瓦版

(News Letter of MEL Soccer Club)

[やったー点目のゴール]

2003 4/30 ゴールデンウィーク号

7代目かわらや発行

FCビートルに辛勝

−...ほろ苦い勝利(安藤選手以外)−

2003 4/26 学園リーグ2部: FCビートル戦

去る4月26日、学園リーグ第2戦、FCビートル戦が行われた。初戦を10人で戦うことを余儀なくされ、落としているチームとしては是非初勝利をあげたいところである。この試合は久しぶりに人数に余裕があったものの、林選手らが前半しか出場できないなど、不安を抱えたまま試合開始を迎えた。ところが、人数不足はどこも同じ。相手は7人しかいない!開始直前に1人、直後に1人と少しずつ増え、後半には10人までにはなったものの、大きなアドバンテージを得ることになった。

これを活かしたのが公式戦数年ぶり出場の安藤選手であった。林戦略担当の「トップは安藤」の声に、「例の囮作戦だな(一同の心の声)」と思ったのもつかの間、開始10分、林選手の左コーナーを頭でコースを変え、鮮やかにゴールに流し込んだ。狙い通りかどうかはともかく、久々の出場でいきなりのゴール、安藤選手は恵まれた星の下に生まれたのだろうか?美人の奥さんにかわいい子供達。東京の一等地に持ち家。う〜ん、やはり恵まれている。(でも良く考えると、初めてのサッカー練習でアキレス腱断裂、毎日片道2時間通勤、などなど。恵まれているというより、起伏の激しい人生なのか、、、。)

おっと話題がずれてしまった。その後、時折の相手のカウンターを除いてほぼボールを支配する機械研チームであったが、なかなか決定機がつかめない。そんな中、右サイドを林選手がドリブルで持ち込み、角度の無いところから鮮やかに逆サイドネットに突き刺した。さらに、直前にGKとの1対1を外した廣瀬選手が、安藤選手のバックライン裏へのスルーパスに反応し、すぐさま3点目を決めた。(外した直後に点をとるあたり、さすがに"熱い男"の面目躍如である。)相手の人数を考えればこれで勝負あり、という雰囲気であったが、その後、宇佐美選手がシュート体勢に入るところを栗田選手が猛然と押し倒して防ぐなどの再三の逸機が後半に響くことになる。ともあれ、前半は3対0で終了。

後半に入ってゲームの様相は一変する。安藤選手と代わってトップに入った佐々木選手には安藤選手を超えなくてはならないとの思いが重くのしかかる。さらに廣瀬選手の"後半は遊びましょう"という言葉に乗せられて10年ぶりのセンターバックに入った三島選手他の急増バックラインは不安定さを露呈してしまう。後半半ば、中央へのロングボールを一瞬お見合いした隙をつかれて持ち込まれ決められ、相手に反撃の気力をあたえてしまう。攻撃陣も水溜りでボールがとまるなどの不運、相手GKの好セーブなどもあり、とどめの1点が取れない。後半終了間際には、右サイドをカウンターで破られ、バックス陣の人数は揃っていたにも関わらず全員かわされ、1点差とされてしまう。(足が攣っていたにもかかわらず、あきらめずにゴールを挙げた相手FWの闘志も見事だったが、、、。)いよいよまずいかと思ったところでホイッスルに救われた。鮮やかにゴールを決めて去っていった林選手と1ゴール1アシストの安藤選手以外にとっては釈然としない勝利ではあった。それでも、勝ち点3は有難いですね。(文責: 三島副キャプテン)

【結果とポジション】

3-0
機械研( )NIMS
0-2

★得点者★
時間得点者 アシスト
前半 安藤
前半
前半 廣瀬 安藤

連絡事項: (Information)

学園リーグのお知らせ
日付:5月10日(土)
対戦相手:湖北FC
試合開始:13:00
試合会場:産総研中央グランド(旧B地区グランド)
準備:なし
審判:第四試合(14:30キックオフ、レッドドラゴンフライ vs 森林総研)の審判に当たっています。
その他:特になし

【オーバーヘッドキック】
 この日、かわらやは寺田選手、栗田選手と共に第一試合の審判に当たっていた。主審を務めた寺田選手には、その堂々としたジャッジを通じて、主審の笛の吹き方*1を教えてもらったような気がする。
 相手を手で押す、相手をブロックする、ユニフォームを引っ張る、といった反則は早い段階で厳しく取り、反スポーツ的行為に対しては迷わずイエローカードを出す。そうすることによって、試合が荒れる要因を早めに取り除いて流れをコントロールしていた。また、主審のジャッジと線審の旗とが食い違うことのないよう、判定の範囲やタイミングについて試合前に打ち合わせておくなど、細かい配慮がなされた。そのほかにも、シグナルの出し方や位置取りなど、参考にすべきところは多い。栗田選手やかわらやのみならず、他の人も寺田主審の試合を見て勉強することをお薦めする。
 もっとも、三島副キャプテンの見積もりでは主審を担当するのは1人1回程度だそうなので、次の機会は来年まで待たなくてはならないのかもしれないが。

*1 断っておくが、「ホイッスルの音の鳴らし方」を指しているわけではない。こういう勘違いをする人はいないと思うが、念のため。


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