令和3年度

2022-3-22 鹿児島工業高等専門学校本科・専攻科の矢野晃誠くん、瀬戸口知希くん、潟龍平くん、仮屋園恵さんが技術研修員として産総研北海道センターで研修を行いました!

 2022年2月28日〜3月11日にかけて鹿児島工業高等専門学校本科・専攻科の矢野晃誠くん、瀬戸口知希くん、潟龍平くん、仮屋園恵さんが技術研修員として産総研北海道センターの微生物生態工学研究グループで研修を行いました。今回は、高速DNAシークエンサーを用いた菌叢解析を行うための各実験方法と原理、得られたデータの解析方法について学びました。今回の経験が矢野晃誠くん、瀬戸口知希くん、潟龍平くん、仮屋園恵さんの今後の研究や成長に繋がることをを期待しています!これからも頑張ってください!
 

黒田 恭平

 

矢野晃誠:技術研修報告

 2022年2月28日〜2022年3月11日の期間、産業技術総合研究所北海道センター生物プロセス研究部門微生物工学研究グループ黒田研究員の指導の下、技術研修生として様々なことを学びました。最初に研究場所の清潔さやコンタミ防止の徹底さなどの基本的な部分に驚きました。遺伝子解析の手順や原理も学びましたが、基本的な部分を着実に自身の研究室に伝えいきたいと思います。本研修において直接ご指導いただいた黒田さま、時沢さま、榎原さまをはじめ、成廣研究グループ長、ならびに微生物生態工学研究グループの皆さまには大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
 

産業技術総合研究所 技術研修員 矢野 晃誠

 
 

瀬戸口知希:技術研修報告

 2022年2月28日から3月11日までの二週間産業技術総合研究所北海道総合センター生物プロセス研究部門微生物生態工学研究グループ黒田先生の下、インターンという形で実務訓練を行いました。主な実務内容としてはDNA抽出、電気泳動、DNA濃度、PCRの測定などを実際に自分たちの試料を使い行いました。このインターンは、上記の実験方法を学び、原理や測定の意味などの理解をふまえ菌叢解析の考察を行うことを目標に実務をしました。今回のインターンシップでは北海道センターの方々の研究に対する姿勢や取り組みなど実務における内容以外でも学ぶことが多く、一日一日が終わるたび良い経験をさせていただきました。また、ジンギスカンやクラーク像など実務以外でも札幌を観光させていただき、とても有意義な二週間を過ごすことができました。最後に、実務を行う上でご指導いただいた、黒田先生、時沢さん、榎原さん、富田さん、そして成廣研究グループ長、誠にありがとうございました。鹿児島では自分たちの研究室の学生に学んだことを伝えて、より良い研究ができるように努めてまいりたいと思います。
 

産業技術総合研究所 技術研修員 瀬戸口 知希

 
 

潟龍平:技術研修報告

 2021年2月28日から2022年3月11日までの2週間、産業技術総合研究所北海道センター生物プロセス研究部門微生物生態工学研究グループ黒田研究員の指導の下、研修を受けました。土壌に含まれる微生物のDNA抽出からPCRまでの微生物生体工学の基礎となる実験を経験させていただきました。また、遺伝子解析も経験させていただき、大変為になりました。本研修において指導してくださった黒田様、時沢様、榎原様をはじめ、成廣研究グループ長、並びに微生物生態工学研究グループの皆様、大変ありがとうございました。この経験をこれからの研究に生かしていきたいと思います。
 

産業技術総合研究所 技術研修員 潟 龍平

 
 

