昨年度から始まった、つくばウェルネスパーク主催、トラウムトレーニング共催の「俺たちのW杯(ウェルネス杯)」に今年から参加した。今年は、16チームの参加で、各ブロックから勝った順位で、それぞれが決勝トーナメントを行う形式であった。
今回のメンバーは、廣瀬、三宅、海老根、谷水、桑原、山村、櫻庭、反町の他、遠くから柳原選手と高瀬選手、新加入の山城選手の合計11名での小雨の中の戦いとなった。
セキショウスタジアムは、昨年の夏の大会3位、つくばカップ準優勝、今年の夏の大会3位と相性のいいから勝ちきれない場所となっており、もはや我々の聖地(誰の言葉だっけ?)とは言い切れない状態。リーグ予選は8分一本勝負。決勝トーナメントは10分と試合時間が短く、1回のチャンスを大切にしていかなければ勝ち上がれない。力が入る!!
相手は中古自動車と弁当屋を行っている企業さん。現在、J2ツエーゲン金沢に所属する玉城峻吾選手は、練習生時代バイト生として雇っており、Jリーガ―を排出したと豪語するチーム。今回は、「助っ人を3人は連れてきた」という言葉を受け、少し緊張しながら試合に挑んだ。 なかなか思うように試合が展開せず、時間が過ぎていった中、櫻庭選手の思い切ったシュートが見事に決まり1-0機械研の先制点が入る。その後、相手の絶対的なチャンスを反町キーパーが必死にとめたあと、山城選手が左サイドで相手をおびき出してパス、中にいる廣瀬選手がスライディングで決め、2-0となった。これで試合終了。なんとか2-0で勝利を収めた。
次の相手は、つくば駅のCUTE界隈のショップスタッフのチームで、30名を超える部員が在籍。平日の午後練習し、練習試合も2ヶ月に一度行っているチーム。侮れないチームである。
(試合前でのミーティング)
廣瀬監督: ちょっと優しすぎる。もっと激しくいっていいんじゃないか。得点を決めないと。
稲葉選手: 次、頑張ります!
桑原選手: 確かに、さっき終了2分前に出て、しっかり決めた選手がいましたからね。
廣瀬選手: ああ、さっきの試合にいたね。彼のプレーなんかは参考にできるんじゃないかな?
谷水選手: すなわち俺のようにプレーしろと・・・。
試合は、反町選手やDFの頑張りがありなんとか凌いでいたが、山城選手のクロスに、稲葉選手がボレー気味で強く蹴りこみ、1-0で機械研の勝利となった。稲葉選手は公約どおりに得点を決めた。
オーガファームという居酒屋さんを中心としたチーム。人が「もじゃもじゃ集まる」といううたい文句をチーム名にしているが、同時に出店しているカレー屋が忙しく、人数ぎりぎりという情報が入った。試合は、一方的な展開となった。
三毛選手の左クロスを高瀬選手が鋭く決めて1-0。廣瀬選手のキックインでキーパーと1対1となった櫻庭選手がうまく決めて2-0。海老根選手のアタックでこぼれたボールに反応した山城選手がドリブルで持ち込み、そのままシュートで3-0。高瀬選手が2点目を決めて4-0。4-0で勝利を得た。
これでリーグ1位となりベスト4確定。1位リーグの決勝トーナメントに駒を進めた。
昼の休憩後、特別企画の「BARアテンダー」と名付けたバー当て大会にチーム代表として廣瀬監督が挑んだ。
少し練習時間があったので、廣瀬選手がキックを見せる。観客も多く、
廣瀬監督: 結構、心臓はバクバク。
高瀬選手: 本番に強い廣瀬さんですから、大丈夫ですよ!
廣瀬選手: なんてやさしいんだ。(普段、花王で口紅を開発し、社内でも口紅をつけて実証実験しているだけのことはある。イケメンと呼ばれている男が、男のハートを捉える女心までもマスターしつつあるのではないか・・・。)
この言葉に励まされた廣瀬監督は調子に乗り、公開練習で6本蹴った中3本と5割の確率でバーに当ててみせる。「結構、いけるんじゃないか」と手ごたえを持って本番に挑んだ。
桑原選手: これで最近、櫛田さんが蹴っているフリーキックを自分に取り戻すチャンスができましたよ!
励ましている気なのか、プレッシャーを与える気なのか、せっかく高瀬選手が盛り上げてくれた気分がいいのを砕く声援にびびったのか、ボールはバーに当たらず、優勝景品のビールを取り損ねてしまった。
廣瀬監督: カーブをかけて落とすイメージやったけど、フリーキックとしてはボールがよかったよね?
桑原選手: でも目的がバー当てですからね。
廣瀬監督: ・・・最近、つっこみがきついんだよね。(やっぱダメ?)
相手は、土浦協同病院のチームで、医師や看護師などで形成されるチームである。見たところ、一番若そうで、リーグ戦も無敗で勝ち上がっているチームである。
試合は、こちらが試合に入りきれない状態のときに、カウンターで1本決められ、その後惜しいチャンスもあったが、また、鋭いカウンターで決められ、0-2の敗戦となった。
相手は、普段からフットサルをやっているチームのようで、マンツーマンディフェンスを徹底し、パスへの読みの鋭さがあった。2-2-1のフォーメーションを取っていた機械研の真ん中をうまくつかれ、相手の有利に試合が進んでしまった。トーキックでのシュートや、体を寄せるディフェンス、相手のフットサル技術の高さに完敗したといえるのではないか。
FC和台は、学園リーグで同じく2部のチーム。練習試合も行っていてよく知っている。先ほどのバー当てで優勝しているチームなので、その悔しさをバネに勝利し、3位を確定したい。
試合は、先ほどの試合で露呈した中央での厚みを増やすために1-3-1のフォーメーションでおこなったが、それがうまく機能し、こちらの流れで試合を進めることができた。
こぼれ球を稲葉選手が決めて1-0。桑原選手のキックインを櫻庭選手が決めて2-0。櫻庭選手が奪ったボールを廣瀬選手が山城選手につなぎ、真ん中に走りこんだ桑原選手がスライディングしながら決めて3-0となった。3-0の勝利で見事3位で大会を終えることができた。
MVP:山城選手
すべての試合で得点に絡む大活躍。初めての参加で1得点3アシストは見事。
MIP:反町選手
何度も好セーブで危機を回避。それと、下記のコメントに驚いたため。
廣瀬監督: 戦評がアクセス数5000を超えて、すごいよな。みんな見てくれているんだ。
谷水選手: あれは面白いですよ。結構、過去も見てしまいますし、カウント数増加に貢献していますよ。
反町選手: 私も、キーボードのF5を押すと、どんどんアクセス数が多くなっているので、面白いですよ。
みんな: おいおい、お前そんなことやっているのか!??
最終順位 3位 (景品 ハンドスチーマーアンドアイロン、お茶)
得点 櫻庭(3)、高瀬(2)、稲葉(2)、山城(1)、廣瀬(1)、桑原(1)
アシスト 山城(3)、廣瀬(1)、三宅(1)、桑原(1)
(文責:廣瀬監督)