瓦版

(News Letter of MEL Soccer Club)

[やったー点目のゴー ル]

2005 7/5 Jリーグ再開号

7代目かわらや発行

YAMに完敗

−脚力の差はいかんともしがたず−

2005 6/25 学園リーグ3部: 全農戦

不戦勝(5−0)

2005 7/1 学園リーグ3部: YAM戦

試合の連絡が回ったのは前々日の午後7時。不戦敗かと危ぶまれたが、その危機感が返ってよかったのか、最近にはめずらしく15人の選手が集まった。現時点 におけるほぼベストメンバー(三宅副キャプテン談)ということもあり、久々の勝利が期待されたのだったが...。

対戦相手のYAMは、産総研のサークルの1つである。厚生室のサークル紹介ページをたどると、そこにはこのように書いてある。「YAMFCは中央地 区、西地区の職員、他をメンバーとする、激しく楽しいサッカークラブです。産総研関係のメンバーは17人です。(中略)昼休みには、毎日練習をやっていま す。サッカー好きの方は中央グランドにおいで下さい。...」紹介文にある通り、YAMは確かに楽しそうなチームであった。プレーもきれいだし、審判にク レームをつけたりしないし、パスやトラップなどの基礎がしっかりしてるし、そしてスピードがあった。すなわち、全体の戦力は明らかに相手の方が上だったの である。

開始3分、中央での速いドリブルからDFの裏へスルーパスを出され、そこに相手FWが走り込んでDF陣を振り切り、ゴール左下隅へグラウンダーの シュート。あっさりと先制を許す。その後も幾度となく左サイドを突破されるが、何とか失点は免れる。しかし、それから数分後、今度は右サイドで頭を越さ れ、そこへ走り込まれてスピードで振り切られ、追加点を奪われてしまう。この後は、一進一退やや劣勢といった状態で前半終了。

後半も前半の流れをひきずり、劣勢のまま試合は進行する。危険な場面もあったが、GK三宅選手が再三1対1を止めるなどの好守を見せ、失点を防いでいた。 一方機械研側は、時折サイドから攻撃を仕掛けることもあったが、ラストパスを通すにはなかなか至らず、途中で潰されてしまうことが多かった。そんな中、相 手のスローインからセンタリングを上げられた後、ヘディングで左右に振られて3点目のゴールを許す。さらにその後も右サイドからグラウンダーのパスを通さ れ、DFが一度ボールを止めるものの結局こぼれ球を奪われて4失点目。機械研は、試合終了直前に、CKから廣瀬選手のヘディングシュートで1点を返すのが 精一杯であった。

スピードで勝る相手に裏を取られるとどうしようもない。かと言って裏を取られないようにラインを下げると、中盤で好き勝手にやられてしまう。となる とパスを出される前に潰さなくてはならないことになるが、相手の方がスピードがあるので数的優位を作るのは難しいし、どうすればいいのだろう。(文責:か わらや)

【結果とポジション】




0-2


機械研

(
)
YAM



1-2




得点者★
時間 得点者 アシスト
後半
廣瀬

前半 | 後半

板倉/山口

廣瀬

FW

ボバ

廣瀬

山口

中嶋



三島
MF

中嶋



スベン

スベン


沢田


森川


栗田
DF
高木


沢田


森川/神徳


栗田

三宅
GK
三宅


【オーバーヘッドキック】
 このところ少年サッカーの審判を務めることの多いかわらやだが、ルールの適用や解釈で迷うことも少なくない。例えば、先日の試合では、以下のようなプ レーがあった。

  1. 攻撃側FWがドリブルで守備側DFの裏へ抜け出し、守備側GKと1対1になった。
  2. ペナルティエリア内で、攻撃側FWが守備側GKの足に引っかかって転倒した。ボールはルーズボールとなって転がった。
  3. ルーズボールに対して攻撃側の別の選手が走り込んでシュートを放った。
  4. シュートは枠を外れた。

 攻撃側の得点チャンスが続いていたのでGKのファールは一度流したのだが、この時点でかわらやはGKのファールまでプレーを戻し、攻撃側チームに PKを与えた。本来ならばGKのファールは一発退場に相当するが、練習試合ということもあり、カードは出さなかった。
 ジャッジとしては適正だったと思う。かわらやが悩んだのは、もしも上述の4で攻撃側のシュートが決まっていたとき、GKに対して出すべきものはイエロー カードかレッドカードかということである。これに類似したケースとして、競技規則には以下のような例が挙げられている。

「ペナルティエリア内でGKではない守備側の競技者が手を使ってゴールを防いだ場合、その競技者は退場となり、攻撃側にはPKが与えられる。ボール が手に触れた後ゴールに入った場合、攻撃側の得点が認められ、手を使った競技者には警告が与えられる。」

 この例を当てはめると、結果的に攻撃側のゴールが決まった(ファールによってゴールを止めることができなかった)場合には、イエローカードが妥当 なようにも思う。試合後、チームのコーチとも話し合ったのだが、明確な結論を出すには至らなかった。
 そもそも、小学生に対して退場処分は重すぎるので、どんな場合でもせいぜいイエローカードでいいのではないか、ということに落ち着いたのだが、どなたか 分かる人は教えてください。


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