噴火ネットの皆さま

鹿児島地方気象台が本日（２０日）１１時に発表した
桜島の火山観測情報第１３号をお知らせします。

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　　　　　　　　　　　火山観測情報
                       第　13　号

                                            平成11年12月20日11時00分
                                            鹿児島地方気象台発表

  火 山 名 ： 桜　島

  火山観測情報第12号（平成11年12月16日発表）以降の桜島の活動をお知らせ
します。
　桜島南岳の活動は引き続き活発で、噴火回数は16日４回、17日７回、18日２
回、19日６回で、すべて爆発的噴火（爆発）でした。本日は10時現在、噴火１
回、うち爆発１回です。この間、16日11時16分と13時47分の爆発は少量の噴石
を９合目まで飛散し、19日03時11分の爆発は少量の噴石を５合目まで飛散しま
した。16日から20日10時までの火口縁からの噴煙の最高高度は、17日07時41分
の爆発の 1500ｍでした。また、震動観測点Ａ点（袴腰近く、南岳火口から西
北西4.6km）での爆発地震の最大振幅は、17日15時30分の爆発の14μｍ（マイ
クロメ−トル）でした。
　なお、12月に入ってから20日10時までの噴火回数は61回、うち爆発は59回
で、今年に入ってからの爆発回数は209回です。
　桜島は、現在も火山性地震と火山性微動が断続的に発生し活発な状態が続い
ています。今後しばらくの間は噴石を伴う爆発が発生することも考えられます
ので、十分注意して下さい。

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