瓦版

(News Letter of MEL Soccer Club)

[やったー点目のゴール]

2001 9/14 同時多発テロ号

7代目かわらや発行

アントラーズ杯フットサル報告

−惜しくも予選敗退−

2001 9/2 アントラーズ杯フットサル 於常総運動公園

第1試合 KFC-B戦

 初戦ということもあり、メンバー全員少し緊張気味の中、試合のホイッスルが鳴った。初戦を勝ということが今後の試合に大きく影響するということを皆思っていたのだろう。しかし、そんな緊張もあっという間に吹き飛んだ。キックオフを得た我がチームはいきなりキックオフシュートを放った。そのシュートの先はあいての股間であった。ここで、1人倒した。とともに、選手とベンチは爆笑した。(悪)

 その後、緊張も解け先制点が生まれる。川上選手が放ったシュートをキーパーがはじき、詰めていた林選手がキーパーの股間を抜くシュートで先制。勢い止まらず、右でボールをもった林選手が1人を抜き去り、左隅へゴール。その後、川上選手がいい位置でボールを受け、落ち着いてキーパーの動きを見て左隅へゴール。

 後半はメンバーを総入れ替え。平均年齢30歳以上で望んだ。体力の問題もあったせいか、思うようにボールがつながらない。何度か、失点をおかしそうにもなったが、そこは、長年の経験でしのぐ。そのうち、相手も疲れを見せてきたところで、すかさず、廣瀬選手がドリブルで持ち込んで左隅へゴール。だめ押しの4点であった。

 初戦からすばらしい勝ち方で、いいムードで2戦目を迎えることになった。(文:林選手)

【結果】
3-0
メルン(機械研)( )KFC-B
1-0

【メンバー&得点】

前半川上、前田、林、公文、GK落合
後半三島、新田、谷川、廣瀬、GK落合
得点林2、川上1、廣瀬1

第2試合 ゴリッチュ戦

 初戦の勢いのまま、試合に望んだ。しかし、この試合は初戦とはまるで、レベルが違った。初戦と違ってボールへの詰め、パスコースの限定、組織プレーができていた。

 この試合も初戦と同じ布陣で望んだ。試合開始3分間はどちらも譲らず、激しい攻防が続いた。キーパー落合選手のナイスセービングにより、何度か失点を防いでいた。均衡を破ったのは前半5分、林選手が右サイドで1人をドリブルで交わし、センタリング。そこへ走り込んできた前田選手がキーパーの逆をつき、右隅にゴール。

 その直後、相手の巧みなパスワークにやられ失点。負けじと6分、林選手が左サイドで2人を鮮やかなタッチで抜き去りキーパーも引きつけ無人のゴール前へセンタリング。走り込んでいた前田選手のごっつぁんゴールで2点目をとり、前半終了。

 後半は初戦と同じくメンバー総入れ替え。相手は、いい時間に点を取られたにもかかわらず、後半開始直後から、全力で攻めてきた。しかし、新田選手、廣瀬選手の体を張ったディフェンスで相手に追加点を許さない。攻撃はカウンターでいいところで三島選手がボールを受けるが、相手の早い詰めでシュートを打たせてもらえない。廣瀬選手のドリブルシュートも惜しくも枠をはずれる。相手もすかさず攻めてくる。攻守の切り替えが早い。後半3分、ついに同点に追いつかれる。流れを変えるために林選手、公文選手が交代で出場。谷川選手を起点としたポストプレーから、何度かいい形でシュートチャンスが訪れるが惜しくも枠をはずれる。しかも、公文選手が相手選手との接触で負傷欠場というアクシデントが起きてしまった。その後、交代でとまどっていた中、恐れていた3点目を決められる。

 あきらめずに果敢に攻めるが、相手チームの作戦なのか、急に時間稼ぎし、ボールがラインを割った場合のランニングタイム(ロスタイムを取らない)を巧みに使い、タイムアップとなってしまった。勝てそうだったので、非常に悔しい思いをした。(文:林選手)

