瓦版

(News Letter of MEL Soccer Club)

年末年始9連休号

1996 Dec.25 Vol.154

機械研サッカー部4代目かわらや発行

1996 24

序盤のリードを守りきれず引き分け

12/21(土) 学園リーグ2ndステージ VS. 電総研 12:30〜 高エネ研グラウンド

 今年最後の公式戦は、前期で初めて引き分けに持ち込めた、電総研。試合後の忘年会のためにも、勝利で締めくくりたいところである。このため、相手のエース柳町選手に対してこちらは新田選手をマンツーマンであてるという戦法をとることにする。
 前半、機械研のキックオフでスタートするも、すぐに攻め込まれる。最近の何試合かでは、立ち上がりに失点することが多く不安になるが、何とか最初の5分は無失点できり抜けることができた。今回は、攻め込まれっぱなしと言うことはないが、こちらの攻撃もうまい攻撃ができない。そんな中、16分に板倉選手が相手バックスの前方へのフィードボールを体に当ててはじくと、そのボールは相手ゴール前へ、そこをすかさず川上選手がマイボールにしてドリブルシュート、あっけなく先取点をとることができた。その2分後、今度は右のオープンスペースの村田選手にパスが繋がる。一旦ペースダウンした後、ゴール前にクロスボールを入れる。うまく川上選手が相手ディフェンスを引き付けファーサイドに詰めた板倉選手がフリーでこのボールをキープ。迷わず右足で打ったシュートはジャストミートではなかったが、ループぎみにキーパーの頭を越す形になり、2点差となる。2点差は付いたものの、時間が経つにつれ、電総研の攻撃も激しくなる。残り5分をきり、最後の集中を指示するものの、31分、左サイドからのコーナーキックをキーパーがハンブルし、混戦となったところを押し込まれ、1点差となる。これで電総研の意気も上がり、さらに分厚い攻撃を仕掛けてきたが、前半は1点リードで終わる。
 後半は、立ち上がりこそ瀬尾選手の中央突破攻撃参加などで攻めるが、やはり電総研ペース。後半1分、自陣ゴール前の混戦で、クリアボールが中途半端で、少し遠目で相手に拾われる。そこから豪快なミドルシュートを決められる。これで完全に流れは電総研になり、なかなか攻撃ができない。バックスラインでボールをカットしてもそれをうまく攻撃に結び付けられない。(これはクリアボールを中盤が取ることができないだけでなく、バックス自身も闇雲にクリアしているところに原因がある。もっと上を目指すならば、パスにつながるクリアを心がけてほしい。)相手中盤でボールを拾われ、再攻撃を受けるといった感じだ。
 電総研は、トップの選手が持ち込み、こちらのバックスが引きつけられたところで、後ろまたは横に叩いて、2枚目の選手が決めるという形を基本として攻めてきた。それでも一丸となった守備で失点は防いでいる。しかしついにトップがボールを受け、後ろに叩いたところで、ゴール右にシュートを決められた。「終わった。」と思ったが、天の助けかトップの選手がオフサイドという判定。首の皮一枚で押さえることができた。電総研も全体的に攻め上がっていたため、中盤にボールがつながればカウンターぎみの攻撃に転じることができた。苦戦はしていても、昨年までの一方的な試合とは違い、勝とうという意思は十分感じられた。そんなことで、その後の失点は防ぎ、前期に続いて引き分けとなった。
 今回の試合では、電総研は筑蹴会やバルバロスの様な力強さは感じなかったものの、技術、戦術面でまだ機械研より勝っている事は実感できた。しかし、同じ土俵の上でサッカーができるようになってきたのは確かである。機械研のパターンと言えるものを完成し、どんな相手に対してもその形ができるサッカーをしたいものである。
 今回の試合の教訓:クリアは落ち着いて蹴ろう。

【結果とポジション】

2―1     得点者:前半 川上、板倉(A: 村田)
機械研2( )2電総研
0―1

   
川上川上
板倉  林 村田   板倉 林 村田/木村
波潟  新田波潟  新田
沢田 瀬尾 是永   沢田 瀬尾 是永/森川
中嶋中嶋
谷川谷川

後半途中の交代:村田選手→木村選手(20分)、是永選手→森川選手(25分)

控えと応援:安達選手、小河原さん、吉川さん、矢橋さん(新田選手ご友人)、沢田選手Jr(桂吾君)

連絡事項: (Information)

  1. 学園リーグのお知らせ(Next game)
    日付:1月11日(土)
    対戦相手:山の内
    試合開始:12:30
    試合会場:高エネ研グランド
    集合時間:11:30
    その他:14:00からの試合の審判に当たっています。

  2. 印刷物による瓦版配布廃止のお知らせ
    前回の瓦版で印刷物による瓦版配布の廃止について意見を求めましたが、特に反対意見もないようですので(賛成意見もなかったが)、来年より印刷物による瓦版配布を原則廃止とします。なお、配布希望者に対しては従来通り所内便もしくは院内便でお届けしますので、広報係(システム工学研究室・沢田)までご連絡下さい(現時点では希望者1名)。また、瓦版発行のお知らせは、サッカー部メーリングリストおよびネットワークニュースを通じて行います。

オーバーヘッドキック

 今回の試合、かわらやは半年ぶりに子供同伴での参加となった。前回の大騒動が記憶に生々しいかわらやは、あのような状態になった場合には即交代させてくれるよう監督にお願いし、不安を抱えながら出場したのであった。ところが、半年の間に成長したのか色気づいたのか知らないが、当の本人はきれいなおねえさんに構ってもらって、概ねご機嫌で遊んでいたらしい。
 子供の面倒をおもに見てくれたのは、新田選手ご友人の矢橋さんである。新田選手の言によれば「試合に連れてきた最初の女性」だそうで、彼の言葉が正しいことは、過去の瓦版の「控えと応援」の欄を調べればすぐわかる。ということは、嘘をつけばすぐばれるということでもある。サッカー部員にそんな不埒な奴はいないと信じているが、もしも自分の過去を偽って異性と交際するような者がいれば、瓦版が証拠となって破局をもたらすこともあるかもしれない。今までそんなことは考えたこともなく好き勝手なことを書いてきたが、Webで公開されていることでもあるし、個人情報の保護について検討すべきかと考えている。
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