10月11日の連休ど真ん中快晴の中で、対地理院戦の試合が始まった。前回の試合では先制したが、後半に逆転されてしまったという、まさに日本韓国戦ような結果に終わっているため、侮れない相手である。
今回から、イギリスへ仕事(サッカー留学or外人選手スカウト?)のため1年間留学していた佐々木選手が、前日帰国したにも関わらず復活してくれた。(所にはいつから復帰なのだろう?)しかし、体力的に不安であるため、フォワード先発で体力の続く限りプレーしてもらうことにした。案の定、林、村田選手のバック裏に抜ける2回のパスで体力を使い果たし約10分ほどで森川選手と交代となった。
試合に関しては、はじめは一進一退で続いていたが、前半5分45秒、正村選手からのセンタリングを川上選手が流し気味のヘディングで1点をもぎ取った。これで最近のゴールスランプが吹き飛んだのではないだろうか。そのあと地理院も本気を出し、膠着状態が続く。地理院の攻撃はサイドからのセンターリングが基本で、ここを押さえていればそれほど怖くはない。特に左サイドからの攻撃がメインで、安藤選手にはかなり踏ん張ってもらい、きついポジションであったと思われる。そうは言っても、キーパーがボールに触ることは滅多になく、バックスの連携で対処できた。そのうち地理院も疲労が溜まり、中盤のプレッシャーがほとんどなくなってきた。しかし守りがフォワードに集中し、パスコースがないという、日本対ウズベキスタン状態が続き、前半が終了した。
後半に入り、安藤選手から高木選手に交代する。それに合わせ、バックスも仲見川選手を安藤選手の位置に代え、そこに澤田選手を配置した。試合は早々に動き出す。3分42秒、正村選手からの縦パスで森川選手がキーパーと一対一になり、確実に決めた。最近の森川選手は調子がいい。しかしオフサイドが多いのが気になった。つづいて15分50秒、林選手が中盤のプレッシャーがないことを良いことにドリブルで持ち込み、さらに一点。25分15秒には、川上選手がPKを誘い、それを林選手が見事に決め!と言いたいがキーパーに読まれ、はじかれた。しかし森川選手のつっこみでボールを後ろに返し、正村選手が丁寧に一点をもぎ取った。最後35分5秒に林選手からのパスを川上選手が決め、結果として5−0という圧倒的なリードで終わった。といってもピンチがなかったわけではなく、折り返しからのシュートというパターンで終始攻撃されたが、折り返してからのバックスの対応で、ほぼシュートまでいくことはなかった。
今回の戦術では、左サイドの混戦の中、正村選手が右いっぱいに開いてポジションをとり、それに合わせ、林選手からの逆サイドコーナーめがけての、大きなサイドチェンジで相手の陣形を崩すといった攻撃が効果的であった。機械研攻撃パターンとして確立したい物である。
【結果とポジション】
1―0 | 得点者 | 前半: | 川上(A: 正村) | |||
機械研 | 5( )0 | 国土地理院 | 後半: | 森川(A: 正村)、林、正村(A: 森川)、川上(A: 林) | ||
2―1 |
前半 | 後半 | |
川上 佐々木/森川 | 川上 森川 | |
阿部 林 正村 | 阿部 林 正村 | |
村田 | 村田 | |
仲見川 沢田 安藤 | 沢田 高木 仲見川 | |
中嶋 | 中嶋 | |
谷川 | 谷川 |
控えと応援:是永選手、林理江さん、川上幸江さん、佐々木夫人&ご令嬢
日付 | グランド | 準備 | 11:00〜 | 12:30〜 | 14:00〜 | 15:30〜 | 片づけ |
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10/18 | B | ガマーズ | ガマーズ−エーザイ <レッド> | レッド−アニマル <国土> | 国土−協同 <アニマル> | 協同 | |
10/25 | B | レッド | レッド−国土 <協同> | 協同−エーザイ <国土> | エーザイ | ||
11/1 | この日の試合はすべて後日に延期となりました。 | ||||||
11/8 | B | エーザイ | エーザイ−国土 <アニマル> | アニマル−牛久 <協同> | 協同−ガマーズ <牛久> | ガマーズ | |
11/15 | B | 牛久 | 牛久−エーザイ <ガマーズ> | ガマーズ−国土 <機技研> | 機技研−レッド <国土> | レッド |
*1) 競技規則では、競技場の大きさはタテ×ヨコそれぞれについて上限と下限が定められているのみだが、ワールドカップおよびオリンピックでは105m×68mと定められており、多くの競技場はこれに準拠している。
*2) かつて某バラエティ番組でT京高校出身Jリーガーのシュートの速度をスピードガンで測っていた。大体時速100km台の前半で、110kmに達していた選手はいなかった。