仮屋園恵:技術研修報告

 今回は10日間にわたり、産業技術総合研究所北海道センター生物プロセス研究部門微生物生態工学研究グループ黒田研究員の指導の下、技術研修員として技術研修を行いました。土壌サンプルからのDNA抽出、PCR増幅・精製、菌叢解析を行いました。菌の種類からみたサンプル間の菌の組成の違いなどの今までまったく携わってこなかった技術の習得はもちろんのこと、研究に対する姿勢や社会で生きていくうえで必要なことまで多くのことを学ばせていただきました。「餌を待っているのではなく、自ら取りに行く」という教えを忘れず、チャンスがあれば恐れず飛び込んでみます。ここで教わった心得を継続し、今後の研究活動に励んでまいります。今回は貴重な経験をさせていただきありがとうございました。本研修においてご指導いただいた黒田先生、時沢さん、榎原さん、富田さんをはじめ成廣研究グループ長、ならびに微生物工学研究グループの皆様には大変お世話になりました。また、伺わせていただける機会がありましたらよろしくお願いいたします。今後も広い分野を学び、独創性に優れた技術者になれるよう邁進いたします。
 

産業技術総合研究所 技術研修員 仮屋園 恵

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2022-3-6 長岡技術科学大学の五十嵐智哉くんが技術研修員(実務訓練生)として産総研北海道センターで研修を行いました!

 2021年11月5日〜2022年2月18日にかけて長岡技術科学大学の五十嵐智哉くんが技術研修員及び実務訓練生として産総研北海道センターの微生物生態工学研究グループで研修を行いました。今回は、「環境中に生息する微生物の多様性と代謝機能解明に向けた分子生物学的・情報科学的技術と微生物の培養技術の習得」を研究テーマとして3.5ヶ月間技術研修に励みました。五十嵐くんのお陰で研究も進展し、私を含めテクニカルスタッフのみなさんも感謝しておりました。五十嵐くんのさらなる成長と、今後の活躍を期待しています!
 

黒田 恭平

 

五十嵐智哉:技術研修報告

 2021年11月5日から、2022年2月18日までの約3ヶ月半、産業技術総合研究所北海道センター生物プロセス研究部門微生物生態工学研究グループ黒田研究員の指導の下、技術研修生として実務訓練を行いました。芳香族化合物含有廃水の効率的処理方法の開発とその処理機構の解明をテーマに、主にUASBリアクターの運転管理に従事いたしました。微生物生態工学における主要な実験をはじめ、遺伝子解析についても経験させていただき、自身のスキルアップにつながる大変有意義な機会となりました。またプライベートでは、観光やジンギスカンを食べに連れていってくださり、札幌を満喫することができました。本研修において直接ご指導いただいた黒田さま、時沢さま、榎原さまをはじめ、成廣研究グループ長、ならびに微生物生態工学研究グループの皆さまには大変お世話になりました。またいつか、どこかでお会いできることを楽しみに、本研修で学んだことを活かし自身の研究に精進して参ります。本当にありがとうございました。
 

産業技術総合研究所 技術研修員 五十嵐智哉

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2022-2-3 長岡技術科学大学大学院の蔵下はづきさん(産総研・技術研修員)と共著の英語論文がNematological Researchに掲載されました!

 長岡技術科学大学大学院の蔵下はづきさん(産総研・技術研修員)と共同筆頭で執筆した英語論文「Phylogenetic analyses of the lotus root-parasitic nematodes Hirschmanniella diversa and H. imamuri based on the 18S ribosomal RNA (rRNA) gene and 5.8S rRNA gene/internal transcribed spacer region」がNematological Research(冊子体、WebもJ-stageにて公開)に掲載されました!
 本論文はレンコン寄生性線虫Hirschmanniella diversaとH. imamuriおよびその他近縁種の18S rRNA遺伝子と5.8S rRNA遺伝子/ internal transcribed spacer (ITS) 領域の系統解析を行い,Hirschmanniella属の系統と宿主の関係性を整理したものになります。この成果がレンコン黒皮線虫病防除やその他ネモグリセンチュウの進化を解き明かすための基礎的知見に繋がることを期待しています。蔵下さん、筆頭での英語論文3本目おめでとうございます!
 