【結果】
2-1
メルン( )ゴリッチュ
0-2

【メンバー&得点】

前半川上、前田、林、公文、GK落合
後半三島、新田、谷川、廣瀬、GK落合
交代で林、公文、川上
得点前田2

第3試合 ピーポロ戦

 2戦目で負けているため、一位でトーナメント進出は難しくなったが、少しの望みにかけて、メンバー全員が勝ちにいった。しかし、公文選手は怪我で欠場、前田選手はbabyのお世話のため帰宅ということで、戦力がガクンと落ちてしまった。しかも、相手はなんと、資環研で助っ人としてプレーしている若者がいるチームであった。

 相手は個人技があり、ボールを奪うことが難しかった。相手の攻撃も、うまいパス回しで自陣に向かってきた。何度か、落合君のナイスなセービングで防ぐが、これまでの疲れもたまっており、ディフェンスでの一踏ん張りがきかず、前半で2点を先制されて、後半を迎えることになった。

 後半は、スタミナの戻った者から順に交代していく作戦をたてた。後半開始早々、相手にも疲れが見えていた。メルンはすでに疲れている。体力勝負、気力勝負となる。メルン(機械研)のペースだ。ついに、後半の中盤、ゴール前の混戦から廣瀬選手が粘り強いプレーで待望の1点をゲット。その後は息を吹き返したかのように、メルンの攻撃が炸裂する。

 何度かいいチャンスが訪れるが、枠をはずしてしまう。時間は刻々と過ぎていった。後もう1点と誰もが願っていただろう。後半残り1分ついに同点弾が突き刺さる。左サイドで林選手がドリブルで持ち込み、キーパー前でボールキープ。相手に囲まれたところで、見方の誰かが走り込んでいることを期待し、スルーパス。ここに走り込んでいたのはなんと、疲れた体にむち打った三島選手であった。根性のスライディングシュートであった。相手チームからスライディングの反則の抗議もあったが、審判も三島選手の決死のシュートに感動を覚えたのか、ゴールを認めた。このゴールにより、同点で試合が終了した。

 最初は負けるのかと思ったが、皆ががんばって、同点で終わることができ、まるで勝ったかのような気分でベンチに向かった。三島選手がベンチであつい抱擁で迎えられたのはいうまでもない。それを見た公文選手の「いいものを見せてもらいました。」という言葉が耳に残っている・・・。(文:林選手)

【結果】
0-2
メルン( )ピーポロ
2-0

【メンバー&得点】

前半川上、林、新田、廣瀬、GK落合
後半三島、新田、谷川、林、GK落合
交代で川上、廣瀬
得点廣瀬1、三島1

おまけ

イベントでスピードガンコンテストに参加しました。PKより少し離れた位置で、ゴールにシュートをぶち込み、スピードをはかるというイベントであった。ボールをホームランし観客のおばちゃんの頭にぶつけるというハプニングがあったが、普段経験できない体験ができた。
 成績の方は林選手の98kmがメルンではトップだった。全体のトップは105kmだったようです。
 それにしても、このイベントでも機技研がPKが苦手なことが浮き彫りになってしまった...。参加した皆様お疲れさまでした。

【オーバーヘッドキック】

 フットサルに出場した皆様、お疲れさまでした。来年は予選突破を目指しましょう。
 それはさておき、来年のフットサルよりも今年の学園リーグである。NEC戦の勝利で勝点を9に伸ばして1部残留に望みをつないだ機械研ではあるが、危機的状況に変わりはない。特に、明日に控えた農研戦はピンチである。公文選手、中嶋選手に続いて谷川選手までもが故障者リストに名を連ね、ただでさえ薄い選手層がますます薄くなってしまっている。
 こんなときに、頼れるキャプテン廣瀬選手が不在なのは、たいへん心もとない。サンフランシスコへ向かった彼は、現在、バンクーバーで足止めされているのだ。急げ、廣瀬よ。我々は君の帰りを、君の帰りだけを待っている。リーグの残りはあと2試合、あと2試合しかないのだ。(ハマったよなあ、小学生の頃)


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