噴火ネットの皆さま

鹿児島地方気象台が本日（２日）１４時に発表した
桜島の火山観測情報第７号をお知らせします。

　　　　　　　　　　　福岡管区気象台地震火山課　内田

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　　　　　　　　　　　　火山観測情報
　　　　　　　　　　　　　第７号

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成12年3月2日14時00分
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鹿児島地方気象台発表

　火 山 名 ： 桜　島

  火山観測情報第６号（平成12年２月21日発表）以降の活動状況をお知らせし
ます。
桜島南岳は、２月下旬になって噴火・爆発はやや減少していますが、活発な状
態は継続しています。２月21日からの噴火・爆発回数は次のとおりで、２月の
噴火回数は69回、爆発回数は44回でした。本日は13時まで噴火・爆発はありま
せん。

　月／日　2/21　22　23　24　25　26　27　28　29　3/1　
　噴火回数　０　11　３　３　２　２　０　０　０　４
　爆発回数　０　７　０　３　０　２　０　０　０　２

　21日以降では、少量と中量の噴石を９合目と６合目まで飛散した爆発が２回
ありました。特に26日00時09分の爆発では火柱200ｍを20秒間、火山雷８回を
観測し、中量の噴石を６合目まで飛散しています。
　21日13時から２日13時までの火口縁からの噴煙の最高高度は、１日06時26分
の爆発の1800ｍでした。また、震動観測点Ａ点（袴腰近く、南岳火口から西北
西4.6km）での爆発地震の最大振幅は、26日20時03分の爆発の８μｍ（マイク
ロメ−トル）でした。
　桜島南岳の噴火活動は活発です。今後しばらくの間は噴石を伴う爆発が発生
することも考えられますので十分注意して下さい。

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