瓦版

(News Letter of MEL Soccer Club)

[やったー点目のゴー ル]

2004 9/28 川崎フロンターレJ1昇格号

7代目かわらや発行

後期2連敗で3部降格決定

2004 9/11 学園リーグ2部: GSFC戦

前半の早い段階で、左サイドの突破を許してセンタリングを上げられ、そのまま先取点を奪われる。その後、ボールは支配するもののパスが最後までつながら ず、攻撃は単発に終わる。林選手の直接FKなど、いくつかあった惜しいシュートも相手GKのファインセーブに阻まれ、結局無得点で敗れた。(文責: かわらや「谷川さん、戦評送ってください」)

【結果とポジション】




0-1


機械研
(
)
GSFC



0-0


前半 | 後半

Vova


山口
FW
Vova


西田

島田



Zhang
MF
島田



高木

中嶋

中嶋

沢田
 
Sven
 
三宅
 
三島
DF
沢田
 
Sven
 
三宅
 
三島

谷川
GK
谷川


2004 9/25 学園リーグ2部: 森林総研戦

9月も下旬になり,涼しくなったと思いきや,試合の行われた25日午後は結構蒸し暑くなっていた.今回も選手の集まりがよくなく,また廣瀬選手,林選手と いった主力メンバーにも欠き,苦戦が予想された.いざ試合が始まって見ると,案の定大方自陣での試合を強いられる.相手はよくパスを回し(機械研チームの プレスが甘いこともあるが),中盤中央からサイドに展開して,ディフェンスをひきつけてから中央にセンタリングを上げるというオーソドックスな攻撃を確実 に実行している.詰めの甘さから何とか失点を防いでいたが,いつ点を取られてもおかしくない状況だった.しかし,前半8分失点を許す.機械研バックライン が上がっている状態で,バックスラインとキーパーとの間のスペースにボールを出される.バックスとキーパーとのどちらが対処するかの判断の遅れの間に相手 にボールをキープされ,ボールをゴールに流し込まれる.ここまでよく相手攻撃をしのいできたのに,ちょっとしたミスでの失点が悔やまれる.その約10分 後,今度はゴール正面での相手の短いパス交換から2点目を許す.澤田選手が最後まで相手選手についていったのだが,ペナルティーエリア内ということもあ り,仕掛けを躊躇している間にキーパーが出るタイミングを失ってシュートを許してしまったという感じだった.理想的にはゴール間近であれば,バックスが仕 掛けてそこで相手がボールを動かしたところにキーパーが飛び込むということができればと感じたが,練習していないとなかなかできるものでもない.前半はこ の2失点だったが,機械研が全く攻撃できなかったわけでもない.時間帯によっては,ずっと相手陣内にいることもあったが,いまひとつ連係プレーでの攻撃が 見られなかった.フォワードの谷川選手,山口選手にボールは行くのだが,回りのその次の動きが少なく,相手バックスに囲まれつぶされることが多かった.菅 選手の思い切りのいいシュートもあったが,全体としてあまり点の入りそうな気はしなかった.

後半は,菅選手に代えて張選手を投入してスタートする.しかし開始早々失点を許す.相手左サイドからセンターへのパスが機械研DFに当たって逆サイ ドへ。それを相手FWがフリーで受け、そのままドリブルシュート.ゴールマウス右上隅に決まった鮮やかなシュートだった.しかし,後半になって前半より攻 めの形はできてきた.張選手が前線サイドでボールをキープする機会が多くなることで,相手ディフェンスも引き出され,中央のディフェンスが薄くなること で,他のフォワードや第2列の選手にボールが出やすくなった.それでシュートまで持っていける機会も増えた.山口選手のポストに当たる惜しいシュートも あったが,点には至らず逆に相手にループシュートを決められる.そうこうしている間に,例のごとく体力切れで足が止まってくる.残り10分くらいでは栗田 選手が足を痙攣させてしまう.中嶋選手の叱咤激励(?)の声も飛ぶが,なかなか足が動かない.栗田選手に代わって安達選手も入り,老体に鞭打って谷川選手 の頭に合わせるが,ゴールには届かない.そして終了間際には,足の止まったディフェンスを割られ,とどめの5点目を失って,タイムアップとなった.

今回の試合での一番の課題は,ディフェンスとキーパーとの連携と感じた.特にディフェンスの裏側に出されたボールに対する対処法の練習はしておいた ほうがよいと思った.また,ディフェンスもラインを作るのか,それとも一人余らせて守るのか,徹底しておいたほうがいいだろう.特に今回のようにセンター バックを外国人選手2人に任せるときは,なおさらその必要性を感じた.(文責: 安達選手)

【結果とポジション】




0-2


機械研
(
)
森林総研



0-3


前半 | 後半




山口
FW
Zhang


山口

Vova

谷川

栗田
MF
Vova

谷川

栗田/安達

中嶋

中嶋

沢田
 
Sven
 
Michel
 
三島
DF
沢田
 
Sven
 
Michel
 
三島

三宅
GK
三宅

【オーバーヘッドキック】
 J2では、最後に少しもたついたものの、川崎フロンターレが早々とJ1昇格を決めた。そうなると気になるのはJ1で、優勝争いもさることながら、降格争 いに気をもむ人も少なくないだろう。本質的にひねくれ者のかわらやは、「年間優勝チームが降格する可能性」などという、現実にはなさそうなことを真面目に 考えてしまうことが時々ある。
 さて、年間優勝チームが降格する可能性は本当にあるのだろうか。結論を先に言うと、前後期優勝チームによるプレーオフシステムを採用している場合には、 これがあり得る。1つだけ、極端な例を挙げておこう。
 年間優勝しながら降格するチームを、仮にAとしよう。前期、Aは全敗で最下位だった。後期は、すべての試合が引き分けで、Aの試合だけはすべて1-1、 それ以外の試合はすべて0-0だった。すると、全チームで勝点と得失点差が等しくなり、総得点のもっとも高いAが後期優勝チームになる。そして、プレーオ フでAが勝てば、Aが年間優勝を勝ち取ることになる。一方、年間の勝点をみると、後期は全チームの勝点が等しいので関係なく、前期の勝点が問題となる。A は前期全敗だから、当然他のどのチームよりも勝点で下回るため、年間順位は最下位となり、降格となるのである。
 こんなくだらないこと考えてるヒマがあったら、自分のチームの降格を防ぐために、もっと練習しておくべきでしたね。


電子瓦版インデックスへ戻る。

サッカー部 ホームページへ戻る。