マイトナー女史

Mt マイトネリウム(Meitnerium)

     原子番号:109

 君に捧げる

 名前の由来は、物理学者マイトナー(Lise Meitner 1878-1968):Otto Hahnとともに放射能の研究に従事。プロトアクチニウムの発見者の一人でもある。放射性元素の物理学では先駆的人物。 アインシュタインのE=mc2の式から核分裂で膨大なエネルギーが得られることを予測したのもこの人である。 マイトネリウムはこのマイトナーの偉業を讃えて命名されたという話です。
 マイトネリウムのように先人の名前を付けられた元素は他に次のようなものがあります。
キュリウム(96Cm)アインスタイニウム(99Es)フェルミウム(100Fm)メンデレビウム(101Md)ノーベリウム(102No)ローレンシウム(103Lr)ラザフォルジウム(104Rf)シーボーギウム(106Sg)ボーリウム(107Bh)
 しかし、新元素を発見しそうな後輩にめいっぱい恩をかけておけば自分の名前が元素名になるかも?というせこい考えはIUPACには通用しないでしょう。
若かりし頃のマイトナー女史
 発見は1984年で、ミュンツェンベルグにより209Biに58Feイオンを無理矢理ぶっつけるというという過激な方法でなされた。 核種は2種類あるが(質量数268と266)どちらもそんな風にしか作れないので寿命は至って短い。(儚い半減期70msと3.4ms) 当然そんなものの化学物性など知る由も無し。

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