川畑史郎

新着情報


論文 [2022/8/10]
Bosonic qubit (Kerr cat qubit)のホモダイン測定を利用した状態生成に関する論文 をarXivに投稿しました。 RA鈴木雄太さん(M2)の成果です。


論文 [2022/8/4]
量子アニーリングにおける量子断熱条件検証に関する論文 をarXivに投稿しました。 森雄一朗博士研究員の成果です。


セミナー [2022/7/12]
広尾学園高等学校にてオンラインセミナー「高校生のための量子コンピュータ超入門」を行います。


論文 [2022/7/11]
Cat qubitの量子論理ゲート実装法に関する論文 がPhys. Rev. Applied.に掲載されました。 東芝との共同研究成果です。


解説論文 [2022/6/6]
解説論文「超伝導量子パラメトロン―測定と制御の理論」が 日本物理学会誌に掲載されました。


セミナー [2022/5/27]
津山高専にてセミナー「高専生のための量子コンピュータ超入門」を行います。


講義 [2022/5/19]
日本大学大学院量子理工学専攻にて講義「量子コンピュータ技術入門」を行います。


報道 [2022/4/27]
量子コンピュータの動向に関するインタビューの内容が 日経コンピュータに取り上げられました。   


招待講演 [2022/4/26]
トリケップスセミナーにおいて「量子コンピュータ超入門~基礎から最先端まで~」と題する招待セミナーを行います。   


招待講演 [2022/4/22]
サイエンス&テクノロジーセミナーにおいて「1日で理解する量子アニーリング」と題する招待セミナーを行います。   


報道 [2022/4/1]
量子コンピュータの動向に関するインタビューの内容が 日経XTECHに取り上げられました。   


論文 [2022/3/16]
NISQ(中規模量子コンピュータ)向け分配関数計算アルゴリズムに関する論文 がJJAPに掲載されました。 リサーチアシスタント松本佳大さん(理科大M1)の成果です。


招待講演 [2022/3/16]
電子通信情報学会総合大会において「超伝導回路を用いた量子アニーリングマシン」と題する招待講演を行います。   


論文 [2022/3/2]
超伝導量子パラメトロンの高速量子論理ゲート(2量子ビット)に関する論文 をarXivに投稿しました。 増田主任研究員及び東芝との共同研究成果です。


論文 [2022/2/4]
NISQ(中規模量子コンピュータ)の秘匿計算技術に関する論文が をPhys. Rev. Aに出版されました。 RA神宮祐汰さん(修士2年)の成果です。


論文 [2022/1/5]
ランダムウォーク理論を用いた大規模量子計の定量化に関する論文が Front. Phys.に掲載されました。 東京理科大、ノートルダム大、ラフバラ大との共同研究成果です。


書籍 [2021/12/17]
教科書「超伝導技術の最前線:応用編」が近代科学社から出版されました。 超伝導量子コンピュータの章を執筆しました。


論文 [2021/12/1]
捻れ磁場を利用した量子アニーリングに関する論文 をarXivに投稿しました。 井元隆博士研究員さんの成果です。


招待講演 [2021/11/19]
サイエンス&テクノロジーセミナーにおいて「1日で理解する量子コンピュータ」と題する招待セミナーを行います。   


招待講演 [2021/11/12]
日本臓器保存生物医学会において「量子コンピュータ入門:基礎から最新開発動向とライフサイエンス・化学分野への応用まで」と題する特別講演を行います。   


報道 [2021/10/20]
日経クロステックEXPO2021における招待講演の内容が 日経XTECHで取り上げられました。   


招待講演 [2021/10/20]
HPCwire Japan 2021において「量子コンピュータの最新研究開発動向と未来」と題する基調講演を行います。


招待講演 [2021/10/19]
日経クロステックEXPO2021において「量子コンピュータの国際競争激化、日本と世界の研究開発動向を読み解く」と題する招待講演を行います。


論文 [2021/10/1]
NISQ(中規模量子コンピュータ)向け分配関数計算アルゴリズムに関する論文 をarXivに投稿しました。 リサーチアシスタント松本佳大さん(理科大M1)の成果です。