黒田 恭平

 

蔵下 はづき:英語論文の出版報告

 Nematological Researchに投稿した論文の製本が届きました。昨年、レンコンネモグリセンチュウ、イマムラネモグリセンチュウの分子系統解析の結果をまとめた論文の執筆を行いました。レンコンの連作障害という一つのテーマから始まった研究も未だに明らかになっていないことは多くのだと感じました。一つの課題について表面上だけでなく、深く様々な観点から見ていくことが重要だと学びました。今後も精進していきたいと思います。
 

産業技術総合研究所 技術研修員 蔵下はづき

 
 

2021-12-29 長岡技術科学大学大学院の蔵下はづきさん(産総研・技術研修員)と共著の英語論文がAgronnomyに掲載されました!

 長岡技術科学大学大学院の蔵下はづきさん(産総研・技術研修員)と共同筆頭で執筆した英語論文「Chemical and Microbial Characteristics of Blackening Disease in Lotus (Nelumbo nucifera Gaertn.) Caused by Hirschmanniella diversa Sher」がAgronomy(2021年IF: 3.417, Q1)に掲載されました!
 本論文は植物寄生性線虫であるレンコンネモグリセンチュウの加害により発生するレンコン黒皮線虫病(レンコン皮表面に黒斑点ができる病害)について、圃場調査、黒斑点の化学分析と微生物生態解析を組み合わせることで、黒斑点がリンと鉄の化合物であること、その物質が鉄還元細菌の作用により形成されることを初めて示唆した論文になります。この成果がレンコン黒皮線虫病の予防や防除に繋がることを期待しています。蔵下さん、論文執筆お疲れ様でした!これからの活躍も期待しています!
 

黒田 恭平

 

蔵下 はづき:レンコン黒点形成機構解明に関する英語論文の出版報告

 11月5日に投稿を行った、レンコン黒点形成機構解明に関する論文が受理されました。レンコンに関する研究は、私が都城高専の本科5年にいたときから始まり、今では多くの研究機関の方々に支えられて研究を行うことができています。これまで行ってきた研究内容が多くの方々に広まっていることを嬉しく思います。また、これまでの結果が農家の方々にうまく還元できるように今後も精進したいと思います。
 

産業技術総合研究所 技術研修員 蔵下はづき

 
 

2021-11-13 蔵下はづきさんが2021年度日本線虫学会大会 (第28回大会)に参加・研究発表を行い、若手研究者賞を受賞しました!

 2021年11月5日〜11月6日にオンラインで開催された「2021年度日本線虫学会大会 (第28回大会)」に産総研技術研修員の蔵下はづきさんが参加し、ポスター発表を行いました。
 ポスターセッションは、私がこれまで参加した中で一番長い1時間が設定されていましたが、質問が途切れずに最後まで有意義なディスカッションができたみたいです。また、線虫学会では線虫の基礎から応用まで幅広い研究発表があり、非常に勉強になる2日間でした。最後の表彰式では蔵下さんが若手研究者賞を受賞することができ、彼女にとっても今後の研究の励みになったのではないかと思います。蔵下さん、おめでとうございます!そして発表お疲れ様でした!
 

黒田恭平

 

蔵下はづき:2021年度日本線虫学会大会 (第28回大会)参加報告

 11月5日から6日に開催された日本線虫学会第28回大会に蔵下はづきが参加しました。今年が初めてのオンラインでの線虫学会となり、例年より多くの方が発表に参加されたそうです。学会では、口頭発表とポスター発表があり、私は若手研究ポスター賞に応募しました。ポスター発表では一時間の質疑があり、その中で多くの線虫を研究する方々に足を運んで頂きました。幸運なことに、多くの方に研究内容を評価していただき、若手研究ポスター賞を受賞しました。まさか自分がポスター賞をいただけると思っていなかったので、授賞式の挨拶はグダグダになってしまったのですが、とても嬉しかったです。今回のことを励みにより一層頑張っていきたいと思います。
 

産業技術総合研究所 技術研修員 蔵下はづき

 
 

2021-11-10 新島二葉さん、前田稜太くん、黒田が日本微生物生態学会第34回大会に参加・研究発表を行いました!

