「俺たちのW杯」夜の部の結果をお知らせします。
予定:17:30キックオフ
開始前にすでに60分の延長戦が確定しており、180分の長丁場である。
5分遅れて到着した谷水選手の 「危ねー、ギリギリだ」 の後に乾杯。
三試合を2勝1分で乗り切った前期を振り返ることから始まった。
未だ無失点ということから、センターバックに自ら移動した櫻庭選手や
新規加入の大久保選手がもたらしたディフェンスの安定化が好調の要因で
あろうということで話がまとまった。
キーパーの貢献も大きいはずだが、昨年MPVの反町選手は1試合しか
来ていないということで、後半戦に期待。
ETL戦のようになかなか点の入らない展開になると、なんだかんだで
成田選手の個の力に頼ることが多く、「困った時の成田」は戦術ではなく
ただの願望と言わざるを得ない。
FWよりもMFの時の方が点をとる稲葉選手をサイドハーフにコンバートして、 櫛田選手が左を崩して、FWと稲葉選手が仕留める形もありだろう。
前述の若手選手は全てM2である。多くが来シーズンはつくばを離れることになる。
来年の前に今年の後半戦ではあるが、チーム運営上は継続性が重要である。
山城選手(昼のW杯MPV)に加え、大石選手(3年生)が加入したのは明るい材料である。
さらに、リーグ中断期間中のトーナメント戦に、河合選手や高瀬選手などの卒業生の参加があった。
一度つくばを離れた選手がまた戻ってくるという新しい形を構築していくことが継続性にとって重要だろう。
そのためにも、「少し遠くても参加したい魅力あるチーム」であり続けることが求められる。
しかしここで良く考えてみると、2時間かけてつくばまで来て、前半を戦い、後半にガヤを飛ばし、 また2時間かけて帰りながら戦評を書く、竹中(一)選手というモデルケースが存在していた。
ここまでの夜のW杯前半を振り返ると、非常に真面目にサッカーとチームの話をしている。
チームの現状を再確認し、今後に関しても一定の方向性が見出せている。
機械研の夜の集まりとしては、驚異的な成果である。
(通常であればオヤジ特有の強制的なスピーチ大会が始まっているか、
顔に落書きするためのマジックを発注している時間帯である)
前半90分を過ぎた頃に、延長を把握していないバイトがラストオーダーを取りにくるが、幹事が店長にクレームを入れて、後半が穏やかにスタート。
かつては1部で戦っていたこと、中断を挟んで4部、3部、2部と上がってきたこれまでの歴史を振り返る。
廣瀬選手が話す 「昔1部の時は、、、、。」 という1部時代のトークをいつか自分もしてみたいという願望が優勝を目指すモチベーションであると、しょうもないことを熱く語ったのは桑原選手である。
またここで、三宅選手が筑波大の大先輩であることを今更ながら知り、関係者一同びっくりする。
今シーズンに向けて、各自目標が設定されている。⇒★
廣瀬監督は「優勝」を目標に設定し、産総研カップ優勝によりすでに公約達成と主張する。
しかし、2チームしか参加していない、櫻庭選手によるTKO勝ちだったなどの理由で
公約達成は保留となり、リーグ優勝へと導くことを求められた。
掛川選手の「体重を5kg以上減らす」は見事に達成されていたが、これは十二指腸潰瘍の影響であり
体調を戻して試合に復帰するまでは、公約達成は保留となった。
櫻庭選手の「中央で勝負する」という目標は見事に達成されており、
山村選手、反町選手の「無失点」という高い目標の達成も継続中である。
反町選手の彼女に関する目標は、ここではコメントしないことにする。
残り30分くらいになった所で、妙な展開を見せる。
またサッカーの話になり、 「二回連続で股抜きをされた」 というトーク中に
向いの座敷で飲んでいた女の人が鬼の形相でこちらを睨んできた。
理由は不明。
10分程後にも、ジョッキをなぎ倒しながら暖簾をかき分けてもう一度睨みにきたのでよほどのことらしいが、やはり理由は不明。
三宅選手が考えた理由は、ここではコメントしないことにする。
反町選手の「男子校時代を思い出す」という発言から、想定してもらいたい。
良く分からないハプニングに見舞われたが、実りある夜の部であった。
("分析":桑原選手)