論文 [2021/10/1]
6量子ビット超伝導量子アニーリングマシンの設計・製造・動作に関する論文 がIEEE Trans. Quantum Tech.に出版されました。 日本初の量子アニーリングマシンです。横浜国立大学との共同研究成果です。


新メンバー [2021/10/1]
博士研究員として大兼英朗さんと森雄一朗さんが着任しました。 ご活躍を期待しています。


人事異動 [2021/10/1]
新原理コンピューティング研究センターの副研究センター長に就任しました。


招待講演 [2021/9/30]
日本オペレーションズ・リサーチ学会研究グループ「量子コンピュータと次世代計算機活用」セミナーにおいて超伝導量子アニーリングマシンのハードウェア開発について招待セミナーを行います。


論文 [2021/9/17]
NISQ向けボルツマン機械学習アルゴリズムに関する論文が Phys. Rev. Aに掲載されました。 リサーチアシスタント神宮祐汰さん(理科大M2)の研究成果です。


論文 [2021/9/15]
超伝導パラメトロン量子ビットの反射スペクトロスコピーに関する論文が New J. Phys.に掲載されました。 NECとの共同研究成果です。


招待講演 [2021/9/8]
野村證券において量子コンピュータの基礎と最新動向について招待セミナーを行います。


招待講演 [2021/9/1]
トリケップスセミナーにおいて「量子コンピュータ超入門」と題する招待講演を行います。


論文 [2021/9/1]
パーコレーション理論とランダムウォーク理論を用いた大規模量子系の定量的特徴付けに関する論文 をarXivに投稿しました。 東京理科大、英Loughborough大、米Notre Dame大との共同研究成果です。


報道 [2021/8/19]
日本初の超伝導量子アニーリングマシン実現に関する成果が 日経エレクトロニクスで取り上げられました。   


論文 [2021/8/9]
KPO(Kerr-nonlinear parametric oscillator)量子ビットの高精度量子論理ゲート実装法に関する論文 をarXivに投稿しました。 東芝との共同研究成果です。


集中講義 [2021/8/5]
法政大学理工学研究科応用化学専攻にて量子化学と量子コンピュータに関する集中講義を行います。


招待講演 [2021/8/3]
アイアン・クラブ講演会において「量子コンピュータの基礎と最新研究開発動向」と題する招待講演を行います。


報道 [2021/7/19]
超伝導量子アニーリングマシン開発に関する取り組みが ニュースイッチで取り上げられました。   


招待講演 [2021/7/15]
応用物理学会薄膜・表面物理セミナーにおいて「材料・プロセス技術者のための量子コンピュータ入門」と題する招待講演を行います。


報道 [2021/7/9]
日本初の超伝導量子アニーリングマシン実現に関する成果が Myナビニュース 日経xTECH EE Times Japanで取り上げられました。   


成果発表 [2021/7/6]
日本初の超伝導量子アニーリングマシン実現に関して、産総研ホームページ上で成果公開を行いました。 「 独自のアーキテクチャを用いた超伝導量子アニーリングマシンを実現」。 横浜国大との共同研究成果です。   


論文 [2021/7/1]
NISQ(中規模量子コンピュータ)の秘匿計算技術に関する論文を をarXivに投稿しました。 RA神宮祐汰さん(修士2年)の成果です。


報道 [2021/6/28]
超伝導量子アニーリングマシンの研究開発に関する取り組みが 「 日刊工業新聞」で取り上げられました。   


招待講演 [2021/6/28]
サイエンスアンドテクノロジーセミナーにおいて「量子コンピュータ入門~基礎から最新研究開発動向まで~」と題する講義を行います。


招待講演 [2021/6/23]
断熱量子計算国際会議AQC2021において、日本における量子アニーリングプロジェクトの概要について特別講演を行います。


論文 [2021/6/17]
6量子ビット超伝導量子アニーリングマシンの実現に関する論文を をarXivに投稿しました。 日本初の量子アニーリングマシンです。


論文 [2021/6/9]
超伝導量子パラメトロンの反射測定に関する論文を をarXivに投稿しました。 増田俊平主任研究員及びNECとの共同研究成果です。


論文 [2021/6/2]
超伝導パラメトロン量子ビットの量子ゲート操作に関する論文が Scientific Reportsに掲載されました。 増田俊平主任研究員の研究成果です。


