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学習結果の評価

学習データセット DataSet(1), DataSet(0.8), DataSet(0.6) のそれぞれに対し,EM アルゴリズムによって学習した結果を, (1) 学習データセットに対して正解率を評価する (closed test), (2) 学習に用いなかった画像データからランダムに抽出した 1000 個のテスト画像 に対して正解率を評価する (open test), の二通りの評価を行った. 全ての属性を正しく答えられたものの割合の ほか,各属性ごとの正解率も算出した. また,EM アルゴリズムの局所最適解への収束の影響を避けるため,および, データセットによる偏りをなくすために,正解率の算出にあたっては, 学習・テスト両方のデータセットを別々の乱数にしたがって 5 回生成し, それぞれに対して同じ実験を行なって,それらの結果の平均を取った.

なお,システムには属性名(``いろ'',``かたち''など) は与えられていないため,内部では 単に 1,2 という番号で表現されている. 番号と属性名の対応づけは最も 自然なもの(属性分類の正解率が高くなるもの)を選んだ.



Shotaro Akaho 平成15年7月22日