瓦版

(News Letter of MEL Soccer Club)

アジアカップ開幕号

1996 Dec.5 Vol.152

機械研サッカー部4代目かわらや発行

1996 22

バルバロスは強かった

11/30(土) 学園リーグ2ndステージ VS. バルバロス 11:00〜 高エネ研グラウンド

 後期2試合目はバルバロスとの対戦となった。後期といっても前期の試合が未消化なので、初の対戦となる。前見た試合の感じでは、若くて技術もあるチームである。対する機械研はというと、阿部選手の欠場に加え、何と試合の時間になっても林選手が現われないという、ハプニングでのキックオフとなった。急遽、中嶋選手をセンターハーフに起用するも、浮き足立ってしまった。前半8分、左コーナーキックからのボールが微妙な軌道を描き、反対側のゴール右隅へ、これは越えたなと判断したが、ゴールバーに当たって跳ね返る。そこでゴール前混戦となり、シュートを決められてしまう。その後、林選手が来て試合に投入するが、これにより、再び布陣を入れ替えることとなり、バックスとの連携が狂ってしまった。それを左隅からの個人技ならびに早いパスワークでのショートで、さらに1点失う。でも、こちらのチャンスがまったくないと言う訳でもなく、決定的な場面も作れた。林、川上コンビによる得意のパターン、二枚目からの新田選手のゴーカイなシュート(不思議と入らないと定評の)。今回特異だったのは波潟選手の左サイドバックからオープンスペースへの走り込みによるシュート。今後の彼の期待が高まる。だが相手のゴールキーパーもなかなかのもので切り崩すことができない。そのうち、こちらの攻撃も中に集まってきてしまい、オープンスペースへの展開が作れない。しかし、これも相手の早いチェックによってパスコースをつぶされたことが大きかったようだ。
 後半は、前半よりは落ち着きを取り戻し、守備も機能し始める。しかし、いかんせん、相手の技術は、個人技、戦術両面ともに、機械研を大きく上回っており、ゲームの主導権を奪うことはできない。たぶん、バルバロスは学校かどこかのサッカー部のOBチームなのだろう、悔しいけどうまい。バックスどうしでダイレクトパスで繋いだり、中盤から前線へのフィードでも、クロス方向と外へのオープンスペース方向への両方に人が流れている。基本的にパスの技術が機械研と比べ非常に正確なのが様々な攻撃を可能にさせている。機械研も身体を張ってのねちっこい守備で失点を防ぐ。攻撃面でも川上選手のボールへの執念、(キーパーと交錯で一時場外へ、あれは、キーパーのファウルをとってほしかった、でも前の試合でキーパーチャージをとられなかったからしかたないかも?)。後半を無失点に抑えれば上出来と考えていたが、終了間際に右サイドからループぎみのシュートを決められてしまう。
 1部のうまいチームはこんなものなのでしょう。でも、守備を中心にある程度粘りのある試合ができるようになってきたのではないだろうか。次回の筑蹴会戦も苦戦が予想されるけど、最後まで切れないで粘りのある試合を目指して頑張りましょう。

【結果とポジション】

0―2
機械研0( )3バルバロス
0―1

前半   後半
川上川上
村田 中嶋/林 木村/三島村田 林 三島
吉田/中嶋  新田中嶋 新田
沢田/吉田 三島/沢田 是永波潟 沢田 是永
瀬尾瀬尾
谷川谷川

前半途中の交代:木村選手→林選手(15分)

控えと応援:安達選手、野沢選手、小河原さん、三島夫人、吉川さん

連絡事項: (Information)

  1. 学園リーグのお知らせ(Next game)
    日付:12月7日(土)
    対戦相手:筑蹴会
    試合開始:12:30
    試合会場:高エネ研グランド
    集合時間:11:30
    その他:14:00からの試合の審判に当たっています。

オーバーヘッドキック

 わが国では、アルコール度数はほぼ同じでありながら、ウィスキーにかかる酒税は焼酎にかかる酒税に比べて5倍ほども高い。この不公平税率はすでにWTOからも指摘され、是正を求められている。これを受けて、現在、政府は税率の改正を検討中との報道を耳にした。スコッチファンであるかわらやは、これでシングルモルトの値段も下がるかと胸をわくわくさせたのだが、改正案は焼酎の税率を上げるというものであった。世の中それほど甘くないと、すでに残り半分ほどになってしまったボトルを見つめながら、しみじみ感じさせられたひとときであった。
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