Hirano's Homepage

last updated 2024
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Profile
平野 篤(Atsushi Hirano)博士(工学)
国立研究開発法人産業技術総合研究所
ナノ材料研究部門
CNT機能制御グループ
主任研究員
(併任)筑波大学数理物質系准教授(協働大学院)
(併任)JSTさきがけ研究者
〒305-8565 茨城県つくば市東1-1-1 中央第5
TEL:050-3521-2955
E-mail:hirano-a*aist.go.jp(*を@に変更して使用してください。)
学経歴
  • 2002年4月-2004年3月: 静岡大学工学部機械工学科
  • 2004年4月-2006年3月: 筑波大学第三学群工学基礎学類 学士(工学)「塩を用いたリゾチームの凝集抑制機構の解明」
  • 2006年4月-2008年3月: 筑波大学大学院数理物質科学研究科電子・物理工学専攻 修士(工学)「タンパク質製剤の可溶化に向けた難溶性小分子の分散法」
  • 2008年4月-2010年3月: 筑波大学大学院数理物質科学研究科電子・物理工学専攻 博士(工学)(早期修了)「塩とアミノ酸溶液中のタンパク質と核酸の熱力学的安定性」
  • (同上期間:(独)日本学術振興会特別研究員DC1「生体模倣系でのタンパク質凝集の観測と機構解明」)
  • 2010年4月-2011年3月: 独立行政法人日本学術振興会特別研究員PD「生体模倣系でのタンパク質凝集の観測と機構解明」
  • 2011年4月-2014年9月:ナノシステム研究部門ナノ炭素材料研究グループ 研究員
  • 2014年10月-2015年3月:ナノシステム研究部門ナノ炭素材料研究グループ 主任研究員
  • 2015年4月-現在:(現職)ナノ材料研究部門CNT機能制御グループ 主任研究員

  • 2022/08/02- Frontiers in Physics: Review Editor
  • 2022年4月-2024年3月:(併任)千葉工業大学大学院 客員教授
  • 2023年10月-現在:(併任)JSTさきがけ研究者
  • 2024年4月-現在:(併任)筑波大学数理物質系准教授(協働大学院)

研究実績

学術論文 (論文リスト)

      Google Scholar   0000-0002-4138-0308  


解説記事等

Reviews

  1. Atsushi Hirano, Kentaro Shiraki, Tomoshi Kameda. Effects of Arginine on Multimodal Chromatography: Experiments and Simulations. Curr. Protein. Pept. Sc., 20(1), 40-48 (2019) .
  2. Tsutomu Arakawa, Atsushi Hirano, Kentaro Shiraki, Takako Niikura, Yoshiko Kita. Advances in characterization of neuroprotective peptide, Humanin. Curr. Med. Chem., 18 (36), 5554-5563 (2011).
  3. Kentaro Shiraki, Atsushi Hirano, Yoshiko Kita, A. Hajime Koyama, Tsutomu Arakawa. Potential application of arginine in interaction analysis. Drug Discov. Ther., 4, 326-333 (2010).

Commentary

  1. Atsushi Hirano. What is Aromaphilicity? Biophysics and Physicobiology
  2. 平野 篤, 亀田 倫史.アロマフィリシティ・インデックス:芳香族表面に対するアミノ酸の親和性 生物工学 vol. 100 (1) 29-37 (2022)
  3. 平野 篤, 亀田 倫史.アミノ酸側鎖と芳香族表面の親和性(アロマフィリシティ):実験による定性評価と分子動力学計算による定量評価 生物物理 vol. 62 (1) 46-49 (2022)
  4. 加藤 且也, 北村 昌大, 永田 夫久江, 李 誠鎬, 奥田 徹哉, 平野 篤, 笠原真二郎.抗体医薬製造のコスト低減に向けて―多孔質ジルコニアによる簡便な抗体精製法の開発― セラミックス vol.56 (4), 224-247 (2021)
  5. 平野 篤.特集 ナノカーボンとバイオの接点 「特集によせて」 生物工学 vol.95, No. 12 (2017)
  6. 平野 篤.アルギニンを利用した化合物の可溶化と分散 生物工学 vol. 93 (5) 268-272 (2015)
  7. 平野 篤, 亀田 倫史.溶解剤としてのアルギニン:難水溶性薬剤への応用 生物物理 vol. 54 (1) 26-27 (2014)
  8. 平野 篤, 白木 賢太郎. 生物工学基礎講座―バイオよもやま話― 姿をかえるタンパク質.生物工学会誌 vol. 89, 404-407 (2011).
  9. 白木 賢太郎, 平野 篤, 浜田 寛之. タンパク質凝集抑制剤の構造. 生物工学会誌 vol. 84, No. 10, 395-397 (2006).

Books and Others

  1. 分担執筆. タンパク質、細胞の吸着制御技術 第8節 ナノカーボン材料表面へのタンパク質の結合機構:アミノ酸レベルでの理解 技術情報協会 2024年9月30日.
  2. 分担執筆. バイオプロセスを用いた有用性物質生産技術 4節 マルチモーダルクロマトグラフィー 技術情報協会 2022年11月30日.
  3. 分担執筆. 導電性材料の設計,導電性制御および最新応用展開 第6 節 タンパク質を用いたカーボンナノチューブの分散技術とその原理 技術情報協会 2021年12月24日.
  4. 分担執筆. 相分離生物学の全貌(現代化学増刊46),第W部 生物学的相分離の理論 35.アミノ酸の溶解度から考えるタンパク質の溶解性と安定性 東京化学同人 2020年11月16日.
  5. 分担執筆. 導電性フィラー,導電助剤の分散性向上,評価,応用 技術情報協会 2015年6月30日.
  6. 平野 篤, 白木 賢太郎.生物工学よもやま話―実験の基本原理から応用まで,1.8. 姿をかえるタンパク質,学進出版、2013/11/25
  7. 分担執筆. 工業用炭素材料,ナノカーボン材料の表面処理 -ノウハウ- 技術情報協会 2011年12月28日.
  8. 松岡 常吉、冨田 峻介、平野 篤. #041「タンパク質熱凝集を抑制する化合物」公開日 2008/6/30: 蛋白質科学会アーカイブ, 1, e041 (2008)



知的財産権

  • 特願2016-029888,カーボンナノチューブを用いたジスルフィド結合形成反応
  • 特願2015-011553,カーボンナノチューブの溶出・回収方法
  • 特願2009-245773, 特開2011-116624 水系媒体中へのカーボンナノチューブの分散方法、および分散させたカーボンナノチューブの精製方法
  • 特願2008-207851, 特開2010-042956, 特許第5224515号 水系媒体中へのカーボンナノチューブの分散方法



    外部資金

    公的資金


    (代表)

    (分担)

    民間資金

    代表
    1. 2022年度 500千円
    2. 2021年度 10,180千円
    3. 2020年度 1,200千円
    4. 2019年度 4,000千円
    5. 2018年度 800千円

    受賞

    1. 第33回(2012年秋季)応用物理学会「講演奨励賞」
    2. 筑波大学大学院数理物質科学研究科長賞 (2010/3/25)