過去の在籍メンバー (ラボOBは少ないですが、皆それぞれの道に進んでいます。)
(2005年〜)  ()内は産総研での職 

2014年度
 三松 沙織 (筑波大学大学院 生命環境科学研究科) 現職:安川電機 基盤技術研究所
  5人目に指導した学生。とても勤勉で優秀で、勉強が好きな人でした。多くの論文を読んで、
  新しいことを学ぶことが好きでした。研究室配属されてから、工学部の2年生程度の
  数学や物理学を聴講し、学び、機械関係の企業に、研究職として就職しました。現在は
  産業ロボットの電源関係の開発をしています。生物物理系から工学系への転身は立派です。

2012年度
 内堀 そよみ (筑波大大学院 生命環境科学研究科) 現職:株式会社 NTTデータ
  4人目に指導した学生。数理的な解析が本当に好きな人でした。好きこそものの上手なれ。
  という例えの通り、非常に良い数値解析の結果を出しました。失敗しても、最後まで諦めず、
  ねばり強く頑張り、良い仕事にしました。現職はシステムエンジニアで、きっと良い仕事をしている
  ことでしょう。会社訪問した後輩によると、楽しそうに働いているとのことです。  

2011年度
 倉持 麻衣子(筑波大大学院 生命環境科学研究科)
          現職:株式会社 島津製作所 (基盤技術研究所)
  3人目に指導した学生。ひらめきと、アイディアと、独創性と才能の人。でも、体力はないので、
  ちから技は苦手。細胞核内を動くヌクレオソームの動態解析をし、核内を動く粒子の実体を
  明らかにしました。修士論文の口頭諮問が、高得点(審査員10名の平均点)で、研究科長表彰
  専攻長表彰を受けました。
  2010年 日本バイオイメージング学会でベストイメージカールツアイス賞を受賞しました。
  学振DCにも内定していましたが、企業の研究所への就職を選びました。
  新しい分野で頑張ってください。活躍を期待します。

 シロクロちゃん(猫です)
  皆のアイドル猫でしたが、15歳で☆になりました。
    
2009年度
 小島亜矢子 (産総研 テクニカルスタッフ) 現職:子育て中
  分子生物学実験の立ち上げに貢献してくれました。本当に助かりました。子育て
  頑張ってください。

2008年度
 東ヶ崎 健 
(筑波大大学院 生命環境科学研究科) 現職:株式会社ファンケル(総合研究所)
  岩楯君の次に、指導した2人目の学生です。Arp2/3のイメージングの仕事で修士号を
  取りました。就職は内定3社(製薬(開発職)2社、化粧品メーカー(研究職)1社)とり、
  ファンケルに就職しました。企業就職し、働きながら博士取得を目指しており、まもなく
  取得できそうです。今後も応援します(頑張れ!)。

 海老原 利枝 (ポスドク) 現職:産総研・テクニカルスタッフ
  努力と根性の人。成長円錐のアクチン関連タンパク質の可視化の仕事を新潟大学と
  共同で進めました。ノックアウトマウスの作成を含めた分子生物学、解剖学、
  神経生物学が専門で、私のところで、顕微鏡によるイメージングを駆使した細胞骨格の
  研究をしました。顕微鏡の腕は一流です。新しい職場でも、活躍中とのことです。

 渡辺顕司 (筑波大大学院 システム情報工学研究科 コンピューターサイエンス専攻
         (大津・栗田パターン認識研究室所属)博士号早期取得(3年を2年に短縮))

         現職: 産総研 研究職
  
コンピューターの画像処理が専門です。私が顕微鏡画像を提供したので、ミーティングに
  出ていました。コンピューターによるビジョンの専門家です。いろいろアドバイスを貰い
  助かりました。機会があれば共同研究をしましょう!

2007年度
 金田雅充
(筑波大大学院・上田研) 現職: 米国の大学 Asistant Prof.
  
時々助っ人に来てくれました。困ったときの金田君頼みでした。(深謝!) 優秀な業績で
  博士を取得し、研究科長表彰、専攻長表彰を受けました。米国での活躍を期待します
  
最近、スタンフォードのポスドクを経て独立し、米国でラボを構えたそうです。

2006年度
 三好洋美
(NEDO・ポスドク)  現職: 理化学研究所(和光)
  研究室の運営に貢献し、講習会も担当しました。細胞核の運動解析をしました。
  理研でも活躍を期待します。

 戸高玲子
(テクニカルスタッフ) 現職: 国立感染症研究所(東京)
 白川彩弓
(テクニカルスタッフ) 現職: 産業技術総合研究所、糖鎖医工学センター(つくば)
 
 二人は様々な研究室の仕事をしながら、分子生物学実験の基礎を作ってくれました。
  深謝。顕微鏡観察の腕は相当なものでした。つくばに戻る時は連絡ください。
   「プロテオミクスの手法で同定された成長円錐のアクチン関連蛋白質の網羅的動態観察」
  白川彩弓,戸高玲子1,野住素広2,小澤睦2,五十嵐道弘2,加藤薫1
  (1産総研・脳神経,2新潟大・医)がバイオイメージング学会ベストイメージ賞(晝馬賞)
*を受賞)

 長妻幸子
(秘書)
  ご家庭に入り、幸せにお過ごし下さい。


一緒に仕事をした人たち
(〜2005年まで)(肩書きは当時のもの)

 岩楯好昭 (早大理工・院生)  現職: 山口大学理学部 准教授 (さきがけ研究に採択)
  繊毛虫の細胞内カルシウム計測の系を作りました。良い仕事になりました。
  山口大学の先生になってます。最初の弟子のつもりです。
  さきがけ研究も取得し、研究者の道を歩んでいます。また一緒に仕事をしましょう!

 Kasia Hammar  (Marine Biological labo. Woods Hole, USA, テクニシャン)
  アメフラシの神経細胞の培養を彼女から習いました。アメリカ時代の細胞は
  彼女が作ってくれました。

 保田壮一郎 (東大医・院生)  現職: 国際医療福祉大学 病院准教授
  単離心筋の張力計測システムを杉浦先生(東大・医)と私と3人で協力して。帝京大学で
  組み立てました。保田先生は、温厚な循環器内科医でした。仕事を評価され、アメリカで
  研究を行いました。単離心筋の仕事は、日刊工業新聞の記事になりました。
  アメリカでの単離心筋の仕事はNature Articleとして、掲載されました。
  日本に戻り、循環器内科医をされています。同僚がお世話になり、命拾いしました。

 吉田史子 (産総研・テクニカルスタッフ) 
  今の研究室の、細胞培養のシステムと、GFPの系を立ち上げ、基礎を作りました。
  深謝です。片腕として頑張ってくれました。GFP-ファシンの画像はバイオイメージング
  学会でベストイメージ賞をとりました。また、顕微鏡写真がニコンの顕微鏡カタログに
  載りました。