 2021年10月30日〜11月2日にオンラインで開催された「日本微生物生態学会第34回大会」に都城高専専攻科の新島二葉さん、前田稜太くん、産総研黒田が参加し、ポスター・口頭発表を行いました。
 私は「嫌気海洋環境を模擬した生分解性プラスチックの分解性評価」の題目で発表いたしました。今までと少し違う分野で準備に戸惑いましたが、有意義なプレゼンテーションをすることができました。また、日本微生物生態学会では、学術的側面の強い基礎研究も多く、大変勉強になる4日間でした。また、新島さん、前田くんもポスター発表をすごく頑張っていて、研究や勉強の成果が出せていたのではないかと思います。新島さん、前田くん、研究発表お疲れ様でした!!
 

黒田恭平

 

新島二葉:日本微生物生態学会第34回大会参加報告

 10月30日から11月2日にかけてオンラインで開催された日本微生物生態学会第34回大会に参加しました。ポスターはオンライン会場に掲載され、当日は20分間のポスターディスカッションを行いました。座長の方が在中しない形式だったこともあり、時間の使い方や質疑応答で上手くいかなかった部分もありました。しかし、研究内容の理解を深めるために勉強を行った期間は楽しく、そして、自分を成長させることができました。また、4日間の学会期間を通して、微生物の面白さ・奥深さや研究者の方々の熱意を肌で感じることができました。今回の反省点や新しく得た知識を今後の研究生活に活かしていきたいです。本学会に参加させてくださった黒田先生をはじめ、研究のご指導をしてくださった共著者の皆様に深く感謝申し上げます。
 

都城高専専攻科 新島二葉

 

前田稜太:日本微生物生態学会第34回大会参加報告

 10月30日〜11月2日にオンラインで行われた日本微生物生態学会第34回大会に参加し、ポスター発表を行いました。今回の学会では、ポスター作成や発表準備などを通じて自分の研究について考察を深める良い機会になったとともに、まだまだ自分自身の研究への知識が不足していると感じました。また、自分の研究の参考になるような発表も多数行われており、学会への参加を通じて多くの勉強をすることができました。今回の学会への参加を通じて感じたことや勉強した事を今後の研究に活かしていければと思います。これから論文の投稿や日本水環境学会への参加も控えているので、より一層研究に励みたいと思います。
 

都城高専専攻科 前田稜太

 

2021-10-2 鹿児島高専との共同研究の成果がMicrobes and Environmentsに掲載されました!

 鹿児島高専との共同研究の成果として執筆した英語論文「Ecogenomics Reveals Microbial Metabolic Networks in a Psychrophilic Methanogenic Bioreactor Treating Soy Sauce Production Wastewater」がMicrobes and Environments(2020年IF: 2.912, Q2)に掲載されました!
 本論文は嫌気環境における微生物の増殖に必須ではありますがその分解経路に関する知見が乏しいアミノ酸に着目し、その複雑な分解経路をメタゲノム・メタトランスクリプトーム解析により明らかにした研究になります!本論文の実験をお手伝い頂いた蔵下はづきさん(謝辞記載)、本論文執筆にご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
 

黒田 恭平

 

2021-10-2 蔵下はづきさんが令和3年度全国大会 第76回年次学術講演会に参加・研究発表を行いました!

 2021年9月6日〜9月10日にオンラインで開催された「令和3年度全国大会 第76回年次学術講演会」に産総研技術研修員の蔵下はづきさんが参加し、口頭発表を行いました。
 オンラインでの発表はやはり雰囲気が掴みづらいこと、発表分野が少し違ったことから蔵下さんとしても満足の行く発表とはなりませんでした。ですが、着実に研究は進んでいますので、今回の経験を糧に今後も励んでほしいと思います。蔵下さん、研究発表お疲れ様でした!!
 

