瓦版

(News Letter of MEL Soccer Club)

[やったー点目のゴー ル]

2014 9/22 学園リーグあと2戦号

偽かわらや発行

機械研、惜しい引き分け。だが、納得できる内容に満足。




2014 9/20 学園リーグ2部: 長峰FC戦

        

対戦相手の長峰FCは、小学校時にナショナルトレセンに選抜された経験のある選手など、
大幅に選手層を入れ替えて、調子が上がっているチームであり、
今期も1敗だけと成績は上位である。
機械研は勝って上位陣を引きづりおろしたいところである。
相手は、とても若く見える。
ほとんどが20代であろう。
しかもでかい。ラグビー選手が何人かいるかの感じであって、
かなり気合をいれてプレッシャーをかけないとやられる匂いがしていた。

先制点は、相手の裏へのボールに走りこんだ相手に対して、
うまく桑原選手が追いついたのだが、
タックルに相手はびくともせず、逆に跳ね飛ばされてしまった。
いったんは、反町選手がうまくはじいたが、別の相手に詰められて0-1となった。

ところが、体力的に劣ると思えた機械研は、逆にスイッチが入り、全員が高い集中力で試合運びをしてくれた。
相手の裏への対応、空中戦も落としたセカンドボールに対して抜群の対応があり、
攻めも掛川選手、谷水選手らDF陣からのロングフィード、MFからのショートパスなど、
徐々に機械研ペースに試合を運ぶことができた。

中尾選手が味方のパスをうまく受けて前を向き、中央に上がった波潟選手に絶妙なロングフィード。
これをうまく処理し、DFを右にかわしてシュート。
アトレチコマドリーばりの見事なカウンターを決めた。
1-1の同点。

さらに、海野選手が相手の横パスを狙ってボールを奪取し、そんままドリブル。
右サイドから左隅へ見事に決め、前半のうちに逆転に成功した。(2-1)。 

後半になって、試合は熾烈さを増した。
相手も必死でくらいついてきた。
何度かの得点チャンスに決めきれず、
相手のドリブルも複数人で対応して五分五分の状態が続いた。

試合中に相手がこう言っていた。
「死ぬ気でやるんだ。ぜったいに勝つぞ!!」

残り10分となって、稲葉選手がつってしまい退場。
投入した廣瀬選手がすぐに肉離れとなりダウン。
櫻庭選手が足をつってしまい退場。
試合に出る気のなかった三宅選手を緊急投入。
もう交代はない状態で、足の違和感が谷水選手、桑原選手などを襲う・・・。

そのような中で、相手の突破がありシュートされる。
キーパー反町選手を抜けたゴロのシュートを、谷水選手が見事にカバー・・・・したかに見えたが、
空振りをしてしまい、そのままゴールとなった。 2-2。 

その後も一進一退の好ゲームが続き、何度かのピンチもDF陣の頑張りによりギリギリ防げた。
反町選手の見事な取り出しとキャッチング。
桑原選手、中尾選手が相手との1対1で絶体絶命を乗り切る。
三宅選手も最終ラインで相手をなめたフェイント。
最後には、谷水選手がバックドロップで相手を止めた。
(イエローカードが出なかったことで相手は激高。
見事に冷静さを欠落させる作戦に成功した。)

結果的に、2-2の引き分けでゲームセットとなった。  

   

振り返ってみて、ここ数年で一番集中した試合だったと思える。
その集中力があったので、若くて強いチームと互角以上に戦えたと思える。
相手が必死になっていたのが印象的で、
それに負けないように、必死で、これほど情熱的な精度の高い試合ができるとは・・・。
機械研のポテンシャルに正直驚いている。
  
次回が、最終戦。
今回のような試合をしていきたい。

マン・オブ・ザ・マッチ(全員) 

結果:2-2(引き分け)

(文責:廣瀬監督)
   

【結果】




2-1


機技研
(
) 長峰FC



0-1



前半(フォーメーション) 4-4-2 

     竹中(一) 稲葉

中尾  櫻庭  波潟 海野 

高瀬  谷水  掛川 桑原  

       反町 



後半(フォーメーション) 4-4-2 

  竹中(一)/Long 稲葉/廣瀬

柏木  櫻庭/掛川  波潟 高瀬

中尾  谷水 掛川/三宅  桑原  

       反町

★得点者★
時間 得点者 アシスト
前半 波潟 中尾
前半 海野


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