冷たい強風の吹く中、高エネ研との後期戦は行われた。高エネ研といえば、1部での初の公式戦で対戦し、勝利してしまったところである。相手も前期の敗戦のことは覚えているだろうし、実力が上のチームに対して、そう簡単には連勝できないことは、容易に考えられる。 試合開始早々は、強風の影響もあってか両チームともパスを繋いで展開してゆく形はできない。個人技で秀でる分、高エネ研がボールを支配する多く、3分の2くらいは自陣での試合となる。風は機械研にとってフォローとなっているせいか、クリアでは陣地は挽回できる。相手の攻撃時間の長いせいか、相手バックスラインはかなり高めだ。機械研の攻撃は、その裏を狙ったスルーパスが多くなる。何度かチャンスはあったが、点に結び付いたのは、18分、林選手からのスルーパスを川上選手がドリブルで持ち込み、キーパーが出て来るところを確実にゴールに蹴り込んだ。その後も両チームともに攻めあうが、前半は得点のないまま終わる。 後半は、風下になった機械研が一方的に攻められる。それでもまだ守備陣は崩されてはおらず、攻められないが、決定的なピンチもあまりなかった。後半の8分、数少ないチャンスで攻め上がった機械研は木村選手の粘りで左コーナーキックを得る。林選手のボールを板倉選手が頭でゴールに押し込み、待望の追加点となる。板倉選手のいつものディングシュートは、正確なセンタリングに対して、高い打点で豪快に決めるというパターンだが、今回は強風のなかのボールに対して、粘ってボールを追いかけて頭で合わせたという、一味違ったものであった。その後も、機械研の攻撃は、木村選手がキーパーと1対1になるチャンスが何度かあったが、シュートまでには持ち込めなかった(空振りシュート)。まだフォワードの経験も浅いことだし修行して頑張ってほしい。そうこうしているうちに、流れは再び高エネ研側に戻ってしまう。こちらの守備陣も、疲れのせいか、相手にシュートチャンスを与えることが多くなってくる。何度かキーパーと1対1になるピンチにも見舞われるが、谷川選手の好セーブで防ぐ。今日の谷川選手、前に出るタイミングが冴えていた。しかし、19分、相手が左サイドから上げたゴール前へのロビングボールは、おりからの強風に流され、キーパーの頭上へ。キーパーも必死にパンチングをするが、パンチしたボールがバーにあたりそのままなかに入ってしまった。この後は、ますます高エネ研の攻撃の厚さがます。こちら側は、守ろうとする気持ちが大きくなってしまい、最終ライン近くまで引く選手が多くなり、中盤での人数が足りなくなり、結果としてクリアボールもほとんど拾われてしまう。自陣でのピンチが続く29分には、ハンドの反則でPKをとられてしまい、同点のゴールを許す。その後、機械研も攻撃に転じるが、ゴールは奪えず、同点のままゲームセットとなった。 今回の試合、最後になって追い付かれてしまったが、内容的には前期の試合より攻撃ができたと思う。依然よりまして、バックス陣がチャンスがあれば攻撃に絡んでやろうという意識が感じられるようになった。今回感じたのは、中盤でのサポートである。高エネ研の中盤は、ボールをもった人の近くにサポートする人がいる。サポートとは、パスをもらうという意味ではなく、ボールをもっている人が、よりプレーしやすくなるように、一時的にボールを預かったり壁の役目をすることである。機械研でもパスをもらうための動きはだいぶ見られるようになってきたが、もっと近くによってサポートすることはあまりみられない。欲を言えば、バックスの選手でも中盤の選手のサポートができれば、ゲームを支配しやすくなるのではないか。あとひとつ。流れが相手に傾いたとき、どうこらえるかという問題である。大変難しい問題だが、今回の試合の場合、とにかく安全第一でしのぐのが肝要だったかもしれない。人が引き過ぎてしまった場合、そこから前にフィードしようとしても、たいていは敵にカットされてしまう。それよりは、一旦ボールを外に出してゲームを切って体制を立て直すことも必要だろう。
【結果とポジション】
1―0 | 得点者: | 前半 川上(A: 林) | |||
機械研 | 2( )2 | 高エネ研 | 後半 板倉(A: 林) | ||
1―2 |
前半 | ||
木村 | ||
板倉 林 川上 | ||
吉田 是永 | ||