黒田恭平

 

蔵下はづき:令和3年度全国大会 第76回年次学術講演会参加報告

 オンラインで開催された令和3年度 土木学会全国大会に蔵下はづきが参加しました。コロナの感染拡大による影響で本年度もオンラインでの開催となり、会場での発表と雰囲気が違うようでまだ慣れないものがあります。水環境学会から少し時間も経ってしまい、久しぶりの発表となってしまった為か、発表はあまり上手くはいきませんでした。自分自身、研究に関する知識、発表練習が不足していたことが如実に表れた機会だったと思っています。これから、改めて今後の進路などを真剣に考え、自分自身と向き合えたらと、思っています。
 

産業技術総合研究所 技術研修員 蔵下はづき

 
 

2021-8-21 都城高専専攻科の新島二葉さん(産総研・元技術研修員)と共著の英語論文がEnvironmental Technology & Innovationに掲載されました!

 都城高専専攻科の新島二葉さん(産総研・元技術研修員)と共同筆頭で執筆した英語論文「Assessing the effect of green tuff as a novel natural inorganic carrier on methane-producing activity of an anaerobic sludge microbiome」がEnvironmental Technology & Innovation(2021年IF: 5.263, Q1)に掲載されました!
 本論文は加工端材として排出される廃棄物資源である緑色凝灰岩の新たな利用方法として、メタン発酵促進材の効果を検証したものになります。本研究では、緑色凝灰岩を添加したメタン生成活性試験を行うことで、特にプロピオン酸を基質とした場合のメタン生成活性が向上すること、16S rRNAに基づくシントロフの生理活性が増加することを確認しています。これらの成果が新規バイオテクノロジーの開発に繋がることを期待したいと思います!新島さん、論文執筆お疲れ様でした!本当におめでとうございます。これからのより一層の活躍も期待しています!
 

黒田 恭平

 

新島 二葉:新たなメタン生成活性促進材としての緑色凝灰岩の効果の検証に関する英語論文の出版報告

 本年度、緑色凝灰岩添加によるメタン生成促進効果と微生物活性への影響評価についての英語論文をEnvironmental Technology & Innovationの方へ投稿し、無事にアクセプトされました。本論文は、私の初めての論文でしたが、英文の書き方や結果の考察など自分の知識が足りないことばかりでした。しかし、黒田先生にアドバイスを頂きながら図表の作成を進めていくうえで、多くのことを学ぶことができました。今後は、今回の執筆で学んだことを活かして、より論理的な考察ができるようになりたいです。また、今回のアクセプトに至るまで、黒田先生をはじめ多くの方にご協力・ご助言賜りましたこと、心から感謝申し上げます。
 

産業技術総合研究所 元技術研修員 新島二葉

 
 

2021-6-1 前田稜太くんが高専機構学生表彰理事長賞を受賞しました!

 都城高専専攻科物質工学専攻2年の前田稜太くんが、令和2年度の研究業績を評価され高専機構学生表彰理事長賞を受賞しました!前田稜太くんは、令和2年度に査読付論文1報(筆頭著者)を発表し、国際学会の発表賞1件、国内学会の発表賞1件を受賞しています。先輩から続いて3年連続の高専機構学生表彰理事長賞受賞ということで、前田くんの今後の学生生活の励みになるのではないかと思います。これからの前田くんの活躍に期待したいと思います!本当におめでとうございます!!

黒田 恭平

 

前田稜太:「令和2年度高専機構学生表彰理事長賞」受賞報告

 この度は高専機構学生表彰理事長賞という名誉ある賞をいただき、大変光栄に思います。昨年度は新型コロナウイルスの影響で学校へ登校することができず、研究活動が制限されていた時期もありましたが、論文の執筆やオンライン学会への参加を通じて多くの貴重な経験をすることができました。研究活動を支えてくださった黒田先生、都城高専の野口太郎先生をはじめ、共同研究者の皆様へ心から感謝申し上げます。今年度もコロナウイルスの影響が心配ですが、より一層研究に励み、2年連続の受賞をすることができるように頑張りたいと思います。
 

前田 稜太

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2021-4-19 蔵下はづきさん、新島二葉さん、前田稜太くん、穐田南海さんが第55回日本水環境学会年会(2020年度)に参加・研究発表を行いました!

