瓦版

(News Letter of MEL Soccer Club)

[やったー点目のゴール]

2001 9/11 狂牛病日本上陸?号

7代目かわらや発行

NECを下し、残留に望みをつなぐ

−3勝5敗残りは2試合−

2001 9/8 NEC戦

 対戦相手のNECは今期2部から昇格して一度も勝ち星をあげていないチーム。しかしながら、始まる前にも集合写真を撮っていたり、人数も15人以上集まっており、気合いが感じられる。一方の機械研は、11人ちょうどしか集まらない状態である(あとで、栗田選手が合流して12人)。おまけに、一人分のすねあてがないので、安達選手のバックの中敷きをはさみで切って作る始末。前の試合で審判をしていた森川選手、三島選手は、既に疲れたと言っている。やばいんじゃないかと思いながら試合が始まった。
 比較的ゆっくりとしたペースで試合は流れて、相手の攻撃も単発的で、総合的な力が感じられなかった。ディフェンスは、一つ一つのプレーを丁寧にして、相手をよく見て対応すれば十分対応できそうなものであった。
 先制したのは、機械研。林選手が中央やや右でトラップしながら1人抜き、ドリブルでさらにキーパーをかわして、個人技で1点目を奪った。その後も、ボールを左右に振って決定機を何度も演出していたが1-0のまま前半を折り返した。
 後半が始まって、良い時間帯に林選手がまたもや個人技で、相手3選手を引きつけながら、豪快にミドルシュート。これが見事に決まり機械研が2-0とリードを広げた。
 相手選手が右サイドで森川選手を振りきりゴール前へのクロスしたのを相手選手がシュート。落合選手が反応してうまく手に当てたものの、ボールがゴールの中に入ってしまった。
 その後、蒸し暑さも手伝ってか、両チームとも疲れが見えており、お互いが決定機を作ってははずすような状態になった。こうした均衡を破ったのは、機械研のペナルティエリアから少しはずれた中央付近でのフリーキックであった。林選手が囮となり廣瀬選手が右足で直接狙ったボールは、壁の中にいた荒井選手の頭をかすりながらゴール左隅に突き刺さり機械研の勝利を決定づける3点目となった。(谷川選手が相手選手を押さえつけたから入ったという主張もありましたが、その通りです。体格をいかした良いプレーでした。)
 その後もNECに攻め込まれたが、1失点でしのぎ、3-1で勝利をものにした。新人の荒井君、大泉君、参加してくれてありがとうございました。君たちがいなかったら試合になってなかったでしょう。栗田さんも思い切りの良いプレーで、勇気づけられるディフェンスでした。次も期待しております。
残留に向けての厳しい試合は続きますが、みんなが団結して頑張れば自ずと道は見えてくるでしょう!あと2試合、皆さん、時間を作って試合に出ましょう。(文:廣瀬キャプテン)

【結果】

1-0
機械研( )NEC
2-1

【ポジション】

(前半)

ポジション 左←→右
FW 川上-谷川
MF
MF 大泉-荒井
MF 廣瀬
DF 澤田 - 安達 - 三島
DF 森川
GK 落合

(後半)

ポジション 左←→右
FW 川上-谷川
MF
MF 大泉-荒井
MF 廣瀬
DF 澤田 - 安達 - 三島
DF 森川
GK 落合

★得点者★
時間得点者 アシスト
前半 -
後半 -
後半 廣瀬 FK

【オーバーヘッドキック】

 著作権と肖像権の問題をクリヤーし、ようやく佐藤前部長のしあわせ写真を掲載できることになった。もっとも、この写真はすでに某S木選手によってメール配信されているので、今更瓦版に掲載することにどれほどの意味があるのか疑問も残る。だが、この写真掲載は、藁にもすがる思いで他人の幸福にあやかりたかった(今でもあやかりたいのかもしれない)先代かわらやの悲願でもあるので、当初の予定通り掲載することにした。
 さて、先日のNEC戦は何とか勝利を収め、残り2試合に1部残留をかけることになった。NEC戦のMVPとして安達選手を挙げることに異存のある人はいないだろう。N嶋選手の負傷欠場、N田選手が急用で来られない、M田選手は徹夜明けでダウン、すね当てが足りない、という混乱状態の中、おもむろにスポーツバッグの中敷きを取り出してすね当てを手作りする冷静さ*、亀の甲より何とやら、長老の権威を著しく高めたのであった。1部残留がかなったとき、このすね当ては記念品として末永く保存される...かなあ?

(*注)ハサミを使って実作業を行ったのは谷川選手。マイクロマニピュレーションの技術(?)をいかんなく発揮してくれました。


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