瓦版

(News Letter of MEL Soccer Club)

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はっぴいうぇでぃんぐ号

1997 July 17 Vol.168

機械研サッカー部4代目かわらや発行

1997 14

駒不足!RDFに苦杯


7/12(土) 学園リーグ1stステージ VS. RDF 12:30〜 工技院Bグラウンド

 蒸し暑い雨の中、対レッド戦が始まった。今回のメンバーは林(新婚旅行中(*^o^*))、村田選手の中盤が欠場、並びに、この所、子煩悩になっている澤田、安藤、神徳選手を欠き、安達監督並びに、初出場の網戸、矢嶌両選手を含め12人で臨む厳しいお家事情となった。しかも、守りの要の仲見川選手は、昨日からの徹夜実験ならびに試合開始間際の実験ハマリ状態を経て、開始時間ちょうどにグランド到着となった。このため、網戸、矢嶌両選手、それぞれで半分ずつの出場予定の監督の思惑が狂い、網戸選手いきなりのフル出場決定となった。しかし、始まって3分後、阿部選手からの絶妙のスルーパスから川上選手がゴール前まで持ち込み、キーパーと一対一のあとゴールを決め、早くも一点リードとなった。しかしこのシュートから川上選手への厳しいマークが始まり、易々と得点を取れる状況ではなくなった。敵チームは、個々に技術が高いが、組立が貧弱であるため、こちらのバックスが組織的に守ることによって、何とか押さえることができた。しかし、攻撃に転じる際の繋ぎ役となる選手が阿部選手のみとなり、どうしても良いところまで持っていくことができない。しかも、敵は20分後キーパーをチェンジしてきた。噂によると、教育実習生らしく、またキーパーを専門としている本格派らしいとのことで、なかなか反応がよい。その後、お互いに組織だった攻めができず、久々の草サッカーという展開になった。そのうち敵チームはドリブル主体に切り替え、個々の力の差が見えるようになってきた。バックスも足が止まるようになり、22分後には、切り込まれたところをセンタリングされ、中央に蹴り込まれた。しかし是永選手が反応素早くクリア…といくはずだったのだが、バランスが崩れたのか、ナイスボレーシュートとなり、味方ゴールに吸い込まれてしまった。これで同点となり、そのまま前半が終了した。
 後半は、敵チームは次々と選手交代し、合計5人近くが新規加入してきた。新戦力による早いドリブルで切り込むようになり、かなりバックス陣にも疲れが見えてきた。ついに19分後には中嶋選手の相手ドリブルへのタックルが反則となり、PKを取られてしまう。谷川選手、相手のコースを読み、ドンピシャで反応したが今一歩届かず、2対1となってしまった。その後、板倉、森川選手の粘りのあるプレー、並びに久々の出場となる安達監督のサイドへのオーバーラップからのチャンスで川上選手のジャンピングボレー、阿部選手のゴール斜め隅へのミドルシュートとすばらしい攻めもみられたが、さすが本職としている故か、ナイスキーパーセービングで得点につながらない。このまま試合終了となり、前回に引き続き、2敗目を喫してしまった。
 中盤の繋ぎ役がいない分、バックス陣から前線への大きいパスができないという弱点が露呈してしまった試合であった。みなさんキック力をもっとつけましょう。ちなみに、ベンチ応援団によると、敵チームは網戸選手に一抹の驚異を感じていたらしい。彼が攻撃の起点となるポジションに居るからのようである。しきりに網戸選手をマークせよとの指令がベンチから飛んでいたらしい。こちらから見ると単に、疲れてそこに居るようにしか見えないのだが、本人の思惑はどうであれ、結果的にポジションが良いところにいる。あとはトラップとパスをそつなくこなせれば申し分ないのだが…。今後に期待しよう。

【結果とポジション】

1―1     得点者 前半:川上(A: 阿部)
機械研1( )2RDF
0―1

前半   後半
川上川上
板倉 阿部 森川板倉 阿部 森川
矢嶌/安達  網戸安達  網戸
波潟 是永 安達/仲見川波潟 是永 仲見川
中嶋中嶋
谷川谷川

連絡事項: (Information)

  1. 学園リーグのお知らせ(Next game)
    日付:7月26日(土)
    対戦相手:国土地理院
    試合開始:12:30
    試合会場:工技院Aグランド
    集合時間:11:30
    その他:グランド準備に当たっています。

オーバーヘッドキック

 去る7月13日、KKR TOKYO HOTELでT木選手とK子さんの結婚式が厳かに行われた。サッカー部からは、A達監督、T川キャプテン、A藤選手、そしてかわらやが出席した。もっとも、4人とも新婦側来賓であったから、サッカー部として招待されたわけではないらしい。かわらやは、大学時代からのつきあいだという新郎新婦の微笑ましいエピソードなどを期待していたのだが、これといった暴露話もなく、式を無難にまとめようという強い意志が感じられた。
 媒酌人をつとめられたのは、新郎新婦の大学の先輩でもある機械研のM野所長である。さすがに緊張していたのか、途中「わが国も高齢化時代を迎え...」と言うところを「わが所も高齢化時代を...」と言い間違えてしまったりもしたが、無事に大役を果たされた。来賓の祝辞や寄せ書きなどは、概ね「永い春を心配していたが、これで安心した」というトーンで満たされていた。かわらやは、「春」ではなくて「春夏秋冬春夏秋冬...」だったのではないかとも思ったが、そんな思いはすぐにかき消された。なにしろ今日はおめでたい日なのだ。こんな日は備品の無断持ち出しだって許されるし、原稿の締切だって無視できる。当然そうでなくてはならないのだ。
 以下の写真は、T川キャプテンが撮影したものの中から、かわらやがいくつか選んだものである。写真をクリックすると、それぞれ大きい写真が現れる。この佳き日の慶びを皆で分かち合ってほしい。


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