博士研究員公募 [2021/5/14]
量子アニーリングマシン、断熱量子計算機、イジングマシンの理論・シミュレーション研究を行う博士研究員を 2名公募しております。 ご応募お待ちしております。


講義 [2021/5/13]
日本大学大学院量子理工学専攻にて講義「量子コンピュータ技術入門」を行います。


招待講演 [2021/5/11]
LSIとシステムのワークショップ2021において「集積回路工学者のための量子コンピュータ入門」と題する招待講演を行います。


論文 [2021/4/29]
3次元実装構造超伝導量子回路に対する熱シミュレーションと冷却に関する論文が Appl. Phys. Lett.に掲載されました。 馮主任研究員の研究成果です。


集中講義 [2021/4/20及び27]
慶應義塾大学理工学部物理学科にて集中講義「量子コンピュータ概論」を行います。


解説論文 [2021/4/10]
解説論文「量子コンピュータ技術の最前線と未来」が JRCM NEWSに掲載されました。 無料でダウンロードできます。


論文 [2021/4/7]
量子アニーリングを用いた励起状態探索に関する論文が J. Phys. Soc. Jpn.に出版されました。 関優也博士研究員の成果です。


新メンバー [2021/4/1]
チームの新メンバーとして竹内尚輝さん(主任研究員)、最上徹さん(招聘研究員)、鈴木雄太さん・松本佳大さん・浦優輝さん(リサーチアシスタント。理科大修士課程)が着任しました。 ご活躍を期待しています。


招待講演 [2021/3/31]
経済同友会同友二木会において量子コンピュータの基礎と最新研究開発動向について招待講演を行います。


招待講演 [2021/3/26]
システム総合研究所セミナーにおいて量子コンピュータの基礎と最新研究開発動向について招待講演を行います。


招待講演 [2021/3/17]
OSS X Users Meetingにおいて量子コンピュータハードウェアの最新研究開発動向について招待講演を行います。


招待講演 [2021/3/16]
応用物理学会シンポジウムにおいて超伝導量子アニーリングマシンの設計・製造・実装技術について招待講演を行います。


招待講演 [2021/3/14]
日本物理学会において関優也博士研究員が招待講演「Non-stoquastic演算子による量子アニーリングの高速化」を行います。


論文 [2021/2/11]
量子アニーリングの精度改善法に関する論文を をarXivに投稿しました。  井元隆史博士研究員の成果です。


論文 [2021/2/10]
量子アニーリングを用いたエネルギー差の直接計算に関する論文が Jpn. J. Appl. Phys.に出版されました。 松崎雄一郎主任研究員の成果です。


招待講演 [2021/2/2]
マイクロメカトロニクス実装技術研究会にて 量子コンピュータと量子アニーリングマシンの最新動向と実装技術についてセミナーを行います。


招待セミナー [2021/1/20]
経産省にて 量子コンピュータと量子アニーリングマシンの基礎と最新動向についてセミナーを行います。


招待講演 [2020/12/24]
日本ファインセラミックス協会Webセミナーにて 「量子コンピュータの拓く新たな時代:基礎から最先端まで」と題する招待講演を行います。


招待講演 [2020/12/8]
東京で開催される機情異業種研究会にて 量子コンピュータの現状と今後の展望について招待講演を行います。


招待講演 [2020/11/19]
トリケップスセミナーにて 「量子コンピュータ超入門:基礎から最先端まで」と題する招待セミナーを行います。


招待講演 [2020/11/13]
応用物理学会シリコンテクノロジー分科会研究集会にて 量子コンピュータの基礎と最新動向について招待講演を行います。


招待講演 [2020/11/6]
日本電磁波エネルギー応用学会シンポジウムにて 量子コンピュータとマイクロ波技術について招待講演を行います。


招待セミナー [2020/10/28]
経産省にて 量子コンピュータの基礎についてセミナーを行います。


人事異動 [2020/10/1]
新原理コンピューティング研究センターが設立されました。我々のチームは、量子エンジニアリングチームとして研究活動を新たにスタートします。


