台風一過の暑い天候のもと、エーザイとの試合は行われた。相手側のキックオフで試合が始まった直後、右サイドのコーナーキックを与える。ゴール前に上げられたボールに対してヘディングでカットに行くが、運悪くカットしたボールが自陣ゴールに吸い込まれてしまい、ペースをつかむ前に失点を許してしまった。機械研も徐々に攻撃の形を作るようになるが、深い雑草の影響か今一歩正確さに欠ける。相手の攻撃は、中盤から大きく左右に振ってくる攻撃が多かった。サイドバックの後ろのスペースを狙って頭越しのパスで崩されることが多かった。両チームとも一方的に攻めるという展開はあまりなく、決定的なチャンスもあまり多くはなかった。お互いに攻撃をいい形でのシュートまでに繋げるということができていなかった。そんなことで膠着していたが、前半30分、ペナルティエリアないで不運なハンドを取られてしまい、PKを与えてしまう。これも谷川選手の攻守で一旦ははじくが、そこを詰められて2点目を失った。
後半は機械研のペースで始まった。立ち上がり早々、いい形からの川上選手や板倉選手のシュートがみられたが、ゴールには至らない。このあたりで1点がとれていたら試合の展開が変わっていたかもしれないが、押していながら点が取れない状況がしばらく続く。やっと点に結び付いた時は、すでに8分を経過していた。左サイド、阿部選手が折り返したボールは右サイドまで流れ、そこに上がってきた仲見川がきっちり蹴り込み、やっと1点を返す。これから反撃と行きたいところだったが、時間の経過とともに、折りからの暑さのせいか、動きが鈍くなってくる選手が目に付き始める。それに応じて相手の攻撃も多くなる。15分には、左サイドを崩され、そこからのセンタリングから強烈なヘディングシュートをみまわれ、辛くもキーパーの顔面セーブで防ぐものの、そのリバウンドを蹴り込まれ、再び2点差となってしまう。その後も反撃はするが、疲労のせいか切れがなく、得点には至らないまま、終わってしまった。
今週は、あまり練習もできなく、急に暑くなったりで、敗戦を喫してしまったが、これからまだ先は長いので、頑張っていきましょう。
【結果とポジション】
0―2 | 得点者 | 後半: | 仲見川(A: 阿部) | |||
機械研 | 1( )3 | エーザイ | ||||
1―1 |
前半 | 後半 | |
板倉 森川 | 板倉 川上 | |
林 川上 | 林 村田 | |
阿部 村田 | 阿部 仲見川 | |
沢田 吉田 是永 | 波潟 吉田 正村 | |
中嶋 | 中嶋 | |
谷川 | 谷川 |
控えと応援:安達監督、T.ゆかりさん、川上夫人(吉川さん)、沢田選手Jr.
日付 | グランド | 準備 | 11:00〜 | 12:30〜 | 14:00〜 | 15:30〜 | 片づけ |
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7/5 | B | ガマーズ | ガマーズ−エーザイ <国土> | 国土−牛久 <機技研> | 機技研−協同 <牛久> | 協同 | |
7/12 | B | 国土 | 国土−アニマル <機技研> | 機技研−レッド <エーザイ> | エーザイ−協同 <レッド> | 協同 | |
7/19 | 不都合チームが4チームあり、試合を組むことができません。 | ||||||
7/26 | A | 機技研 | 機技研−国土 <協同> | 協同−レッド <国土> | レッド |
・未消化試合は、後期日程終了後に組み直します。
・後期は、9月6日から始めます。不都合日のあるチームは、7月中にお知らせください。
佐々木@オックスフォード、気分はエジンバラフェスティバル、です。瓦版、楽しませて貰っています。いつもご苦労さま。さて、今回は、掟破りにアメリカ旅行に行ってきましたので、そのときの画像を送ります。ネットスケープで開けるJPEG?ファイルにしました。表題は、心霊写真パート2。
”セコイア国立公園でいてはならない三島氏の姿が!!”
