GMTフォルダーにバッチファイルを作ると便利。「メモ帳」を起動して以下のコマンドを入力する。
名前をつけて保存を選択し、GMTフォルダーに例えばantac.batというバッチファイルを作成する。
修正するときは右クリックで編集とする。
同じくGMTフォルダーに採泥点の位置のデータファイル、corepos.dataを用意する。 違うフォルダーにおく場合はフルパス指定にすること。
名前をつけて保存を選択し、GMTフォルダーに例えばantac.batというバッチファイルを作成する。
修正するときは右クリックで編集とする。
同じくGMTフォルダーに採泥点の位置のデータファイル、corepos.dataを用意する。 違うフォルダーにおく場合はフルパス指定にすること。
- Script
- psbasemap -Jg90/-90/10.0/0 -R0/360/-90/-30 -B30g10 -X1.0 -Y1.2 -P -K > dumpc.eps
- psbasemap :緯度経度の軸だけをまず描いておくプログラム。
- -Jg90/-90/5.0/0:中心点が経度90度、緯度-90度、スケール半径5cm、最後は0。
- -R0/360/-90/-30:経度0度から360度、緯度-90度から-30度の範囲
- -B30g10:緯度経度軸(枠)の白黒反転の間隔は30degで,グリッドは10deg間隔で描きなさいということ。
- -X1.0 -Y1.2:グラフの左下隅を紙の左下隅からX方向に1.0cm,Y方向に1.2cmのところにもっていく。
- -P:紙を縦置きにする。
- -K:まだこれ以降にPostScriptコードの追加があるよ,の意。
- つまりこれ以降にまだコマンドを使うときはこれを指定しないといけない
- > dumpc.eps :dumpc.epsというファイルに出力する。
- psbasemap :緯度経度の軸だけをまず描いておくプログラム。
- pscoast -Jg -R -Dl -G200 -O -P -K >> dumpc.eps
- pscoast :海岸線を描くプログラム。
- -Jg :図法の指定(緯度経度のスケールは既に指定したのをそのまま使う,の意)。
- -R :緯度経度の範囲は既に指定したのをそのまま使う,の意。
- -Dl:地図の細かさの指定。選択肢は細かい方から順に<full, high, intermediate, low, crude>と用意されている。
- -G200:陸地を塗るグレースケールの指定。まあこのままが無難。
- -O:既にあるPostScriptコードに追加するよ,の意。
- つまりこれ以前にコマンドを使って既に何か描いていたらこれを指定しないといけない。
- >> dumpc.eps :dumpc.epsというファイルに追加する。
- pscoast :海岸線を描くプログラム。
- psxy corepos.data -Jg -R -Sc0.25 -G0/0/255 -O -P >> dumpc.eps
- psxy:シンボルをプロットする。
- corepos.data:入力ファイル。ここでデータファイル(corepos.data)は
137.0175 -62.831 PC401 -109.979 -69.765 GC703
のようにテキスト、一字開けで、{経度(deg)、緯度(deg),サイト名}
- 何もしないとそれ以降は無視されるようだ。
- -Jg -R :今までと同じ
- -Sc0.25:半径0.25cmの円を描く
- -G0/0/255:青色で丸を塗りつぶす。指定しないと線描きの○になる。
- -O -P >> dumpc.eps:今までと同じ。
- psxy:シンボルをプロットする。
- c:\GMT>antac.batと入力する。
出来た図dumpc.epsはGMTフォルダにあるので、epsが開けるソフトウエアで開く。
- サンプル図
- GMTフォルダーにバッチファイルを作ると便利。「メモ帳」を起動して以下のコマンドを入力する。
- 名前をつけて保存を選択し、GMTフォルダーに例えばtest-plot.batというバッチファイルを作成する。修正するときは右クリックで編集とする。
- 同じくGMTフォルダーにデータファイル(ここではant-dataフォルダーを作ってpc208.txt)を用意する。
- psxy ant-data\pc603.txt -JX15/15 -R0/0.003/0/0.015 -Ba0.001f0.001g0.001:"magnetic susceptibility(SI)":/a0.005f0.005g0.005:"ARM-susceptibility(SI)":WSne -Sc0.2 -W2,black -P -K -V > test_plot.eps
- psxy :データをプロットする
- -JX15/15:横幅を15cm、縦長も15cmとする。
- -R0/0.003/0/0.015:X軸は0から0.003、Y軸は0から0.015の範囲
- -Ba0.001f0.001g0.001:"magnetic susceptibility(SI)":/a0.005f0.005g0.005:"ARM-susceptibility(SI)"
:WSne:X軸のラベル間隔が0.001で,枠のチックマークが0.001でグリッドは0.001間隔で描きなさい、さらに軸のラベルはmagnetic susceptibility(SI)ということ。
続けてY軸も同様。さらにラベルを書くのはWSne、すなわち西と南に書いて北と東は書かない、という意味。
- -Sc0.2:半径0.2cmの円を描く。(-G0/0/255:青色で丸を塗りつぶす。指定しないと線描きの○になる。)
- -W2,black:線の太さが2番目、色は黒
- -P:紙を縦置きにする。
- -K -V:まだこれ以降にPostScriptコードの追加があるよ,の意。
つまりこれ以降にまだコマンドを使うときはこれを指定しないといけない
- > test_plot.eps :dtest_plot.epsというファイルに出力する。
- psxy :データをプロットする
- c:\GMT>test-plot.batと入力する。
出来た図test_plot.epsはGMTフォルダにあるので、epsが開けるソフトウエアで開く。
地質ニュースはラベルを日本語にせよと言われることが多いのでイラストレーター等のグラフィックソフトを使って文字を置き換える。
- プロットサンプル図
- 基本は一緒
- psxy ant-data\pc208-2.txt -JX15/5 -R0/600/0/0.08 -Ba100f20g100:"depth(cm)":/a0.01f0.002g0.01:"ARM/SIRM":WSne -W2,black -P -K -V > test_plot.eps
-Sc0.2のような指定が無ければ折れ線グラフになる - サンプル