論文 [2020/9/15]
カー非線形性を利用した超伝導量子ビットの量子論理ゲート操作に関する論文を をarXivに投稿しました。 増田主任研究員の成果です。


招待講演 [2020/9/14]
九日会にて 「量子コンピュータが拓く新たな時代」と題する招待講演を行います。


招待講演 [2020/9/4]
東北大学流体科学研究所特別講演会「量子コンピュータ研究の現状と勝つ戦略」にて 「量子コンピュータの研究開発最前線」と題する招待講演を行います。

論文 [2020/8/17]
非断熱パルスを利用した量子アニーリング理論に関する論文 がJ. Phys. Soc. Jpn.に出版されました。 元ポスドクのVasilios Karanikolasさん(現NIMS)の成果です。


招待講演 [2020/8/6]
経産省が主催する第4次産業革命推進講演会にて 「量子コンピュータハードウェア開発の最前線」と題する招待講演を行います。


新メンバー [2020/8/1]
グループの新メンバーとして井元隆史さん(博士研究員)が着任しました。専門は量子可積分系です。 ご活躍を期待しています。


論文 [2020/7/31]
ワイル半金属の表面プラズモンポラリトンに関する論文 がPhys. Rev. Bに出版されました。 元技術研修生の土川航太さんの成果です。


論文 [2020/7/21]
量子アニーリングを用いたハミルトニアンのエネルギーギャップ推定法に関する論文を をarXivに投稿しました。 松崎主任研究員の成果です。


招待講演 [2020/7/18]
生産システム懇談会にて 「量子コンピュータ技術入門:基礎から最新開発動向まで」と題する招待セミナーを行います。


招待講演 [2020/7/17]
Keysight World 2020東京にて 「量子コンピュータの研究開発動向:量子の時代へ」と題する招待セミナーを行います。


招待講演 [2020/7/13]
サイエンス&テクノロジーセミナーにて 「量子コンピュータ技術入門~基礎から最新研究開発動向まで~」と題する招待セミナーを行います。


論文 [2020/7/2]
NISQを利用したボルツマン機械学習の量子/古典ハイブリッドアルゴリズムに関する論文 をarXivに投稿しました。 リサーチアシスタントの神宮さん(理科大修士課程)の成果です。


新メンバー [2020/7/1]
グループの新メンバーとして田中友理さん(リサーチアシスタント。慶應大修士課程)が着任しました。専門は量子制御理論です。 ご活躍を期待しています。


新プロジェクト [2020/6/23]
NEDOプロジェクト「超伝導体・半導体技術を融合した集積量子計算システムの開発」に採択されました。 プロジェクト代表者として、ゲート型超伝導量子コンピュータ(NISQ)及び量子ビット制御用クライオCMOS集積回路に関する研究開発を 日本電気、理研、東芝、東大、帝京大、金沢工大と実施します。


解説論文 [2020/4/1]
理大科学フォーラム」 特集号「量子情報」に「量子アニーリングの現状と未来」が掲載されました。理科大渡部先生、産総研関博士研究員との共著解説です。


新メンバー [2020/4/1]
グループの新メンバーとして増田俊平さん(主任研究員)、嶋田ありささん(PD)、龍田真美子さん(学振PD)、吉永敦紀さん(リサーチアシスタント。東大博士課程)が着任しました。 ご活躍を期待しています。


人事異動 [2020/4/1]
新しく量子システムエンジニアリンググループが立ち上がりました。

川畑史郎 (Shiro Kawabata)

主務:産業技術総合研究所 新原理コンピューティング研究センター 副研究センター長


兼務:産業技術総合研究所 新原理コンピューティング研究センター 量子エンジニアリングチーム 研究チーム長

兼務:産業技術総合研究所 NEC-産総研量子活用テクノロジー連携研究ラボ 副ラボ長

兼務:NEDO 高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発 量子関連コンピューティング技術 プロジェクトリーダー

兼務:文科省 光・量子飛躍フラッグシッププログラムQ-LEAP 量子情報処理領域 サブプログラムディレクタ

兼務:文科省 光・量子飛躍フラッグシッププログラムQ-LEAP 人材育成プログラム領域 サブプログラムディレクタ

兼務:内閣府 ムーンショット型研究開発事業 目標6「2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現」アドバイザー