です。
また、オーバーヘッドキックを埋めるネタとして、下記をご利用ください。
英国近況報告
欧州担当 佐々木@オックスフォード、脳がスポンジ状態、です。入梅の頃、機技研サッカー部の皆様におかれましては、水虫菌繁殖など悩み多き日々を過ごされていることと思います。私ことカントナ7は、英語研修という本来の任務を忘れ、夏の観光旅行の計画に寝るもの忘れ没頭する毎日を送っています。聞けば、沢田先生がこのオーバーヘッドキックの原稿のために、貴重な研究時間を多分に割かれご苦労されてようなので、今回は私が暇にまかせて投稿させていただくことにしました。
こちらでは、5月でイングランドのプレミアリーグが終了しました。ご存じかも知れませんが、今年もマンチェスターユナイテッドの優勝で終わりました。前名古屋G8のベンゲル監督率いるアーセナルは、前半こそは優勝を思わせるほどの善戦しましたが、最終的にはアラン・シアラーのニューキャッスル、ビートルズ発祥の地リバプール、ゾラの加入したチェルシーらと激しい2位争いをし、3位という成績で終わりました。しかし、こちらでは無名に近かったベンゲル(英語ではベンガーと発音)監督の評価は鰻登りで上昇し、このおかげで(風がふけば桶やが儲かるじゃないけれど)日本にプロリーグの存在することが広く英国人にも知られるようにもなりました。また、日本の天皇杯に相当するFAカップ(イギリスでは世界で一番権威のあるカップ戦などと勝手に言っている。大体、こちらでは3カ国ぐらい集まった国際大会をワールドカップと名付け、ローカルな競技で旧植民地の弱小国相手に勝っては、自分たちをワールドチャンピオンと言って自己満足に浸っているのだから誠に滑稽だ!)では、フリット監督率いるチェルシー(イタリア代表のゾラやデ・マティオもいるぞ!)が優勝しました。この決勝は、来期2部落ちするミドルスブラとの対戦で、こちらには元ブラジル代表のジュニーニョがいるなど、なかなか見応えのあるものでした。6月に入ってからもさすがサッカー発祥の地!ヨイショ!!イギリスでは、フランスワールドカップの予選やワールドカッププレ大会と言われる国際交流試合などが放映され、サッカーの話題は絶えません。このフランスで行われているプレ大会には、ブラジル、イタリア、イングランドが参加しており、先日はブラジルとフランスの試合が行われ、フランスが善戦し1ー1で引き分けました。また、昨日はイタリア対イングランドの試合行われ、なんと20年ぶりにイングランドがイタリアを2ー0で破りました。当然、イギリス人は大喜びです。きっと、このときの試合の様子は今後20年くらい語り継がれることになるのかと思うと、この歴史的な事件を生で”埃高き”イギリス人と共有できた幸せを神に感謝するばかりです。
さて、私の方ですが、ようやく暖かくなって来たのは良いものの、はっきり言って腐りかけています。冬の間サッカーコートだったところは、イースター以降きれいに芝が整えられてクリケット場(これをスポーツというのか?)に変わってしまっており、サッカーをやる人の姿は見えません。雑草の生い茂る公園の隅っこで、動物のようにもつれ合う白人のカップルを横目に、機技研に戻れる日だけを楽しみにシャドウサッカーに勤しんでいます。ただ、夏休み前に、学科内のサッカートーナメントがあるようなので、これに参加しようと考えているところです。
最後に。日頃、本来の仕事も忘れサッカーの精進に余念のない皆さんにとっては、2部での試合は、まるで”佐藤ケン”にフェイントを掛けるがごとく手応えの感じられないものかもしれません。しかし、こんな時こそ油断は禁物です。特にけがには注意してください。昨年度の屈辱を忘れず電総研を見返すべく、全勝を目指して頑張ってください。では、また。
佐々木選手の応援にも関わらず先日の試合は敗れてしまったが、これから先、気を引き締めていきましょう。