瓦版

(News Letter of MEL Soccer Club)

[やったー点目のゴール]

2003 10/21 東京ヴェルディ首位浮上号

7代目かわらや発行

理想FCと引き分け

−現在4勝3敗3分−

2003 10/18 学園リーグ2部: 理想FC戦

 学生さん2名が風邪で来られないとの連絡が入り,試合開始15分前の時点で到着していたのは9名.一同に,「今日は試合になるのか」という不安が広がった.その後,ボバ選手と,家庭の予定をおして参加してくれた林選手が到着し,何とか11人でキックオフを迎えた.とはいえ11人ちょうどで控え選手もおらず,バックラインも慣れないポジションとあってきびしい試合が予測された.試合前のかけ声が,技術的には「シンプルに蹴り出す」,精神的には「試合を楽しもう」だったことが,それを物語っていた.

相手も11人丁度ではあったが,平均年齢はどう見ても10歳は若い.体力的に後半はきつくなると予想されるため,前半ぐらいは何とかしたいところ.試合開始直後は,中盤のがんばりで一進一退の攻防が続いた.そして10分頃,フリーキックから逆サイドに流れたボールを板倉選手がセンタリング,FWとして進境著しい安藤選手がゴール前でボールを受けて軽く流したところを,林選手が蹴りこんでゴール.先制点をあげた.この先制点がチームの士気を盛り上げ,その後も五分五分の戦いを続け1点リードで前半を終える.

後半に入ると相手はポジションを変えて,予想通り攻撃的な布陣をとってきた.相手側にそれほど大きな展開や早い攻撃が無かったことと,中盤でのパスカットなどが効いて何とかしのいできたが,10分頃にちょっとした競り合いから相手に抜け出され,同点ゴールを許してしまう.その後も,縦パス一本で抜け出されて危ういところをゴールポストに救われるという場面などもあったが,何とかそれ以上は失点せずにしのいでいた.終盤になると相手の動きが若干にぶってきたこともあり,機械研も攻勢に出る.林選手の抜けだしや板倉選手のヘッドなど何度か惜しい場面もあったが,勝ち越し点を決めることは出来なかった.試合終了直前には高木選手の足がつるなどのアクシデントもあったが,そのまま同点で試合を終えた.

試合前の悲壮な状況からすると引き分けという結果は良くやった方だとも言えよう.また,今回の試合は,多少のアピールはあっても,両チームとも審判の判定には従いトラブルもなかったため,気持ちよく終えることが出来た.来週のリーグ最終戦は,より多くの選手に参加してもらい気持ちよく今期のリーグ戦を締めくくりたい.(文責: 高木選手)

【結果とポジション】

1-0
機械研( )理想FC
0-1

★得点者★
時間 得点者 アシスト
前半 安藤

前半 | 後半

安藤
FW
安藤

板倉


ボバ

MF

板倉


ボバ

廣瀬
 
スヴェン
 
廣瀬
 
スヴェン

高木
 
沢田
 
三島
 
寺田
DF
高木
 
沢田
 
三島
 
寺田

三宅
GK
三宅

【オーバーヘッドキック】
 廣瀬選手からこの試合の布陣を見せられたとき、三島選手とかわらやは半分口をあけたまま言葉を失い、林選手は空虚な笑みを浮かべていた。
 「何なんだ、このDFラインは!?」
 かつてCBとしても活躍していた三島選手はともかくとして、かわらやが最後に中央を務めたのは5年ほど前のことである。
 「スヴェン選手をCBにすると、廣瀬選手が怪我であまり動けないから中盤でボールを抑えられなくなる...詰んでるな、どこも動かしようがないか...。」
 このような状況ではあったがどうにか引き分け、これで勝ち点は15となった。正確なことは勝敗表を見なくてはわからないが、昇格にも降格にも関係ない無難な位置にいることだろう。
 勝敗表で思い出したが、先日ブンデスリーガの順位表を見てみたら、弱いと言われていた1860ミュンヘンは18チーム中8位だった。何だ、そんなに弱くないじゃん。希少価値を狙ってわざわざユニフォームを買ってきたのだが、案外近いうちに日本でもメジャーになるかもしれない。


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