瓦版

(News Letter of MEL Soccer Club)

[やったー点目のゴール]

2003 10/28 ダイエーホークス優勝号

7代目かわらや発行

学園リーグ最終戦を逆転勝利で飾る!

−最終成績5勝3敗3分−

2003 10/25 学園リーグ2部: アニマル766戦

 開幕前にはリーグ戦参加も危ぶまれた機技研FCだったが、助っ人の方々の力を借り、何とか棄権する試合もなく最終戦にまでこぎつけた。今回は最終戦ということもあり15人と多数の精鋭たちが集まり、試合に臨んだ。相手はアニマル766。今シーズンともに1部から降格したチームであり、これまでにも我がチームと激戦を繰り広げてきた強敵で、最終戦を戦うには申し分ない相手である。

スタートの布陣は下の図を参照してもらう。左サイドに学生二人を配置し、自由にポジションチェンジをしてもらい、相手をサイドから崩すのが狙いである。前半開始後しばらくは機技研の攻勢が続くも、決定的なチャンスを作り出すには至らなかった。相手もカウンターからFWの7番の選手が抜け出してキーパーと1対1を作り出したりしたが、決定力を欠き、両者無得点のまま時計は進んでいく。先制点はアニマル766。機技研DFの一瞬の隙を突いて中盤からスルーパスが通り、キーパーと1対1。見事にキーパーの股間を抜かれ先制点を許してしまった。昨年は失点されると、そのままズルズルと敗戦ムードに包まれていったが今年の機技研は一味違う。キックオフ直後にペナルティーエリア近くやや左でFKを得る。FKを蹴るのは林選手。相手キーパーの位置を確認し、キーパー頭上を越えてゴールに突き刺さる芸術的なキックで、すぐに同点に追いつく。その後は一進一退の攻防が続くも、相手の中盤からのパスがFWの7番の選手に通りはじめ、徐々に劣勢になっていった。そんな中、追加点はアニマル766が奪った。ペナルティエリアの外側から相手のMFがノーマークで放ったシュートが不運にも機技研DFの足に当たり、軌道が変わりゴールに直接吸い込まれた。前半はこのまま終了し1-2で折り返す。

前半、中盤からFWへ比較的自由にパスを通された反省から、後半はダブルボランチで中盤を厚くして、カウンターからの得点を狙う作戦に変更した。この作戦変更は見事に的中。後半は開始早々から機技研が試合を攻勢に進めた。そして後半開始後ほどなくして、効果的なホセ選手の同点弾が生まれた。その後相手は攻めに出るも、守りを厚くした機技研に跳ね返され、なかなか決定機を作り出せない。機技研は攻めに出て手薄になった相手陣にカウンターで攻め込む。機技研優勢で進む試合で、勝ち越し点を奪ったのはもちろん我がチーム。右サイドから崩し、相手のクリアミスを拾って逆サイドから落ち着いてゴールを決めたのは林選手。これで3-2。その後は、アニマル766も必死で攻めるが決定力を欠き、放つシュートはゴールを大きく外れる。そして、試合終了のホイッスル。見事最終戦を勝利で飾ることができた。

今シーズンを締めくくる試合で、今シーズンベストの試合ができたと思う。今シーズンこの最終戦まで辿り着けたのも、忙しい中参加していただいた選手の方々があればこそである。特に助っ人の方々の協力なくしては、今シーズンこの結果は残せなかったと思う。ここでお忙しい中参加していただいた助っ人の方々、ならびに選手の方々に感謝をしたい。来シーズンはどうなるか分からないが、できれば機技研FCとして存続してほしい。(文責: 三宅選手、校正: かわらや)

【結果とポジション】

1-2
機械研( )アニマル766
2-0

★得点者★
時間 得点者 アシスト
前半 FK
後半 ホセ
後半

前半 | 後半

ホセ
 
新津
FW
ホセ

 

島田
 
廣瀬
MF
島田
 
ボバ

宇佐美
 
宇佐美
 
廣瀬

西田
 
スベン
 
森川
 
高木
DF
西田/栗田
 
スベン
 
沢田
 
安藤

三宅
GK
三宅

【オーバーヘッドキック】
 先週の試合に引き続き、かわらやは今週もCBを務めることとなった。しかも、安藤選手のDFカムバックというおまけつきである。「人材不足もここまで来たか」、の感は拭えないものの、今回はそれなりに機能したらしい。なんと言っても、2部では多分強豪のアニマルを零封したという実績を作った(廣瀬のおかげや...陰の声)。
 一応チームの勝利に貢献したということで充実感を憶えてはいるものの、その一方、自分は華やかな得点シーンとは無縁なのかと思うと一抹の寂しさを感じることも事実である。でも、安藤選手をFWからDFへ引きずり戻しただけでもよしとしようか。


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