瓦版

(News Letter of MEL Soccer Club)

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祝!W杯初出場号

1997 Nov.18 Vol.175

機械研サッカー部4代目かわらや発行

1997 21

完敗


11/15(土)学園リーグ2ndステージ VS. RDF 14:00〜 工技院Bグラウンド

 久々の学園リーグ公式戦となった試合はレッドドラゴンとの対戦となった。前期は1−2で苦敗を喫しているため、何とか一矢を報いたいところである。しかし、ゲーム開始直後から攻め込まれる。そして、こちらのエンジンがかからないうちに速攻で1点を失ってしまう。相手は、全体的に若く、スピード、パワー、技術で上回っていることは明白であった。時間が経つにつれ、機械研も落ち着きを取り戻してきて、攻撃に転じる場面も多くなるが、相手のスピードのあるカウンター攻撃などで、さらに1点を失ってしまう。前半も半ば過ぎになると、相手の前線とバックスラインが開くようになり、機械研も中盤から攻撃の形ができるようになるが、最後のつめが甘く、なかなか得点できないでいた。が、林選手のシュートがきまると、反撃の気運が高まる。守備陣も、故障でベンチにいた中嶋選手を投入し、再構成して気合いを入れる。しばし機械研のペースであったが、前半終了間際、相手のドリブルによる中央突破で3点目を許してしまった。
 後半は、前半の終わりの頃の相手の組織の乱れからみて、機械研にもチャンスは多いと思われたが、相手は選手を何人も入れ換えて、修正を図ってきた。反対に、機械研は疲労が目立ち始め、攻め込まれることが多く、防戦一方という感じになるが、キーパーやバックスの粘りで何とか失点は防ぐ。攻撃も立て直すため、病み上がりの板倉選手を投入する。期待に応えて板倉選手、いいシュートを見せたがキーパーの正面にいってしまった。得点もとれないが、失点も許さない状態が続いたが、相手のフリーキックでゴール前に上げられたクロスボールを、キーパーと守備陣との連携の悪さからオウンゴールとなってしまい、4点目を許してしまった。
 結局1−4でタイムアップとなったが、明るいニュースもあった。常本選手の復帰である。まだ体力面など十分ではないが、終了間際に出場して、スルーパスを出すあたり、早く本格的な復活が望まれるところである。

【結果とポジション】

1―3     得点者 前半:
機械研1( )4RDF
0―1

前半   後半
佐々木  川上    佐々木/板倉  川上/佐々木/常本
 林 村田       林 村田/川上/網戸
阿部   新田阿部   新田
神徳/沢田 是永/安藤 安藤/是永沢田 安藤 是永
沢田/中嶋中嶋
谷川谷川

控えと応援:安達監督、林理江さん、川上幸江さん、谷川ゆかりさん&ご子息、佐々木選手ご令嬢、安藤選手Jr.、沢田選手Jr.

連絡事項: (Information)

  1. 学園リーグ試合日程変更
    学園リーグ後期(後半)の試合日程が以下の通り決定しました。

    日付 グランド 準備 11:00〜 12:30〜 14:00〜 15:30〜 片づけ
    11/22 B ガマーズ ガマーズ−レッド<牛久> 牛久−機技研
    <協同>
    協同−アニマル
    機技研
      アニマル
    11/29 グランドが確保できませんでした。。
    12/6 B 機技研   機技研−ガマーズ
    <エーザイ>
    エーザイ−レッド
    <ガマーズ>
      レッド
    12/13 B レッド   レッド−国土
    <協同>
    協同−エーザイ
    <国土>
      エーザイ
    12/20 B 牛久   牛久−アニマル
    <国土>
    国土−協同
    <アニマル>
      協同

  2. 学園リーグのお知らせ(Next game)
    日付:11月22日(土)
    対戦相手:牛久
    試合開始:12:30
    試合会場:工技院Bグランド
    集合時間:11:30
    その他:14:00からの試合の審判に当たっています。

オーバーヘッドキック

 11月16日の夜、かわらやは子供を早く寝かしつけ、奥さんと一緒にW杯アジア第3代表決定戦を見ていた。

−開始早々、相手DFのクリアボールがゴールに入る。
「あっ、いきなりオウンゴール。...なんだオフサイドがあったのか。」

−イラン選手のシュートがゴールポスト直撃。
「...あー、あぶないあぶない。」

−中山が先取点をあげる。
「やっぱり中山ってスターかもしれない。」
「技術とかじゃなくて、勝負強い人っているよね。」

−後半いきなり同点にされる。
「あーあ、こりゃだめかな。」

−あっという間に逆転される。
「このままズルズルと相手のペースになるのかなあ。」

−2トップを一度に交代。(カズ、中山→城、呂比須)
「なんつう大胆な交代だ。」

−城の同点ゴール。
「すげえ。」
「美しい。」

−ペナルティエリア内で城が転ばされる。
「(リプレイを見て)完全に足にいってるじゃねーか。何でとらないんだ!」

−しばらく膠着状態。
「ねえ、この中田って人すごくうまいね。動きが軽いっていうか速いっていうか...。表情は淡々としてるけど。」
「彼は日本サッカー界のエリートと言われていて、あらゆる世界大会に出場してるんだよ。」
「あ、ボール取られた。誰?北澤って下手だね。何で出てるの?」
「運動量が豊富だから。」

−延長戦突入。岡野が1対1を決められない。
「えーっ、あれを決められないの?何でこんな人が出てるの?」
「足が速いからね。」
「足が速ければいいってもんじゃないでしょう。」
「岡野の足でなければ、DFを振り切って1対1になれなかったよ。」
「じゃあ誰かがフォローに走っていればよかったんだ。」
「でも、その前がイランのFKだったから、前線には守備に使えない岡野しかいなかったんだ。」

−相手GKの6秒ルール違反で間接FKを得る。
「審判のイランに対する心証は相当悪いな。普通とらないよな。」

−相手選手が審判にクレームをつけて警告を受ける。
「やっぱり、審判の心証はかなり悪い。」

−岡野のVゴールでW杯出場を決める。
「オフサイドは...ないな。やった!」

−岡野のインタビュー。「これでやっとW杯へ出られます。」
「お前本当に出られるのか?代表から外されないようにね。」

−中田のインタビュー。「やっと決めてくれたかと思いましたね。」
「中田って、こういうときでも『うれしい』って言わないのね。」
「態度が偉そうだよな。予選前も、『W杯には出なきゃ話になんないし』なんてこと言ってたし。」
「でも2002年には、中田、城、川口あたりが中心になって代表を引っ張るんだよね。」
「カズ、井原はもういないだろうな。」
「北澤はフランスにもいないでしょ?」


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