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三宅島のヘリ観測は気象庁のとりまとめにより、 自衛隊、海上保安庁、警視庁、消防庁、ほか関係各方面の協力(順不同)により、 営まれています。このところ(2001年5月現在)は、 週に3回(月水金)のペースで観測が行なわれています。
三宅島の活動はまだまだ終息する気配がみられませんので、 ヘリ観測もしばらく継続されることでしょう。 産総研(旧)地質調査所では、所員が持ちまわりで観測を担当しています。 このところ筆者(宮城)には2〜3週間に一度、順番がまわってきます。 つくばからのヘリ観測では早朝から夕方まで丸一日を費してしまうこと、 ヘリ観測報告のページ作成に翌日半日以上を費してしまうことから、 他の業務に大きな影響を与えないためには、 ヘリ観測の間隔は二〜三週間が妥当なところでしょう (もちろん、報告等、もっと手を抜けばよいのですが、それはしたくありません)。
労力を分散させる一番良い方法は、 より多人数の研究者によって観測を分担することだと思います。 上空からの目視で火山の活動状態を把握するにはあるていど訓練がいりますが、 経験者から観測のポイント等を教わることによって、 観測の質は落さずにすむと思います。
そこでこのページでは、 新規にヘリ観測者に加わった人が 私と同じ失敗「あれがあればよかったのにぃ!」を繰りかえさずに、 効率的な観測をしていただくことを目的に、 宮城が三宅島ヘリ観測の際使用しているグッズ(や経験)を紹介させていただきます。 また、防災や研究上何を重点的に観察すべきかは、ヘリ観測ページを参考に各自の知恵をしぼるのがよいと思います。
※注:このページには恐らく書きのこしがあります。
ヘリポートでお借りするもの
つくばから持参するもの
例えば、 コース1:三宅島到着時と離脱時に、噴煙を横から遠望 目的 :噴煙規模のおおまかな把握(高度、広がり) 高度は5000ft程度、速度は100kt程度、流下方向の左右一回づつ。 (イラストつき) コース2:陥没火口縁の斜め外側上方から火口内を観察 目的 :火口内噴気や、火口縁の亀裂等の把握のため 高度は3000ft程度、速度は30kt程度、条件が良ければホバリング、 風下側(噴煙)は除く、4回以上繰り返し。 (イラストつき) コース3:都道沿いの観察 目的 :山麓の泥流や植生等の把握 高度はなるべく低く、速度は50kt程度、風下側は除く、1〜2周。 という感じです。実物は手書き(字が汚ない)です。 ※但し、いままでのところこの「紙」が活躍したことはありません。 それは同乗の研究者(宮城よりずっと経験豊富)が、 これに代わってクルーに希望を出してくれているからです。