フォーメーションは4-4-2.前回同様学生さんの積極的なポジションチェンジで攪乱し,ホセ,板倉両選手の決定力に期待しての布陣である.特筆すべきは三宅選手の中盤参加であり,彼のバスケ仕込みである広い視野が機能すればすばらしい戦力となる.それに押し出される形で,今回栗田がキーパーデビューとなった.試合開始前には既に疲労しており,どうなることかと思ったが,結果的にはほとんど守備機会はなく,シュート練習が自分にとってピークであった.
試合が始まると我がチームは怒濤のごとく攻め続けた.たまにクリアボールから自陣に攻め込まれることがあったが,単発的で危ない場面はほとんどなかった.こちらの思惑通り,島田,西田選手がめまぐるしく入れ替わり,板倉,ホセ選手に多くのシュートチャンスを提供した.ホセ選手のアウトフロントでシュート回転をかけたゴール右隅,フリーキックを直接,三宅選手から供給された浮き球をフリーで受け取った3ゴールで前半を終了した.
後半に入っても勢いは収まらず,相手チームは2本のシュートしか打つことが出来なかった.(そのうち1本を決められてしまったが・・・)ここでもホセ選手が3得点を決め6-1と快勝であった.
スコアからいえば文句なしであるが,強いて反省点を挙げれば,後半相手の動揺もあり右サイド1/3は全くと言っていいほどボールがこなかった.しかしながら,サイドチェンジで大きく試合を展開し相手のスタミナを奪ったり,相手の攻撃時は誰もいない右側を絞って効率的にディフェンスすることがうまくできていなかったように感じた.また後半に攻撃陣の戻りが弱くなり,相手に数少ないシュートチャンスを提供してしまった.格下の相手で出来ないことは実力が近いまたは上のチームには出来るはずがないので.このようなときにしっかりとイメージして動くことが重要であると考える.
またザックザックとゴールを量産したホセ選手が今回でお別れである.今回シュートは非常に多かったが,結局ゴールを決めたのはホセ選手だけである.自分でシュートを打つべき場面にホセ選手に渡す場面も見られた.来年は親離れならぬホセ離れを意識することが課題となる.(文責: 栗田選手)
【結果とポジション】
| 3-0 | ||||||
| 機械研 | 6 | ( | ) | 1 | ビークラウン | |
| 3-1 | 
| ★得点者★ | ||
|---|---|---|
| 時間 | 得点者 | アシスト | 
| 前半 | ホセ | − | 
| 前半 | ホセ | FK | 
| 前半 | ホセ | 三宅 | 
| 後半 | ホセ | − | 
| 後半 | ホセ | − | 
| 後半 | ホセ | − | 
| 前半 | | | 後半 | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ● 板倉  | 
    ● ホセ  | 
    FW | ● 板倉  | 
    ● ホセ  | 
  |||||||||||
| ● 島田  | 
    ● 廣瀬  | 
    ● 新津  | 
    MF | ● 島田  | 
    ● 廣瀬  | 
    ● 新津  | 
  |||||||||
| ● 三宅  | 
    ● 三宅/寺田  | 
  ||||||||||||||
| ● 西田  | 
    ● 中嶋  | 
    ● ミシェル  | 
    ● 井上  | 
    DF | ● 井上  | 
    ● ミシェル  | 
    ● 是永  | 
    ● 三島  | |||||||
| ● 栗田  | 
    GK | ● 栗田  | |||||||||||||
【オーバーヘッドキック】
 先日かわらやは、たぶん生まれて初めてだと思うが、新幹線のグリーン車に乗った。JR東海ツアーズの企画商品「ぷらっとこだまグリーンプラン」というもので、飲み物がついて料金は10800円(東京−名古屋間)。これは、のぞみ号普通車の料金とそう変わらない。
 はじめてのグリーン車にわくわくしながら乗ったのだが、一度乗ればもういいや、というのが率直な感想である。確かにいすはよいものの、普通車のものでも座り心地は十分だ。それよりも、こだま号車両は300系ということもあり、例のカモノハシのような顔をした700系と比べると、揺れが大きくて乗り心地は決してよくない。なんと言っても時間がかかる。東京−名古屋間を、のぞみならば1時間40分そこそこなのに、こだまでは3時間だ。
 若い頃は鈍行列車ののどかな旅を楽しんだものだが、今やそのような余裕もなくなってしまったか。フッ。