手は受けになっていたので、走行量が多く疲労が見えていた。
相手の攻め方はほとんど左サイドから一発で裏を狙うやり方。トップには必ず谷水選手もしくは大久保選手が付いていたため、一発に対しての怖さはなかった。しかしクリアミスなどもあるので、油断は禁物。
後半開始、早々に成田選手が持ち込みシュートするも、軌道上に相手がいたためブロックされる。
後半唯一のピンチは後半11分、左サイドからのボールがペナルティエリアやや左くらいに位置していた相手FWと谷水選手の元へ。ごちゃごちゃとなったところで相手がボールを持ち出し、ゴール前でフリーな状況になる。しかしシュートは反町選手のいるニアサイドを狙いすぎ、左に外れていった。
その後はほぼ機械研ペース。
櫛田選手からのパスを受けた成田選手がいつものパワーシュートではなく、狙いすましたグラウンダーのシュートを蹴るがキーパーに阻まれる。
櫛田選手が中に向かってドリブル、岸本選手からの落としを受けて櫛田選手がシュート。相手DFと競り合いながらのシュートであったため、シュートの威力が弱くキーパーに弾かれた。
後半20分頃から海野選手に代わり高瀬(廣瀬Jr.)選手を投入。これが後に采配的中となる。
櫛田選手から左サイドをオーバーラップした大久保選手にパス、大久保選手がクロスを上げるが、キーパーがキャッチ。
山城選手が浮いたボールをダイレクトでシュート、グラウンダでコースも良くスピードはあったが、ゴールから距離があったためキーパーにキャッチされる。
柳原選手のオーバーラップから、中で岸本選手が受けてそのままミドルシュートを打つが、枠外に外れる。
後半終了間際には桑原選手のクロスが阻まれスローインになったボールを高瀬(廣瀬Jr.)選手が受けて、シュートするも枠外に外れた。

ここでタイムアップ。攻めながらも決め手を欠き0-0の同点で、前後半各10分の延長戦に突入する。

延長戦ではクリチェイト側は3人くらい足がつっていた。一方機械研は比較的余裕があった。

<延長前半>
延長戦ではクリチェイト側は3人くらい足がつっていた。一方機械研は比較的余裕があった。
延長前半、この日最大のチャンスの二つ目が生まれる。櫛田選手がボールを持ち込む。相手は大分疲れていたため、DFラインに人が足りていない。左を駆け上がってきた山城選手がフリーになり、ゴール左側でキーパーと一対一になる。左足アウトサイドにかけたシュートはニアを狙ったが、キーパーに弾かれてゴールならず。柳原選手のミドルシュート、岸本選手のシュートなどあったが、ゴールはならなかった。

そして延長後半についに試合が動く。

<延長後半>
 延長後半5分頃、相手がコーナーキックを獲得。跳ね返したボールをダイレクトで左で振り抜いたボールは、スピードはなかったものの左のサイドネットに突き刺さった。0-1。残り5分での出来事であり、皆が落胆してもうダメかと思われた。
ここで、出場をごねていた掛川選手を投入。大事な試合に出場するのを尻込みしていたが、谷水選手の足がつりかけていたため、出場に至った。
延長後半9分頃、絶好のチャンス(三つ目)が生まれる。櫛田選手が右サイドでドリブルを仕掛ける。右側から切り込んで、中で待っていた稲葉選手にボールが渡る。上手くボールをトラップして、DFを外し、キーパーと一対一になる。しかしキーパーの正面にシュートが行ってしまい、ゴールはならなかった。
最後のチャンスを逸したと思い、皆が諦めかけていた。しかしロスタイムのギリギリ、最後の一本で望みが繋がる。
左サイドで櫛田選手がドリブルを仕掛ける。相手DFを抜いた後にセンタリング、中で待っていた岸本選手が右足アウトサイドで上手く合わせてゴール!ゴール後すぐに終了の笛が鳴った。岸本選手による劇的な一撃で1-1とし、PK戦へ突入。

<PK戦>
機械研は後攻で相手からのプレッシャーを受ける立場になった。

皆が蹴りたくないオーラを出している中、五番手までは下記に決定。
① 成田選手、②柳原選手、③桑原選手、④岸本選手、⑤櫛田選手
成田選手から始まり、全員が見事にPK成功。桑原選手は娘からの声援を受け成功、櫛田選手は過去のトラウマを跳ね除け成功した。
相手も落ち着き全員決め、PK戦はサドンデスに移る。
相手の6番目はポストに当たるも内側に吸い込まれゴール。
負けじと機械研6番目の稲葉選手も落ち着いて決める。
そしてクリチェイトの7番目の選手が、反町選手のプレッシャーに負け枠外にゴールを外し、一気に機械研ムードに。
そして機械研7番目の選手は高瀬(廣瀬Jr.)選手に。
順番決定の場にいた選手曰く「若い選手にオイシイところを譲るため」、しかし「プレッシャーに耐えきれないので責任を押し付ける」のが本音であろう。事実、大久保選手はスパイクを既に脱いでおり、また途中出場の掛川選手は明らかにプレッシャーを感じた顔をしていた。
そして高瀬(廣瀬Jr.)選手のPK。蹴った後滑るも、ボールは見事ゴールに吸い込まれた。喜びを爆発し、父の元に一直線に向かい、また父もいち早く飛び出して勝利の抱擁。
この姿を見た何人か(特に桑原選手、谷水選手)は感動し、羨ましさを隠せなかった。

試合終了。1-1(PK7-6)で機械研の勝利!これでベスト4進出となった。
  次回は聖地セキショウスタジアムでの準決勝のアステラス戦である。

MVP:岸本選手
ロスタイムに同点ゴール、まるでマンガの世界のようであった。

MIP:廣瀬親子
Jr.は見事にPKを沈め、父は子のPK決まった瞬間いち早く飛び出す。
Most Impressive Playersであった。

(文責 竹中(一)選手、掛川選手)

【結果】

機械研
1 0 前半 0 1
0 後半 0
0 延長前半 0
1 延長後半 1
7 PK 6

クリチェイト


前半 フォーメーション 4-4-2

    岸本 大石

櫛田 柳原 成田 竹中(一)

海野 谷水 大久保 桑原

      反町

後半 フォーメーション 4-4-2

     岸本 稲葉

櫛田 柳原/山城 山城/成田 成田/廣瀬Jr.

海野/柳原 谷水 大久保 桑原

      反町

延長前半 フォーメーション 4-4-2

   岸本  稲葉

櫛田 山城 成田 廣瀬Jr.   

柳原 谷水 大久保 桑原

      反町

延長後半

   岸本  稲葉

櫛田 山城 成田 廣瀬Jr.   

柳原 谷水/掛川 大久保 桑原

      反町

★得点者★
時間 得点者 アシスト
延長後半 岸本 櫛田



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