瓦版

(News Letter of MEL Soccer Club)

[やったー点目のゴー ル]

2005 5/17 バルセロナ優勝号

7代目かわらや発行

トーベンに惜敗

林選手のハットトリックも実らず

2005 5/14 学園リーグ3部: トーベン戦

2試合連続で引き分けスタートの今シーズン。そろそろ勝利が欲しいところである。 いつもの如く直前まで人の集まりが心配されたが、フタを開けてみれば、久々に交代選手が4人もいるという、かなり充実した体制となった。 相手はトーベン。知らないチームで力は未知数であるが、相手のアップを見る限り、我がチームにも勝利の予感が。 しかしながら、そんな淡い期待は試合開始と共に露と消えてしまうのであった...。

スタートの布陣は下の図を参照してもらう。林選手、川上選手のダブルボランチで中盤を厚くして、カウンターからの得点を狙う作戦である。 前半開始後しばらくは一進一退の展開で、両チームとも決定的なチャンスを作り出すには至らなかったが、 時間の経過と共に、自力の差が露わになってきた。相手は基礎技術がしっかりしていて、少ないボールタッチでパスを回し サイドからDFを崩しにくる。加えて、左右の切り替えなど、グラウンドを広く使った攻めに我がチームは対応できなかった。 しかしながらDF陣の攻守に加え、相手のシュートミスも手伝って、ギリギリのところで失点は免れていた。 そんな中、先制点を奪ったのは、我がチーム。前半25分、相手の一瞬の隙を衝いての攻撃であった。 林選手がハーフウェーライン付近からドリブルで持ち込み、 相手DFを3人かわしてゴールキーパーと1対1の状態から、冷静にゴール左へシュートを決めた。 久々に先制点をゲットして、盛り上がる機技研FCであったが、その後、直ぐに同点に追いつかれてしまう。 キックオフ後、自陣に攻められたところ、ハーフウェイライン付近やや左側で相手にFKを与えてしまう。 FKから逆サイドにふられ、フリーでシュートを打たれてしまった。 その後は相手の猛攻にあいつつも、何とか耐え抜き、前半を同点で終えることができた。

前半、左右の切り替えとサイドからの崩しに対応できていない反省から、後半は守備の意識を徹底して試合に臨んだ。 後半は、我がチームのキックオフで試合が始まったが、中々攻め手が無い。相手は前半と同様、サイドから攻撃を仕掛けてくるが、守備の意識を高く持った中盤 からのDFも効き、前半ほどはサイドからの攻撃も、自由にやらせなかった。 一方こちらは林選手が相手DF裏に抜け出し、ゴールキーパーと1対1になるなど、チャンスはあるが中々得点ができない。 両者一進一退の攻防から、程なくして試合の均衡は破れる。林選手がペナルティーエリア内でファールを受けPKをゲット。 これを林選手自身が冷静に決めた。何とかこのまま逃げ切りたいところである。だが、その直後、相手のコーナーキックから、キーパーが弾いたボールに相手選 手がつめて同点とされてしまう。 その後、相手は徐々に調子付き、速攻からゴールキーパーとの1対1の場面、谷川選手の好セーブでピンチをしのいだかと思ったが、 こぼれ球を相手に拾われ、追加点を許してしまった。 相手はますます調子に乗り、こちらの体力が落ちてきたこともあって、ドリブル突破にパス回しと好き勝手にやられまくる。何とか同点に追いつきたい機技研は 必死に相手の攻撃を防いでいたが、そこで不運な出来事が起こってしまう。中盤右サイドからのセンタリングが、機技研ゴールに向かってまっしぐら。 谷川選手が手を伸ばすも、それをすり抜けてゴールに入ってしまうアンラッキーゴール。ついに2点差と引き離されてしまう。 その後、何とか挽回しようと、林選手がボールを持って攻め込むも前線で孤立し、中々チャンスを作れない。 2点差を追いつくのは大変であるが、何とか追いつきたい機技研は、林選手がペナルティーエリア外2メートル中央でフリーで ボールを持ち、鋭いシュートをゴール右に決め、追いすがった。これで1点差。しかしながら、反撃もここまで。 惜しくも1点差で試合に敗れてしまった。

試合が終わってみれば、林選手がハットトリック。それなりの得点を挙げているが、攻撃の連携がないのが気にかかる。 特に後半は林選手が前線で孤立する場面が多く見られた。 中盤からの押し上げ、両サイドの攻撃参加など、林選手をフォローする動きが必要であろう。 また、この試合では両サイドから崩される場面が多く見られ、守備のバランスが悪かった。 後ろからの指示など中盤と最終ラインの連携、ポジショニングの修正などが必要だろう。 相手は、バランスの取れた非常に良いチームであった。こういったチームと対戦すると、我々に足りないもの、課題が良く見えてくる。 今後の練習に生かしていければと思う。 (しかしながら、言うは易し、行うは難し。自分自身、課題を克服できるようにより一層の努力が必要であろう。 というか克服できるのか?齢35、頭と体が思うように動かなくなってきた今日この頃、難しい課題である。)(文責:三宅選手)

【結果とポジション】




1-1


機械研

(
)
トーベン



2-3




★得点者★
時間 得点者 アシスト
前半
後半 PK
後半

前半 | 後半

板倉
FW
板倉

崎山
 
宇佐美
 
山口
MF
 
宇佐美
 
栗田

 
川上

 
川上

澤田
 
ミッシェル
 
佐藤庄
 
森川
DF
澤田/安達
 
ミッシェル
 
佐藤庄
 
森川/寺田

谷川
GK
谷川


【オーバーヘッドキック】

「初老っていうのは40歳からですよ。」

 谷川選手にこのように教えられた41歳のかわらやは、さすがにショックの色を隠せなかった。中年ではあるだろうなあとは思っていたのだが、「老」 という文字が入ると気分的にも急に老け込んだような気がする。ところで、年頃を表す単語にはこのほかにも、青年、壮年などと色々あるが、それぞれどの当た りの年齢層を指しているのだろうか?このような疑問を持ったかわらやは、手元の辞書で調べてみた。結果を以下に記す。

少年: 7、8歳から15、6歳
青年: 14、5歳から24、5歳(広く30代を含める場合もあり)
成年: 20歳(知能・身体が成育発達して一人前の人として認められる年齢。)
中年(壮年): 40歳前後から50代後半
初老: 40歳(老境に入りかけの人。老化を自覚するようになる年頃。)
熟年(実年): 50歳前後
老年: 50代後半以降

 「初老」が、ある幅を持った年齢層を指すのではなく、40歳という年齢を意味するとは今まで知らなかった。また、広義では、30代まで青年に含まれると いうのも意外であった。この定義によれば、今回出場した選手15人のうち9人は青年に当たる。うん、わがチームもまだまだ若さあふれる青年主体のチームと 言えますね。ところで、今回欠場していた主な選手と言えば、ボバ選手、中嶋選手、三島選手、...。


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