瓦版

(News Letter of MEL Soccer Club)

[やったー点目のゴー ル]

2005 6/7 W杯出場王手号

7代目かわらや発行

学園リーグ今期初白星

−勝利累積キャンペーンは如何に−

2005 5/21 学園リーグ3部: RDF戦

先週も負けて今シーズンというか今年に入って未だ勝ち星のない我がチーム。そろそろ勝利が欲しいところである。 この日も直前まで人の集まりが心配されたが、何とか12人集まり試合のできる体制は整った。 相手はRDF。これまで幾多の名勝負?を繰り広げてきたチームで、力的には互角。青パンも健在である。 そろそろ勝ち星が欲しい我がチームにとっては、もってこいの相手である。 今度こそ勝利の予感が...。

スタートの布陣は下の図を参照してもらう。先週に引き続き、廣瀬選手のワントップ、スベン選手、佐藤庄選手のダブルボランチで 中盤を厚くして、カウンターからの得点を狙う作戦である。 前半開始後しばらくは一進一退の展開で、両チームとも決定的なチャンスを作り出すには至らなかったが、 時間の経過と共に、相手陣内に攻め込む時間が多くなり、機技研の攻撃が冴えてくる。 そんな中、先制点を奪ったのは、当然我がチーム。前半25分、スベン選手のシュートがゴールポストに当たりながらも ゴールネットを揺らし待望の先制点をゲットする。 その後、相手も攻めにかかるが、DF陣の粘り強い守備で得点を許さない。 こちらもカウンターで攻め込むが、中々ゴールを割ることができなかったが、前半終了直前、 廣瀬選手がペナルティーエリア以内で倒されてPKを得る。これを廣瀬選手が冷静にゴール中央に決め効果的な追加点をゲット。 このまま前半を2点リードで終えることができた。

前半は良いリズムで試合を進めることができたので、後半もこのペースを保っていけるよう守備意識を確認し試合に臨んだ。 後半も、我がチームの攻勢で試合が進んでいく。相手DF陣に疲れが見え始め、 前線でボールを持った選手がフリーでプレーできる機会が多くなってきた。 一方、我々のDF陣も疲れが出始め、攻め込まれる場面が増えてきたが、DF陣の踏ん張りと、GKの運の良い好セーブで何とか失点を防いでいた。 一進一退の攻防が続く中、次に点を取ったのも、何と我がチーム。後半20分、一本のパスから板倉選手が抜け出し、キーパーと1対1に。 そこを冷静に左足で決めて、3点目をゲット。 このまま相手も諦め、楽勝かと思ったのも束の間、相手の怒涛の攻撃が始まった。地獄の15分間であった。 まずは、再開してまもなく、DF裏へパスを出された。 それをカットに出たGKと相手FWが競り合い、GKのミスで相手FWにボールを取られて、そのまま無人のゴールへ蹴り込まれてしまう。 1点を返して、俄然相手の士気が高まり、攻撃の勢いが増してきた。必死に絶えるDF陣。行き詰る攻防が繰り広げられた。 しかしながら、健闘空しく、相手に追加点を奪われてしまう。サイドから崩され、幾度かシュートを防いだが、 徐々に守備がずれてきて、最後にシュートされるとGKが体に当てるもサイドポストに当たり、ボールはゴール側に吸い込まれていった。 これで1点差。残り時間は5分程度。何とかリードを守りきれるかどうか、微妙なところである。 相手の攻めは激しさを増してくる。GKが飛び出し危ない場面もあったが、DF陣が体を張った守備で相手に得点を許さない。 何とかこのまま耐え切り、今期初勝利、いやリーグ戦に限って言えば約2年ぶりの勝利を挙げることができた。

