瓦版

(News Letter of MEL Soccer Club)

[やったー点目のゴール]

2002 3/12 パラリンピック号

7代目かわらや発行

カップ戦報告

−つくばカップ初戦敗退&産総研カップ初戦突破−

2001 11/24 つくばカップ2回戦: FCサンライズ戦

 つくばカップの初戦は、来年から2部に昇格が決まったサンライズである。このチーム、若いがやる気が見えず、ダラダラとしている。早々と点をとり、一気に勝負を決めれば、もっとやる気が失せるだろうなと考えていたのだが・・・。相手の挑発にのり、空回りをさせられてしまったのは機械研のほうだった。

 実際に、相手が一人少ないこともあり、機械研は前半開始早々から試合を有利に進めることができた。先制点も立ち上がりからわずかの時間帯で、公文選手が右サイドでボールをキープして、中央最前線の廣瀬選手にスルーパス。これを廣瀬選手がドリブルで持ち込んでシュート。これがポストを直撃して跳ね返ったのが相手にあたりゴールとなった。

 ここまではよかったのだが、遅れてきた相手選手がグランドに入ってくると、徐々に相手ペースとなりパス回しが機能し始めた。そのうちに機械研は、DFが突破されて1点をもぎ取られると、続けざまに、またもDFがドリブルで振り切られてゴールを決められてしまった。この点の取られ方で緊張感がなくなったのか、機械研は急に粘りがなくなってしまった。このあたりになると、相手の体と口での挑発行為が許せなくなり、冷静なプレーもできなくなっていた。

 後半になっても、相手に先に2点を決められて、悪い流れを断ち切ることができなかった。わずかなチャンスで入れた得点は、左サイドのゴールエリア外あたりで得た公文選手のフリーキックを、大泉選手の頭をかすめて流れたボールを廣瀬選手がゴール左隅に押し込んだが、このあとさらに追加点を奪われ、結局2-6で負けてしまった。

 今回の試合は、一言でいってすべてがひどかった。今年、EDISONに10−0で負けたときよりも内容は悪かったと思える。全てのプレーが、いきあたりばったりのプレー。パスも2回続けるのが精一杯。中盤のタメもない。味方のボールをもらいに行く動きがみんなにまったく見られない。DFの集中力がなく、粘りもない。どうも選手間の守備の意識がかみ合わない。悔しいが、今の機械研の限界が浮き彫りになった試合であった。

 この危機的状況を打開するために、昼の練習に、組織プレーを体で学ぶため戦術的な観点を入れていくことを決め、林選手にお願いした。みなさん、ミニゲームだけを楽しみにくるのではなく、気合をいれて戦術連携の練習に励んでいきましょう。(文:廣瀬キャプテン)

【結果】

1-2
機械研( )FCサンライズ
1-4

★得点者★
時間得点者 アシスト
前半 オウンゴール -
後半 廣瀬 公文

2002 2/23 産総研カップ2回戦: 第7事業所(地調)戦

 リーグ戦では、機械研で出場している林選手、前田選手、板倉選手が第1事業所枠で参加を表明し、戦力の大幅な低下だけでなく、参加事態ができない可能性があったが、呼びかけを何度も繰り返したことと、他メンバーの気合の入りようは格別で、結果的には19人の大勢が試合に駆けつけてくれた。

 今回は、いくつかの決め事を行った。基本システムは、4-4-2。DFには、スイーパーとストッパーを置き、中盤はダイヤモンド形を構成するが、真中がポジションチェンジを繰り返すことで前後することとした。全ての選手(DFでさえも)が、パスを主眼に置くことを前提とした。そして、3角形を絶えず作り出し味方をフォローすること、ボールを持ったら全てのプレーは廣瀬と公文を経由すること、FWはポストプレーを意識して味方の援護とパスの意識を高めることを確認させた。両サイドのMF、DFは、片方が上がれば、引き気味にするというバランス重視という先方をとった。

 開始早々、機械研は前線からプレスを積極的にかけていく。ほとんど、相手陣地でプレーができ、オセオセの状態がしばらく続いた。先制点は、まず、公文選手が個人技で持ち込み、豪華にゴール右隅にシュートを決めた。次に、福田選手が大きなロビングを前線へ出し、それに対して奥村選手が追いつき、DFとの競り合いに勝って2点目を決めた。追加点は、またも機械研で、ゴール前の混戦から、廣瀬選手が公文選手にチョンとパスを出して、キーパーと1対1となると、公文選手がこれを確実に決め、3点目とした。

 後半になっても機械研ペースで試合が進み、ほとんどの時間において相手陣内でプレーすることができた。機械研お決まりの1点を献上したので心を引き締めなくてはいけないが、試合展開には余裕があったから、まあご愛嬌としておこう。

 とにかく、この試合、選手全員がパスを意識していることが見て取れたこと、味方の全てのボールにフォローしようとしていたこと、相手ボールにバランスを考えて食らいつこうとしていたことなど、いくつかの良い点が見られた。(その他にも、いくつか感心する点があった。是永選手のプレーが落ち着いてて安定していたのは結婚式用のビデオが回っていたおかげ???何度も決定機を演出していた谷川・佐々木の重量フォワードコンビ、公文選手の超人的な運動量とプレー振り・・・etc。)次は、決勝を賭けて電総研である。気合をいれて望みたいところである。(文:廣瀬キャプテン)

【結果】

3-0
機械研( )第7事業所(地調)
0-1

【ポジション】

(前半)

ポジション 左←→右
FW 奥村 - 福田
MF 川上 - 廣瀬 - 荒井
MF 公文
DF 新田/栗太 - 是永 - 三島/大泉
DF 中嶋
GK 谷川

(後半)

ポジション 左←→右
FW 谷川 - 福田/佐々木
MF 川上 - 廣瀬 - 荒井
MF 公文
DF 栗太/三宅 - 森川/村田 - 大泉/安達
DF 中嶋
GK 落合

★得点者★
時間得点者 アシスト
前半 公文 -
前半 奥村 福田
前半 公文 廣瀬

連絡事項: (Information)

産総研カップ(決勝戦)のお知らせ
日付:3月16日(土)
対戦相手:西事業所(自称)
集合: 12:10
試合開始:13:00
試合会場:B地区グランド
グランド当番:後片付け
審判:なし
その他:試合後、打ち上げを行ないます。

【オーバーヘッドキック】

 試合日から2ヵ月半を経て、ようやくつくばカップの戦評を載せることができた。心身に鞭打って原稿を仕上げ、さらにその筆の勢いで産総研カップ初戦の戦評まで書き上げてくれた廣瀬キャプテンであったが、さすがに準決勝の戦評をも一気にまとめる余力はなかったようだ。準決勝の報告は、次号に決勝戦と合わせて行なうことにしよう。
 決勝戦の相手は自称西事業所。態度は悪いが、技術が高いことも事実である。大事なことは、たとえ相手の態度に腹が立っても冷静さを失わず、粘り強いプレーで逆に相手を苛立たせるようにすることだろう。


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