主務:産業技術総合研究所 新原理コンピューティング研究センター 副研究センター長
兼務:産業技術総合研究所 新原理コンピューティング研究センター 量子エンジニアリングチーム 研究チーム長
兼務:産業技術総合研究所 NEC-産総研量子活用テクノロジー連携研究ラボ 副ラボ長
兼務:NEDO 高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発 量子関連コンピューティング技術 プロジェクトリーダー
兼務:文科省 光・量子飛躍フラッグシッププログラムQ-LEAP 量子情報処理領域 サブプログラムディレクタ
兼務:文科省 光・量子飛躍フラッグシッププログラムQ-LEAP 人材育成プログラム領域 サブプログラムディレクタ
兼務:内閣府 ムーンショット型研究開発事業 目標6「2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現」アドバイザー
兼務:JST さきがけ「物質と情報の量子協奏」アドバイザー
兼務:量子技術イノベーション拠点推進会議 国際連携分科会 委員
兼務:一般社団法人 量子ICTフォーラム 量子コンピュータ技術推進委員会 副委員長
・超伝導量子アニーリングマシン、超伝導量子コンピュータ(NISQ)、イジングマシン、イジングソフトウェア基盤・アプリケーション、量子ビット制御用低温集積回路(クライオCMOS・超伝導)の垂直統合型研究開発
中規模量子コンピュータ(NISQ)向けボルツマン機械学習アルゴリズムを提唱し、その性能評価を行いました。NTT及び東京理科大との共同研究成果です。
Y. Shingu, Y. Seki, S. Watabe, S. Endo, Y. Matsuzaki, S. Kawabata, T. Nikuni, H. Hakoshima,
"
Boltzmann machine learning with a variational quantum algorithm",
Phys. Rev. A 104 (2021) 032413
超伝導パラメトロン量子ビット(KPO量子ビット)に対する反射スペクトロスコピーに関する論文が2021年9月にNew J. Phys.誌に出版されました。NECとの共同研究成果です。
S Masuda, A Yamaguchi, T Yamaji, T Yamamoto, T Ishikawa, Y Matsuzaki, S Kawabata,
"
Theoretical study of reflection spectroscopy for superconducting quantum parametrons",
New J. Phys. 23 (2021) 093023
日本で初めて超伝導量子アニーリングマシン(6量子ビット)の実現に成功しました。
NEDOプロジェクト"組合せ最適化処理に向けた革新的アニーリングマシンの研究開発"の成果です。横浜国立大学との共同研究成果です。
"独自のアーキテクチャを用いた超伝導量子アニーリングマシンを実現
"
産総研/研究成果 (2021)
超伝導パラメトロン量子ビット(KPO量子ビット)の量子論理ゲート操作に関する論文が2021年6月にScientific Reports誌に出版されました。 回転波近似の破れと非断熱遷移による量子ゲート操作のエラーを解析し、エラーを抑制する方法を提案しました。
S. Masuda, T. Ishikawa, Y. Matsuzaki, S. Kawabata,
"
Investigation of controls of a superconducting quantum parametron under a strong pump field",
Scientific Reports 11 (2021) 11459
3次元実装を利用した超伝導量子回路における熱シミュレーションの論文が2021年4月にAppl. Phys. Lett.誌に出版されました。 シリコン貫通ビア(TSV)を利用して超伝導量子回路の発熱を抑える方法を提案しています。
W. Feng, K. Kikuchi, M. Hidaka, H. Yamamori, Y. Araga, K. Makise, S. Kawabata,
"
Thermal management of a 3D packaging structure for superconducting quantum annealing machines",
Appl. Phys. Lett. 118 (2021) 174004
量子多準位系を用いた量子アニーリングに関する論文が2020年1月にScientific Reports誌に出版されました。 量子多準位系を利用することで、量子アニーリングの性能が向上することを理論的・数値的に示しました。
S. Watabe, Y. Seki and S. Kawabata,
"
Enhancing quantum annealing performance by a degenerate two-level system",
Scientific Reports 10 (2020) 146