最後はどうなることかと思ったが、試合が終わってみれば、3得点。それなりの得点を挙げている。 しかしながら、守備の乱れが気にかかる。 特に後半は疲れもあってラインがズルズルと下がってしまい、中盤にポッカリとスペースができてしまう。 裏を取られることを恐れず、ラインを高く維持し、相手にスペールを与えないようにすることが重要であろう。 これにはDF裏のスペースに対するGKの守備も重要となることから、GKとDF陣の連携も必要になってくる。 お互いに声を出し、連携を取りながら調整していくしかないだろう。 また、サイドにボールが振られると、どうしてもDF全体がボールサイドに偏って、逆のサイドにフリーの選手を作ってしまう。 これも、前回からの課題であり、何とかしなければなるまい。 しかし、実際に体を動かすとなるとそう簡単にはいかず、大変に難しい問題である。 (文責:三宅選手)

【結果とポジション】




2-0


機械研

(
)
RDF



1-2



★得点者★
時間 得点者 アシスト
前半 スベン -
前半
廣瀬
PK
後半
板倉
-

前半 | 後半

廣瀬
FW
廣瀬

板倉

ボバ

栗田
MF

板倉

ボバ

栗田


スベン


佐藤庄



スベン


佐藤庄


高木
 
ミシェル
 
森川
 
三島
DF
高木
 
ミシェル
 
森川
 

三島/寺田

三宅
GK
三宅

2005 6/4 学園リーグ3部: 技短戦

<戦評その1>

RDF戦で挙げた初勝利に気をよくした機械研は、勝利累積キャンペーンと称して6月の試合に臨むことにした。それが、キャンペーン第1戦でつまずくことに なろうとは...。

機械研は立ち上がりからリズムが悪かった。特にDFとボランチの連携がうまくいかず、マークが外れたり、逆に選手がかぶったりすることがしばしば だった。技短はそのDFラインの乱れをついて裏を狙ってきてはいたが、それほどスピードがあるわけでもなかったので、どうにかフィニッシュまでは持ってい かれずに済んでいた。しかし、技短はプレーが汚い。ウェアは引っ張る、足は引っ掛ける、自分からファールを仕掛けておきながら、転ぶとこっちに突っかか る。ファールされてんのはこっちだぞ、この野郎!そのうち機械研も、バランスが悪いながらもどうにか持ち直して形勢を盛り返し、右サイドから三島選手が シュートを放つ。しかし、これはポストに嫌われ先取点ならず。そのあとも栗田選手がミドルシュートを放つなど、やや優勢のうちに前半終了。しかし、蒸し暑 さのために、体力をかなり消耗していた。

後半になると、疲れのせいか、相手のプレーもますますラフになり、それに対してこちらもカリカリし始め、試合は次第に荒れ模様となる。そんな中、機 械研陣内中盤右サイドのFKから相手に持ち込まれ、DF2、3人がついたもののボールを奪えず、ついには飛び出したGKの頭越しにループシュートを決めら れてしまう。その後は、板倉選手のヘディングシュートがクロスバーに阻まれるなど、ツキにも見放され、時間だけが過ぎていく。とにかく点を取りに行くしか ない機械研は、相手陣内中央でFKを得ると、GKとDF2人を残して全員が上がった。だが、これが裏目に出た。逆にカウンターを受けて1対1とされ、追加 点を奪われてしまう。さらに終了直前には、やはりカウンターから1対1とされてあわや3点目というピンチが訪れる。だが、これはCBのかわらやがゴール直 前で追いついてクリアし、失点を免れた(「0-2も0-3も変わらないよ」N嶋選手談)。結局そのままタイムアップ。0-2で技短に敗れ、戦績は1勝2敗 2分となっ た。

すでに昨季からの課題ではあるのだが、全体のバランスの悪さが根本的な敗因であるように思う。それは攻撃とか守備とかいった限定的なことではなく、 チームとしてどのように戦うかが定まっていないということでもある。全体の意思統一とか戦略イメージの共有などという以前に、すでに個人レベルでどうして いいのか分からないというのが現状ではないだろうか。そのため、結局林選手や廣瀬選手など、特定の選手にボールを預けてあとは彼らの個人技に頼りっきりと いうことになりがちである。1回預けるにしても、そこからワンターンでパスを出せるところへすぐに走り込むとか、1回はたいて戻してもらってから再び渡す など、回りの動きにちょっとした 工夫があれば、相手のマークも外しやすくなるはずだし、得点チャンスも増えるはずである。今の練習状況では難しい面があることも事実だが、もっと試合を楽 しめるようにするには、1人1人の自覚と工夫が必要なのではなかろうか。(文責: かわらや)

