雪による再三の試合中止の後、ようやくつくばカップ初戦を迎えた。今回の相手はNTTである。以前に対戦経験があるチームだが、最近は対戦してないので、かなりメンバーが替わっているようだ。特に我々が試合開始1時間前に集合なのに、NTTはそれより早く集合しているとは、なかなか気合いの入ったチームである。しかし試合開始5分後に早速、板倉選手のアシストで佐々木選手の腹によるトラップからのシュートで先取点を上げた。他の選手からの情報によると、腹でトラップしてから、そのまま放っておいてもゴールしたらしいが、体裁を整えるために、あえて足で押し込んだようである。その後17分に、またも板倉選手から林選手に渡り、2点目を獲得した*)。相手の攻撃はバックスの頭を越えるパスからのシュートが主であり、キーパーの鋭い読みで、ことごとくシュートにはいる前につぶしてしまった。30分に林選手のドリブルからのシュートで3点を先取し、早々に試合の流れを完全に手中に収めた。ただその後、キーパーとバックスとの連携が崩れ、35分に失点してしまう。しかしすぐ1分も経たないうちに林選手からのアシストで川上選手が4点目をゲットした。今回、珍しいことに中島選手がインフルエンザという野生児に似つかわしくない理由で欠場であったため、安達監督が老体にむち打ち、スイーパーのポジションについた。途中、オープンスペースの誘惑に駆られ、上がったきり戻らず、さらに、ストッパーの是永選手もそれに気づいていないといった状況もあったが、相手攻撃を中盤からつぶしてしまっているため、大事には至らなかった。また三島選手がアメリカ帰国後初の出場であったが、膝の故障のため、お得意のサイドからの上がりは押さえているようであった。その後前半は4−1で終了した。
後半は、バックスに安藤選手、村田選手、神徳選手を投入し、フォワードには網戸選手を投入した。その網戸選手がとうとう16分に板倉選手からのセンターリングを、いつもはジャンプだけで触れずに通過するのだが、頃合い良く触り、コースをうまく変え、ゴール右ポストギリギリに決まった。相手バックスがぎりぎり追いついてクリアするも、審判からのジャッジで網戸選手初得点の錦を飾った。次のキックオフが始められないほど、相手陣地内で初得点を喜んでいるくせに、試合後の感想は相変わらず、実にいいわけがましいものであった。
試合の結果は5−1と快勝であったが、失点につながるミスは何度もあった。特にバックスの頭越えの攻撃には、特に注意されたい。バックスは、ヘディングするか、見送って後ろに走るかの見極めを確実にしてほしい。
*) かわらや注:林選手の指摘によるとこのあたりの記述には若干間違いがあるらしい。
【結果とポジション】
4―1 | 得点者 | 前半: | 佐々木(A: 板倉)、板倉(A: 林)、林、川上(A: 林) | |||
機械研 | 5( )1 | NTT | 後半: | 網戸(A: 板倉) | ||
1―0 |
前半 | 後半 | |
板倉 佐々木 森川 | 板倉 森川 網戸 | |
阿部 林 川上 | 阿部 林 川上 | |
仲見川 是永 三島 | 仲見川 神徳 安藤 | |
安達 | 村田 | |
谷川 | 谷川 |
控えと応援:中嶋選手、三島夫人、林夫人、谷川夫人&朋生君
試合開始時刻 | ||
1回戦から準々決勝まで | 準決勝・決勝 | |
第1試合 | 10:00〜 | 10:00〜 |
第2試合 | 11:30〜 | 12:00〜 |
第3試合 | 13:00〜 | (3位決定戦、決勝戦後に |
第4試合 | 14:30〜 | 表彰式を行います) |
タイムスケジュール | ||||||||
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番号 | 月日 | 時間 | 審判 | 番号 | 月日 | 時間 | 審判 | |
開会式 | 2月14日 | 9:50〜 | ||||||
1 | 〃 | 10:00〜 | 融合研 | 7 | 2月28日 | 10:00〜 | 1の勝 | |
2 | 〃 | 11:30〜 | 地調 | 8 | 〃 | 11:30〜 | 6の勝 | |
3 | 〃 | 13:00〜 | 電総研B | 9 | 〃 | 13:00〜 | 2の勝 | |
4 | 2月21日 | 10:00〜 | 3の勝 | 10 | 3月7日 | 10:00〜 | 8の負 | |
5 | 〃 | 11:30〜 | 機械研 | 11 | 〃 | 11:30〜 | 7の勝 | |
6 | 〃 | 13:00〜 | 資環研 | 12 | 〃 | 13:00〜 | 11の勝 | |
表彰式 閉会式 | 〃 | 14:30〜 |