瓦版

(News Letter of MEL Soccer Club)

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韓国に逆転負け号

1997 Oct.1 Vol.172

機械研サッカー部4代目かわらや発行

1997 18

白星先行


9/27(土)学園リーグ2ndステージ VS. ガマーズ 14:00〜 工技院Aグラウンド

 後期3戦目はガマーズとの対戦となった。前期の試合は未消化となっているので、初めての対戦となる。結構若い人が多いチームだ。立ち上がりから、機械研のペースで試合は進む。中盤からパスもつながり、ダイレクトパスなども多く見られた。先取点は6分、最近好調の森川選手によってもたらされた。右側オープンサイドから仲見川選手の上げたセンタリングにきれいにあわせてゴールを決める。その3分後には、ゴール前混戦からゴールライン間際にこぼれたボールを森川選手が後ろに折り返し、これを阿部選手がボレーで決めた。さらに、13分には林選手の右コーナーキックを板倉選手が得意のヘディングできれいにきめた。いずれもいい形での得点で、機械研のペースとなる。ガマーズは、個人技等、優れた選手も多いのだが、若さのせいか、攻撃中心になっているようで、守備面では甘い点も多いと感じた。ヒヤリとする場面もあったが、点差があったため、余裕はあった。しかし、前半は3点どまりであった。
 後半は、3点差ということもあり、久々に谷川キャプテンをフォワードとして起用する。初め右ウイングのポジションにいたが、いかんせん、動きがにぶく、チャンスも作れない。それですぐポジションチェンジしてセンターフォワードに移す。オープンスペースへ走り込んでパスを受け取るようなプレーはだめだったが、バックスを背負ってのボールキープやポストプレーではいいところを見せていた。その谷川選手、後半15分には相手ゴールの右サイドの角度のないところからシュート。キーパーがはじいてファーサイドに流れたところを森川選手が押し込んで、4点目とする。19分には森川選手からパスを受けた谷川選手がそのままドリブルで持ち込み、シュートを決めた。さらに25分には、またも森川選手からゴールを前でパスを受けた谷川選手、周囲の後ろに戻せという声を浴びながら、強引に狭いコースにシュート、でも決まってしまった。まあ、センターフォワードたるもの、このくらいの強引さもあってもいいだろう。それで外し続けたら非難ものだが。そして30分には、サイドこそ違うが、3点目の再現となる。左からのコーナーキックを板倉選手が頭で決めた。守備陣も得点を許すことなく、2試合続けての大量得点での勝利となった。
 今回の試合、相手の守備の甘さから、攻撃局面の多い試合となった。そのせいか、つい上がり過ぎて、相手のカウンター攻撃を受ける場面も多かった。理想を言えば、うまく攻守のバランスをとって試合を進めるのがよいのだろうが、所詮草サッカー、やはり攻撃の方が楽しいのが人情である。今回のように、大量リードの場合は、多少の失点はあっても、攻撃を楽しんでもいいのではという考えも持った。そうすると、大味な試合になって、ガマーズのようなチームになっていく心配もあるのだが。難しい問題ではあるが、選手各自考えてみてください。

【結果とポジション】

3―0     得点者 前半:森川(A: 仲見川)、阿部(A: 森川)、板倉(A: 林)
機械研7( )0ガマーズ後半:森川、谷川(A: 森川)、谷川(A: 森川)、板倉(A: 林)
4―0

前半   後半
   板倉 森川 網戸/川上 板倉 谷川 森川
  阿部  林  仲見川  林 川上
正村 阿部  仲見川
波潟 中嶋 高木 正村 中嶋 安藤
谷川 波潟

控えと応援:安達監督、是永選手、林理江さん、野沢選手

連絡事項: (Information)

  1. 学園リーグのお知らせ(Next game)
    日付:10月4日(土)
    対戦相手:エーザイ
    試合開始:11:00
    試合会場:工技院Bグランド
    集合時間:10:00
    その他:グランド準備に当たっています。

オーバーヘッドキック

 久々の連勝で、ようやく白星先行となった。かわらやの見たところ、今年のリーグには安定して強いチームはなく、かなり星が割れているように思われる。すでに機械研は4敗しているものの、もしかするとまだ昇格の望みが残っているかもしれない(これは同時に降格の危険性もあるということにもなるのだが、とりあえず今は考えない)。そうなるとリーグの途中経過が気になるのだが、このところG-League通信が滞っているために他試合の結果が分からず、かわらやとしてもやきもきしている。
 だが、これをもって学園リーグ広報担当者を責めてはいけない。G-League通信発行には、瓦版発行などとは比べものにならないほどの労力が必要だからだ。毎週20試合を越える試合結果すべてをとりまとめて文書にし、それを50余りの全チームにFAXで送信しなくてはならないのだ。G-League通信のWWW公開を途中で投げ出してしまったかわらやにとっては、考えただけで気が遠くなるような作業量である。確かにリーグの途中経過は気になる。だが、陳腐な言葉ではあるが、一戦一戦を大事に戦っていけば結果は自ずとついてくるだろうから、今は目の前の試合に集中しよう。


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