沢田 瀬尾 安藤 | ||
中嶋 | ||
谷川 |
控えと応援:安達監督、小河原さん、吉川さん
優 勝
┃ 第3位
┏━━━┻━━━┓ ┏┻┓
┏━━┻━┓ 13 ┏━┻━━┓ ┃12┃
┏━┻┓ 9┏┻┓ ┏┻┓10 ┏┻━┓
┃4┏┻┓ ┃5┃ ┃2┃ ┏┻┓6┃
┃ ┃1┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃3┃ ┃
資 物 計 地 総 生 機 電 融 電
環 質 量 合 命 技 総 合 総
研 研 研 調 事 研 研 研 研 研
B A
┃ 7 ┃ ┃ 8 ┃
┗━┳━┛ 11 ┗━┳━┛
┗━━━┳━━━┛
タイムスケジュール
番 号 月日 時間 審判
開会式 2月15日 9:50〜
1 10:00〜 生命研
2 11:30〜 物質研
3 13:00〜 機械研
4 2月22日 10:00〜 地調
5 11:30〜 資環研
6 13:00〜 事務所
7 3月1日 10:00〜 2の負
8 11:30〜 5の負
9 13:00〜 6の勝
10 14:30〜 4の勝
11 3月8日 10:00〜 10の勝
12 11:30〜 7の勝
13 13:00〜 9の負
表彰式 14:30〜
閉会式
途中経過
2月15日 物質研 4−0 計量研
機械研 11−0 生命研
融合研 0−0 電総研B(PK戦で融合研3−1電総研B)
2月22日 資環研 0−0 物質研(PK戦で資環研4−3物質研)
地 調 1−1 事務所(PK戦で地調3−2事務所)
電総研A11−0 融合研
日付 | 準備 | 9:30〜 | 11:00〜 | 12:30〜 | 14:00〜 | 15:30〜 | 片づけ |
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11/16 | 電総 | 電総−内田 <ペル> |
ペル−機械 <内田> |
高エ−土研 <協同> |
協同−バル <高エ> |
高エ | |
11/23 | 機械 | 機械−内田 <ペル> |
ペル−土研 <電総> |
電総−高エ <バル> |
バル−筑蹴 <山内> |
山内−協同 <筑蹴> |
協同 |
11/30 | ペル | ペル−電総 <機械> |
機械−バル <筑蹴> |
筑蹴−高エ <バル> |
|
高エ | |
12/7 | 筑蹴 | |
|
筑蹴−機械 <ペル> |
ペル−協同 <機械> |
協同 | |
12/14 | ペル | |
ペル−高エ <筑蹴> |
筑蹴−電総 <協同> |
協同−土研 <電総> |
土研 | |
12/21 | 山内 | 山内−内田 <土研> |
土研−筑蹴 <機械> |
機械−電総 <筑蹴> |
|
電総 | |
12/28 | 予備日 | ||||||
1/4 | 予備日 | ||||||
1/11 | 電総 | |
電総−土研 <山内> |
山内−機械 <協同> |
協同−内田 <機械> |
内田 | |
1/18 | ペル | ペル−内田 <バル> |
バル−高エ <筑蹴> |
筑蹴−山内 <高エ> |
|
山内 | |
1/25 | 筑蹴 | 筑蹴−内田 <バル> |
バル−土研 <山内> |
山内−ペル <協同> |
協同−電総 <ペル> |
電総 | |
2/1 | バル | バル−山内 <内田> |
内田−高エ <山内> |
バル−電総 <?> |
協同−機械 <電総> |
機械 | |
2/8 | 内田 | 内田−バル <山内> |
山内−高エ <機械> |
機械−土研 <高エ> |
|
土研 | |
2/15 | 山内 | 山内−電総 <内田> |
内田−土研 <電総> |
ペル−筑蹴 <高エ> |
高エ−協同 <筑蹴> |
協同 | |
2/22 | バル | バル−ペル <機械> |
機械−高エ <土研> |
土研−山内 <協同> |
協同−筑蹴 <山内> |
筑蹴 | |
3/1 | 予備日 | ||||||
3/8 | ペル | ペル−内田 <バル> |
バル−高エ <筑蹴> |
筑蹴−山内 <高エ> |
山内 | ||
3/15 | 内田 | 内田−バル <電総> |
電総−協同 <バル> |
協同 | |||
3/22 ? | 予備日 |