瓦版

(News Letter of MEL Soccer Club)

[あなたは人目の閲覧者です.]

今年の花粉は去年の5倍?号

1997 Feb.14 Vol.157

機械研サッカー部4代目かわらや発行

1997

薄氷の勝利


2/8(土) 学園リーグ2ndステージ VS. 土木研 12:30〜 高エネ研グラウンド

 久しぶりの試合となった土木研戦。相手チームもユニフォームが黄色ということで、こちらは久々にバルセロナモデルのユニフォームで戦う。前期の対戦も未消化のため、対戦するのはこれが初めてだ。今までの試合を見た感じでは、組織だった攻撃をしてくるチームに見える。試合開始早々、攻め込まれる。こちらが久しぶりの試合でペースをつかめないでいるうちに攻められているといった感じだ。こんな時に失点を許すのが一番悪いパターンだと心配していたが、5分過ぎからこちらの攻撃も始まる。林選手や新田選手などからのクロスボールから川上選手などのシュートチャンスが生まれ、しばらく機械研のペースが続く。新田選手のキーパーの頭越えをねらったロングシュートにキーパーがハンブルするような場面もあった。相手のキーパーはあまりうまくないような印象をうける。しかし、ゴールを決めるまでにはいかない。そうこうしているうちに、また流れは土木研に変わってゆく。ゴールキックをことごとくカットされて、なかなか相手陣内に攻め込むことができない。19分頃には自陣ゴール前での混戦のピンチをむかえる。キーパーが抜かれもうだめかと場面もあったが、瀬尾選手や波潟選手がそのたびにボールを蹴り出していた。谷川キーパーも今回は前への飛び出しがよく、再三ピンチを防いでいた。20分過ぎあたりから、再び機械研も攻めができるようになる。右サイドで川上選手、村田選手、林選手らが球を回してゴール前の木村、板倉選手らにクロスボールをフィードするというパターンが何回か見られた。また、新田選手を起点としてサイドチェンジをするような攻撃も見られた。均衡を破ったのは26分、右サイドでボールをもらった林選手が、相手のマークを振り切るために中央部にドリブル、距離はあったものの左足でループぎみに直接ゴールを狙う。ボールはキーパーの頭を越え、ゴールの右側に吸い込まれていった。その直後にも、オーバーラップした森川選手に林選手からパスが繋がりセンタリング、中央の板倉、木村選手にあわせるが、おしくもシュートには繋げられなかった。逆にカウンター攻撃を受け、ヒヤッとする。その後は、一進一退といった感じで1点リードのまま前半を終える。
 後半は、疲労が出てきたのか、両チームとも組織だった攻撃があまりできなくなり、ボールの蹴り合いになるような場面が多くなってくる。あまりいい形ができにくい。決定的な場面もお互いあまりない。惜しかったのは21分、センターラインより少し先でボールを拾った林選手が、相手キーパーが前に出ていると見るや超ロングシュートを試みる。ボールは放物線を描きもしやと思わせたが、ボールはゴールの上側のネットにひっかかってしまった。その後、川上選手がキーパーと1対1になるチャンスもあったが、追加点ができない。時間がたつにつれ、動きも悪くなり、筋肉を延ばす選手の姿が目につくようになる。バックスの方は、相手に対して遅れることも多くなり、結果としてファールをとられることも多くなる。また、バックスとキーパーとの連携も今一つといった感じになってきた。残り時間も少なくなってきた頃、相手16番の選手のドリブル突破にバックスが抜かれ、キーパーが出るもタイミングが遅れ、ボールではなく相手にぶつかってしまう。結果としてPKをとられてしまった。あと少しなのに同点かという気になるが、相手がふかしてくれたため、難を逃れる。その後も何とかしのぎ、手元の時計では35分を過ぎたが、ホイッスルはならない。それどころかまた攻め込まれる。そして相手のシュートがキーパーを抜くが、カバーの選手が外に蹴り出してくれた。何と林選手だった。最後はヒヤヒヤだったが、何とか久しぶりの勝利を得ることができてよかった。
 毎度のことだが、厳しい戦力でよく白星をとったと思う。今回も個人技、展開力は相手の方が上だろう。こういった状況で互角に戦うためには、相手より一歩先に前に出る、相手よりよけいに動くといったことが大切ではないだろうか。それにはやはり体力、試合中に筋肉を痙攣することなくプレーするよう頑張ってほしい。

【結果とポジション】

1―0     得点者:前半 林
機械研1( )0土木研
0―0

   
木村
板倉  林 川上
新田  村田
森川 瀬尾 波潟
中嶋
谷川

控えと応援:安達監督、安藤選手、小河原さん、吉川さん

連絡事項: (Information)

  1. 工技院大会のお知らせ(Next game)
    日付:2月15日(土)
    対戦相手:生命研
    試合開始:11:30
    試合会場:工技院B地区グランド
    集合時間:10:30
    その他:13:00からの試合の審判(4人)に当たっています。

  2. 主審要員の不足について(安達監督)
     今シーズン、何とか1部リーグで頑張っている機械研ですが、審判に関しては人手不足におちいっています。皆さんもご存じのように、今まで主審を勤めてきた主力部員(必ずしもサッカーの巧いメンバーとは限りません)が、海外留学とか負傷とかで、実質上の活動ができない状況です。特にこの1ヶ月は谷川キャプテン一人しかできないという非常事態です。もちろん、皆さんには線審として協力していただいていますが、将来のことも考えると主審を任せられる人材を育てなければならないと考えています。いきなり筑波リーグ1部は大変だと思いますので、今週から始まる工技院カップでは、新人の主審を採用したいと思います。
     つきましては、主審をお願いされたときには、このような状況をご理解の上、お引き受け頂くようお願いいたします。主審をすると、違った面でのサッカーが見えてきて、無駄にはならないと確信しています。昔に比べれば、サッカー経験者も増えていますので、ポテンシャルを持っている人は多いと思います。また、最近の状況を見ると、審判だけではなく、プレーヤーでも人員不足の傾向がありますので、積極的な参加をお願いいたします。

オーバーヘッドキック

 一昨年にホームページが開設されて以来サッカー部内のOA化は徐々に進行しており、すでにおもな連絡はメーリングリストを通じて行われている。かつては、試合の連絡などの都合もあって、遅くとも試合のある週の水曜日までには瓦版を発行しなくてはならなかったが、最近ではあまりせかされることなく、かわらやは楽をさせてもらっている。
 だが、OA化にともなう弊害も多少出てきているようだ。ご存じの方も多いだろうが、サッカー部メーリングリストには監督およびキャプテンの直属の上司が登録されている。上司に知られては不都合なことなどしたことのないかわらやにはよくわからないのだが、監督やキャプテンにとっては都合が悪いらしい。監督そしてキャプテンには上司の理解(?)を得られるように努めてほしい。もっとも、かの上司は人格者であるからその必要もないだろうが(ヨイショッ!)。


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