今期、最終戦である。
対戦相手のレッドスターは、昨年度のつくばカップにて海野選手が血だらけにされて負けた因縁の相手である。
一部から降りてきたチームで勝率も良いが、
3勝3敗1引き分けの五分で追われない機械研。
相手の挑発に乗らずに、大人のサッカーをしていきたい。
相手は10人と人数が足らず、自陣に陣取ってカウンターを仕掛けてくる戦術をとってきた。
機械研は、人数が少ないことで空いたサイドを有効に活用し、
クロスからの攻めが効果的であった。
いきなり先制のチャンスが生まれた。
竹中選手が右からのクロスに対してボレーでシュート。
ゴール前で陣取った桑原選手の方にバウンドしたボールを躊躇せずに、オーバーヘッドキック!!
美しいゴールが決まったのだが・・オフサイドの判定で無効に・・・。
残念であった。
その後も両サイドからのいい形の攻めを続くけられたのだが、
ことごとくオフサイドをとられてしまった。
櫛田選手がキープして左サイドへパス。
それを竹中(一)選手がシャドーの動きでスルーして、
成田選手が2列目からの飛び出しでボールを保持。
その後、
高速ドリブルでDFを振り切りゴール!!
1-0の今期初の先制点をゲットできた。
後半になって、相手も得点を狙いにきていた。
左コーナーキックを頭で決められてしまった。
1-1の同点。
相手の9番は、昨年度の海野選手の顔をひじ打ちして流血させた男で、
今回も櫛田選手はツメでひっかき傷をつけられていた。
廣瀬監督: よく我慢してやれているよな?
櫛田選手: はい。絶対に正当な方法で仕返しを行ってやると決めていました。
この言葉通り、櫛田選手が倒されて得たフリーキックを、
櫛田選手自らがゴール右端の角に決めて2-1と引き離すことができた。
相手の跳ね返りのボールに素早く反応した櫛田選手がボールを奪取、
そのままドリブル、倒れこみながらのシュートで3-1と引き離しに成功した。
残り少ない時間であったが、相手もあきらめずに押し込んできた。
混戦から1点を与えてしまったが、
3-2のまま、機械研が勝利することができた。
つくばカップでのリベンジに成功できた。
今期は4勝3敗1分で勝ち越しに成功した。
相手チームにもよるが、後半戦を2勝1分であることを考えると、
3,4位ぐらいまで上がっている可能性はある。
前半戦の3敗も試合内容では勝っていただけにもったいないと言えるが、
感覚的に2部で負けるようなチームはいない、と全員が感じでいるに違いない。
皆のコメントもだんだん頼もしくなってきたことを何よりもよかったと思っている。
波潟選手: このチームで負けるという経験はないし、イメージできないです。
(確かに、後半戦負けなし)
櫛田選手: この一年でずいぶん(精神的に)成長しました。(櫻庭選手、他: ほんとかよ?!)
桑原選手: あのオーバヘッドキックってかっこよくねぇ?(竹中選手:いやぁーカッコよかったけど、そのあとでドフリーを外してなかったけ?)
マン・オブ・ザ・マッチ(櫛田選手:2得点の大活躍と9番との闘争を我慢で耐えた)
結果:3-2(勝ち)
(文責:廣瀬監督)
【結果】
|
|
|
1-0 | |
|
|
機技研 | 3 |
( | |
) | 2 | レッドスター |
|
|
|
2-2 | |
|
前半(フォーメーション) 4-4-2
竹中(一) 磯村
櫛田 成田 波潟 桑原
高瀬 根岸 櫻庭 山縣
反町
後半(フォーメーション) 4-4-2
竹中(一)/廣瀬 櫛田
海野 成田 波潟 桑原
高瀬 根岸 櫻庭 山縣
反町
★得点者★ | ||
---|---|---|
時間 | 得点者 | アシスト |
前半 | 成田 | - |
後半 | 櫛田 | - |
後半 | 櫛田 | - |