兼務:JST さきがけ「物質と情報の量子協奏」アドバイザー

兼務:量子技術イノベーション拠点推進会議 国際連携分科会 委員

兼務:一般社団法人 量子ICTフォーラム 量子コンピュータ技術推進委員会 副委員長


研究分野

Society5.0のための次世代コンピュータ実現を目指して物理学・情報工学・電子工学を駆使した研究開発を国内外の研究開発機関・企業との連携のもとで行っています。 関連するキーワードは、量子コンピュータ、量子アニーリング、量子情報理論、超伝導エレクトロニクス、物性物理、数理最適化、機械学習、クライオ集積回路です。



進行中のプロジェクト

・超伝導量子アニーリングマシン、超伝導量子コンピュータ(NISQ)、イジングマシン、イジングソフトウェア基盤・アプリケーション、量子ビット制御用低温集積回路(クライオCMOS・超伝導)の垂直統合型研究開発

    NEDO高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発「量子計算及びイジング計算システムの統合型研究開発
    研究開発責任者:川畑史郎
    参画機関:産総研、早稲田大、東工大、横浜国立大、国立情報学研究所、理研、日本電気、東芝、豊田通商、Fixstars、東大、帝京大、金沢工大、日立、九大、弘前大


最近のトピックス

中規模量子コンピュータ(NISQ)向けボルツマン機械学習アルゴリズムを提唱し、その性能評価を行いました。NTT及び東京理科大との共同研究成果です。





Y. Shingu, Y. Seki, S. Watabe, S. Endo, Y. Matsuzaki, S. Kawabata, T. Nikuni, H. Hakoshima,
" Boltzmann machine learning with a variational quantum algorithm",
Phys. Rev. A 104 (2021) 032413


超伝導パラメトロン量子ビット(KPO量子ビット)に対する反射スペクトロスコピーに関する論文が2021年9月にNew J. Phys.誌に出版されました。NECとの共同研究成果です。




S Masuda, A Yamaguchi, T Yamaji, T Yamamoto, T Ishikawa, Y Matsuzaki, S Kawabata,
" Theoretical study of reflection spectroscopy for superconducting quantum parametrons",
New J. Phys. 23 (2021) 093023


日本で初めて超伝導量子アニーリングマシン(6量子ビット)の実現に成功しました。 NEDOプロジェクト"組合せ最適化処理に向けた革新的アニーリングマシンの研究開発"の成果です。横浜国立大学との共同研究成果です。



"独自のアーキテクチャを用いた超伝導量子アニーリングマシンを実現
"
産総研/研究成果 (2021)


超伝導パラメトロン量子ビット(KPO量子ビット)の量子論理ゲート操作に関する論文が2021年6月にScientific Reports誌に出版されました。 回転波近似の破れと非断熱遷移による量子ゲート操作のエラーを解析し、エラーを抑制する方法を提案しました。




S. Masuda, T. Ishikawa, Y. Matsuzaki, S. Kawabata,
" Investigation of controls of a superconducting quantum parametron under a strong pump field",
Scientific Reports 11 (2021) 11459


3次元実装を利用した超伝導量子回路における熱シミュレーションの論文が2021年4月にAppl. Phys. Lett.誌に出版されました。 シリコン貫通ビア(TSV)を利用して超伝導量子回路の発熱を抑える方法を提案しています。





W. Feng, K. Kikuchi, M. Hidaka, H. Yamamori, Y. Araga, K. Makise, S. Kawabata,
" Thermal management of a 3D packaging structure for superconducting quantum annealing machines",
Appl. Phys. Lett. 118 (2021) 174004


量子多準位系を用いた量子アニーリングに関する論文が2020年1月にScientific Reports誌に出版されました。 量子多準位系を利用することで、量子アニーリングの性能が向上することを理論的・数値的に示しました。





S. Watabe, Y. Seki and S. Kawabata,
" Enhancing quantum annealing performance by a degenerate two-level system",
Scientific Reports 10 (2020) 146