 2021年3月10日〜3月12日にオンラインで開催された「第55回日本水環境学会年会(2020年度)」に産総研技術研修員の蔵下はづきさん(当時:長岡技術科学大学GD1)、新島二葉さん、前田稜太くん(当時:都城高専専攻科1年)、穐田南海さん(当時:都城高専3年)が参加し、研究発表を行いました。蔵下さんは口頭発表とポスター発表、新島さん、前田くん、穐田さんはポスター発表を行いました。
 オンラインでの発表はなかなか難しく、質問しづらい雰囲気もありましたが、無事に前田くんが「年会学生ポスター発表賞(ライオン賞)」を受賞することが出来ました!他の3人は残念でしたが、ポスターの内容や作り込みについてはどの参加者にも負けていなかったと思います。次の年会での活躍を期待しています。2020年度の研究活動お疲れ様でした!!
 

黒田恭平

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蔵下はづき:第55回日本水環境学会年会参加報告

 3月10日から12日にかけてオンラインで開催された第55回日本水環境学会年会に参加しました。今年はオンラインでの開催ということもあり、例年とは異なる形の学会参加となりました。私が応募したクリタ賞では、ポスター発表と口頭発表を行いました。オンラインでの発表ということもあり、多くの人が見ている中での発表だったためとても緊張しました。一次審査には通ったものの、本番までの準備不足があり、クリタ賞を受賞することは出来ませんでした。後悔は残りますが、来年の富山大学で開催される水環境学会でのクリタ賞受賞に向けて励みたいと思います。
 

産業技術総合研究所 技術研修員 蔵下はづき

 

新島二葉:第55回日本水環境学会年会参加報告

 2021年3月10日〜3月12日にオンラインで開催された第55回日本水環境学会年会に参加しました。ポスターはオンライン会場に掲載され、当日は質疑応答のみとなりましたが、自分の勉強不足や伝え方をもっと改善すべき点が多く見つかりました。また、オンライン開催で期間中ずっとポスターが掲載されていたこともあり、自分に不足していた基礎的な知識やポスターの作り方、発表の仕方などをじっくり学ぶことができました。今回の反省や新しく得た知識を、今後の学会発表や学内発表に生かしていきたいです。そして、お忙しい中夜遅くまでポスターの修正や発表練習にお付き合いくださった黒田先生をはじめ、共著者の皆様に深く感謝申し上げます。
 

都城工業高等専門学校専攻科1年 新島二葉

 

前田稜太:第55回日本水環境学会年会参加報告

 3月10日から12日に開催された日本水環境学会年会に参加しました。今年はオンラインでの開催で、例年と比べて限られた期間でポスターを作成する必要があったことや、コアタイムが4分間の質疑応答のみだったこともあり、難しく感じる部分もありましたが、ライオン賞を受賞することができました。このような素晴らしい賞を受賞することができてとても嬉しかったです。黒田先生をはじめ、研究のご指導をしてくださった共著者の皆様に深く感謝いたします。賞は受賞することができましたが、質疑応答では反省点もあったので、今後も更に研究活動を頑張りたいと思います。
 今回の学会は多くの大学、研究機関が参加する学会ということもあり、多くの発表を見て勉強する非常に良い機会にもなりました。今回勉強したことを今後に繋げていけたら良いと思います  

都城工業高等専門学校専攻科1年 前田稜太

穐田南海:第55回日本水環境学会年会参加報告

 水環境学会年会で発表をさせていただきました。オンライン開催で、実際の会場の雰囲気を感じることは叶いませんでしたが、とても貴重な経験になりました。また、ほかの大学の方々の発表や質疑応答から、研究のレベルの高さを実感しました。今回分かった自分の反省点を活かし、今後も研究活動に励みたいです。
 

都城工業高等専門学校3年 穐田南海

 
 

2021-4-1 HPを令和3年度仕様に変更を行いました!

 令和2年度は大変お世話になりました。令和3年度も引き続き我々の研究についてご支援頂けると幸いに存じます。今後ともどうぞ何卒よろしくお願い申し上げます。

黒田 恭平