<戦評その2>

前戦、今季初勝利を上げ、勢いを取り戻した我がチームは、栗田選手の”6月は「勝利累積キャンペーン」となります”のメールにもあるとおり 3連勝を目指して試合に臨んだ。 どんよりした空模様、小雨もぱらつく中、試合があるのかどうか分からない状況である。 そんな中、宿舎の草刈は実施されひとしきり汗をかいた私は、試合は無いのだろうとメールをチェックしたが、何も入っていない。 廣瀬選手に確認したところ、関西方面は晴れている模様。何と、試合の有無の確認は取れていないのであった。 グラウンドまでチェックに来ると、あろうことか試合は行われているではないか。出鼻をくじかれた感のある機技研、試合が心配である。 人の集まりに関しては相変わらずで、この日も直前まで人の集まりが心配されたが、何とか12人集まり試合のできる体制は整った。 しかしながら、腰を痛めている林選手、二日酔い&寝不足ぎみの谷川選手など、満身創痍の面々である。 今日の試合は厳しくなる予感が...。

スタートの布陣は下の図を参照してもらう。ここのところ定番となりつつあるワントップでカウンターからの得点を狙う布陣である。 一進一退の攻防で、両者決め手の無いまま試合が進んでいく。 相手の荒いプレーに少々ご立腹の面々であったが、何とかジェントルに試合に臨んでいた。相手に決定的な場面を作られるも、相手のミスや DF陣の粘りとGKの好守で何とか無失点で切り抜け、前半。

後半は何とか巻き返しを図ろうと、気合を入れて試合に臨んだ。 後半ますます相手のプレーが荒くなる。 危険なプレーで林選手が倒され、相手と睨み合いになったり、三島選手の目に相手の肘が入り、途中ゲームを離れるなど、 普段はジェントルな我がチームも熱くなっていった。そんな中、ついにDFのスキを突かれ先取点を奪われてしまう。 何とか同点に追いつこうとしても、中々好機が作り出せず、相手の荒いプレーもあり、徐々に冷静さを欠いてしまった。 FKやCKから、板倉選手の頭にあわせ、ボールがゴールポストを叩く惜しい場面もあったが、得点が奪えない。 相手も我が陣に攻め込み、惜しい場面を作るも、GKの攻守で何とか失点を防いでいる。 しかしながら、試合終了間際、何とか同点に追いつこうと前ががりになっていたところを突かれ、カウンターから追加点を奪われてしまう。 これで万事休す。このまま、試合は終了となった。

冷静に戦わなくてはならない試合で、熱くなってしまった。これは良くない。大きな反省点である。もう少し冷静に戦っていれば 何とかなったのかも知れない。しかしながら、個々の技術では相手が一枚上であった。 守備に関しては、相変わらずな感じで、何とかしなければと思うが、中々難しい問題である。実際自分でやっていても混乱するばかりで、 ちっとも上手くいかない。どうしてもボールばかりを見てしまい、マークする選手をはずしてしまう。う〜む、ムズカシイ。 (文責:三宅選手)

【結果とポジション】




0-0


機械研

(
)
技短



0-2


前半 | 後半

板倉
FW
板倉

ボバ



三島
MF

ボバ



三島/寺田


ミシェル


中嶋



ミシェル


中嶋


高木
 
沢田
 
三宅
 
栗田
DF
高木
 
沢田
 
三宅
 

栗田

谷川
GK
谷川


【オーバーヘッドキック】
 えっと、唐突ですが、つくばエクスプレスの車両って、バルタン星人に似てませんか?


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