瓦版

(News Letter of MEL Soccer Club)

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群発地震号

1997 Mar.5 Vol.160

機械研サッカー部4代目かわらや発行

1997

ハードルは高かった


3/1(土) 工技院大会準決勝 VS. 電総研 14:30〜 工技院B地区グラウンド

 工技院大会の準決勝は、学園リーグでともに1部に所属している電総研との対戦となった。1回戦は、電総研も融合研相手に11対0で大勝している。機械研のキックオフでゲームが始まるが、開始早々機械研ゴール前に攻め込まれ、コーナーキックのピンチを迎える。この危険な時間帯の守備、安全第一の守備で何回もコーナーキックを与えることになってしまうが、きっちり守り抜いて失点せずに切り抜ける。その後も、六分から七分は自陣内でのゲームとなり、厳しい展開である。初めて機械研の形ができたのは、14分、右サイドで展開し、林選手からのゴール前へのクロスボールに板倉選手が頭であわせる事ができたが、ボールは枠の外へいってしまった。その後も攻められはするが、村田選手、川上選手、木村選手などの粘りでシュートチャンスを作るが、得点には至らない。反対に、相手に決定的なシュートを打たれるが、バーに助けられたりで、かろうじて失点を防ぐ。苦しい展開ながら、どうにか同点で前半を終了できるかと思った34分(監督のストップウオッチでは35分を超えていた)、相手のクロスボールをディフェンスがカットしたものの、そのボールは不運にも味方ゴールの隅に落ちてしまった。
 後半になっても、機械研は主導権をとれない。外から見ている感じでは、機械研は点から点へパスを繋ごうとしているのに対し、電総研は点から面へパスを繋ぐという感じで、展開の可能性が大きい。といっても、学園リーグでは電総研よりは上位にいる機械研、数少ないチャンスをものにする。後半5分、右サイドから村田選手が切替えして相手ディフェンスをかわして中央にセンタリング、そこに待っていた川上選手は相手ディフェンスを背負いながらバックヘッド、球はそのままゴールにすい込まれた。この後、機械研も攻勢をかけるが、如何せん個人技レベルでは電総研にかなわない。中盤を支配されてしまう。それで、大きな展開のパスで守備を崩されてしまう。それでも、谷川キーパーのペナルティーエリア外の好セーブなどで頑張っていたが、13分、左サイドからの攻撃で追加点を許してしまう。気落ちしたという訳ではないだろうが、その2分後も崩されてもう1点とられてしまう。その後は切れることを心配したが、持ち直し、得点を上げることはできなかったが、失点を許さずゲームセットとなった。
 今シーズン、電総研とは3試合めだったが、初めての敗戦となってしまった。しかし、はっきりと実力差を感じる試合でもあった。まずは、ボールへの寄りへの違い、ことごとく相手に遅れていた。特に、浮き球の処理に関しては、機械研は足で処理できるまで待っている選手が多いのに対し、相手は頭、胸で早めに味方に繋いでいた。さらに、スローインでも、機械研は味方にとりやすいボールが少なかった。余裕があるときは、丁寧に足下にスローインをしてあげたい。今回の試合でも実感したが、学園リーグでどうにか勝ち星を上げることができる機械研であるが、一歩間違えれば大敗してしまうチームである。1部レベルの試合はきついと思うが、これも1つの経験として頑張ってほしい。

【結果とポジション】

0―1     得点者:後半 川上(A: 村田)
機械研1( )3電総研
1―2

前半   後半
木村木村
板倉  林  川上板倉  林  川上
横倉  村田是永  村田
沢田 瀬尾 是永沢田 瀬尾 安藤
中嶋中嶋
谷川谷川

よしかわきっかわ
控えと応援:安達監督、野澤選手、小河原さん、吉川さん、吉川さん

連絡事項: (Information)

  1. 工技院大会のお知らせ(Next game)
    日付:3月8日(土)
    対戦相手:地調
    試合開始:11:30
    試合会場:工技院B地区グランド
    集合時間:10:30

  2. 工技院大会途中経過

            優 勝
             ┃            第3位
         ┏━━━┻━━━┓        ┏┻┓
      ┏━━┻━┓ 13 ┏━┻━━┓     ┃12┃
    ┏━┻┓ 9┏┻┓ ┏┻┓10 ┏┻━┓   地 機
    ┏┻┓ 5┃ ┃2 ┏┻┓     技
     1┃  ┃ ┃  ┃3    調 研
    資 物 計 地 総 生 機 電 融 電
    環 質 量   合 命 技 総 合 総
    研 研 研 調 事 研 研 研 研 研
                  B   A
       ┃ 7 ┃   ┃ 8 ┃
       ┗━┳━┛ 11 ┗━┳━┛
         ┗━━━┳━━━┛

オーバーヘッドキック

 最近、某表計算ソフトを使う機会に恵まれたかわらやは、これを使ってサッカー部の過去の戦績や個人の出場記録をまとめることを思いついた。無責任な思いつきというのは、多くの場合、大量の面倒な作業を産み出すものである。今回の思いつきも例外ではなく途中で嫌になったのだが、かわらやも官僚のはしくれなのか、一度決めてしまった計画を見直すこともなく単調作業を続け、ようやく1993年から今までの記録をまとめ終え、手元の未処理の資料は1992年の1年分となった。
 わずか2〜3年ほど前のことなのだが、昔は人数が多かったなあとしみじみ感じた。毎試合必ず15〜16人はそろっていて、勝ちを狙いつつなるべく多くの選手を出場させることに苦心していたものである。今では11人揃えるのに苦労しているが、この先どうなるものであろうか?


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