瓦版

(News Letter of MEL Soccer Club)

[やったー点目のゴー ル]

2004 5/25 Jリーグお休み号

7代目かわらや発行

リーグ3連敗

−怪我人続出−

2004 4/17 学園リーグ2部: FCデルソール戦

今回の試合より、本省帰りの谷川選手、贅肉と共に復帰。まずはキーパーとして参加した。 相手は入れ墨が入っていたりとなかなか怖い面々、しかし、程々に贅肉がついている選手が多く、前半の 機械研の素早いつぶしに機械研ペースで試合は進んだ。相手キーパーは非常に敏捷で一対一などは的確なセービングを見せ、付け入る隙が無かったが、見事遠目 から逆サイドに林選手のシュートが決まり、先制した。前半はチャンスも多々あったが、見事な相手キーパーのセービングでそのままハーフタイムとなった。後 半は三宅選手の軽い肉離れより、キーパーを三宅選手に任せ、谷川選手は古巣となるフォワードに配置。しかし、いかんせん大リーグボール養成贅肉の負担か ら、何とか相手を引きつけて落とす程度のプレーしか出来ず、追加点に絡む活躍には至らなかった。そのうち、機械研のスタミナも切れ、徐々に技術の差が現れ るようになり、中盤を支配されるようになってきた。こうなると、機械研は防戦一方になってきた。そのうち広瀬選手が怪我をしてしまい、重要な中盤のキーマ ンがいなくなったことで、最終的に2点失点し、逆転負けとなってしまった。年々平均年齢も上がっていることだし、スタミナで勝負するサッカーも限界か。少 なくとも控えはいっぱいほしいところである。(文責: 谷川選手)

【結果】




1-1


機械研
(
)
FCデルソール



0-1


★得点者★
時間 得点者 アシスト
前半

2004 5/1 学園リーグ2部: ガンナーズ戦

今回の試合は、各個人のサッカーの力量と言うよりは、組織サッカーのレベルが違っているという感じ。 谷川キーパーのハンブルが多かったのも事実なのだが、シュートをはじめとしたパス、トラップという基本が良くできている相手チームであり、 最後のシュートはほとんどフリーで打たれてしまう状態であった。また、個人としてキーになるプレーヤーは存在せず、全ての選手が的確に パス回しや連携をこなすため、だれか一人をマークすれば攻撃を防ぐことができるというものでは無いというのが大きな問題であった。 こうなると機械研の根性サッカーは空回りするだけで、まったく良いとこなしの試合となってしまった。林選手も怪我をしてしまい、 今後が不安な結果になってしまった。(文責: 谷川選手)

【結果】




0-4


機械研
(
)
ガンナーズ



0-3


2004 5/15 学園リーグ2部: アニマル766戦

主戦の林、廣瀬両選手を怪我で欠き、試合開始15分前になっても9人しか集まっていないという危機的状況。「フォーメーションをどう組めばいいんだ?」と の三島福キャプテンの言葉が示すように、相当な苦戦どころか、そもそもまともな試合になるのかどうかが疑問視される状態だった。

試合開始直後、機械研は右サイドからボバ、森川、山口のパス交換で攻めあがる。相手ディフェンスを巧みにかわし、狭いところから森川選手がセン タリング。ヘディングで飛び込んだのは菅選手。ヘディングのポイントを外しながらも、そのおかげで飛び出した相手GKのコースも外して見事に先取点ゲッ ト。開始前の予想からは考えられない好スタートを切った。あとはこの1点を守るだけ、などとかわらやは甘い見通しを立てたのだが、その夢は数分間しか続か なかった。相手がゴール前に落としたロビングボールに対して、相手FW、機械研DFとGKが錯綜し、その間をボールは転々とゴールマウスへ転がって同点。 ここからが、事実上の試合開始だったのかもしれない。

その後は、3対7くらいの割合でボールを支配される。だが、機械研の守備意識は高く、早めのチェックで簡単には攻め込ませなかった。センターバック のミシェル選手、三島選手を中心としたDFのカバーリング、ボールを奪った後のボバ選手、板倉選手、森川選手を起点とした反撃、前線では不動のMF谷川選 手を経由し たパスを受けるべく菅・山口両選手が走り回ってスペースを作るなど、全員の意識が高かった。

後半、アニマルは突破力のあるFW7番を投入。こちらの体力が落ちてきていたこともあり、前半にも増して守備一辺倒となる。攻めあがることも時折 あったものの、相手ゴールを脅かすまでには至らず、得点よりも後半を無失点でしのぐことが最大のテーマであった。残り時間もあとわずかとなったころ、警戒 していた7番に決勝点を決められる。三島選手のヘディングも三宅選手のダイビングも届かない、敵ながら鮮やかなゴールであった。そして、試合終了。

「結果だけ見ると欲が出るけど、このメンバーでよくやったんじゃないかなあ。」というのが三島副キャプテンの感想であり、かわらやもこれに同感であ る。三宅選手、ミシェル選手を中心として声もよく出ていたし、最後まで集中を切らさずにプレーしたことは評価できる。一方、これだけやれるというのに、普 段は林と廣瀬を当てにして怠けていたのではないか、とも思う。何はともあれ、これを次の試合につなげて行き ましょう。(文責: かわらや)

【結果とポジション】




1-1


機械研
(
)
アニマル766



0-1


★得点者★
時間 得点者 アシスト
前半 森川

前半 | 後半




山口
FW
菅/安藤


山口

板倉

谷川

森川
MF
板倉

ボバ

森川

ボバ

スベン

沢田
 
ミシェル
 
三島
 
高木
DF
沢田
 
ミシェル
 
三島
 
高木

三宅
GK
三宅

【オーバーヘッドキック】
 先日、かわらやは出張で中国へ行った。中国の通貨は元(人民元ともいう)であり、ユエンと発音する。かわらやは初めて知ったのだが、元と円はともにユエ ンと発音し、通貨単位としては同じものだそうである。実際、中国で為替表を見ると、日本円は「日本元」と記載してある一方、中国の紙幣にも「五圓」と書か れているものがあったりする。
 ところで、現在、人民元は国外への持ち出しが認められていない。したがって、出国前には使い切っておく必要がある。かわらやは、免税店で人民元をすべて 使った後、空港のカフェに入った。
「支払いはカードでもOKか?」
「カードは使えないけど、日本円で大丈夫だ。」
と店員が言うので、そこで軽食をとった。支払いの際に1万円札を出すと、なんと釣銭を人民元でよこすではないか。
「釣銭は日本円でくれ。」
「人民元で大丈夫だろ。」
「私はこれから日本へ帰るんだ。人民元を持ち帰ることはできない。日本円でないと困る。」
「千円札とか、細かいお金は持っていないのか?」
「持ってない。」
「...わかった。ちょっと待っててくれ。」
 店員は、1万円札を手に取ると、どこかへ走っていった。どうやら、両替できる免税店を探しに行ったらしい。しばらくすると、首を振って帰ってきた。
「だめだ。両替できない。」
 かわらやはしばし思案し、こう提案した。
「私はこれから免税店で、カードを使って、この料金相当の品物を買ってくる。お金の代わりに、その品物で料金を払う。それでどうだ?」
「...わかった。それじゃ、タバコを買ってきてくれ。」
というわけで、かわらやはタバコを1カートン(10米ドル)買い、それに不足分の200円をつけて料金を支払ったのだった。
 一応これで無事に済んだのだが、やはり小銭は常に用意しておくべきですね。


電子瓦版インデックスへ戻る。

サッカー部 ホームページへ戻る。